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続・三月半ばにしてこの雪

今年は暖冬でずっと雪不足だったのが、どういうわけか三月になったらまぁよく降ること。
12-13日と降った後の昨日14日の快晴。

谷川岳は9日から『谷川岳遭難防止条例』が発効。
危険区域への立ち入りが禁止となった。
スキー・スノーボードでの滑走もこれに準ずる、とあるから、どんなにいい雪が降っても谷川は俺的にはもう終了。

手っ取り早いのは『かぐらエリア』。
だが、あのロープウェイと五ロマの混雑&運動会を思い浮かべると躊躇したくなるが、シーズンパスも持っていることだし、手っ取り早くパウダー楽しむにはその混雑も我慢か・・・
ということで、昨日もかぐらへ。

月曜日もここに来たが、朝のこの時点では月曜日より空いているようだが・・・・・・・

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でも、結局のところ、第一便のロープウェイに乗った時は以下の通りだ。

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ゴンドラへ移動するときに横パウをやってみたら、けっこう三俣の標高でもいい雪。
ちょっと期待。

ゴンドラで移動中、山上駅手前からジャイアントを望むとノートラック。
前日はかぐらは動かさなかったみたいで、これならパウダーの「パ」の字くらいはいただけるか、と、到着したらジャイアントに真っ先に飛び込む。
ま、そこそこ楽しめるのだが、やっぱりここ、斜度が足りないよな~~~
谷川岳を滑っている身から見ると、ジャイアントの斜度はほぼ真っ平に感じる。

これが⇩上級者コース?とは思えないくらい真っ平。
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この日もゲレンデ二本回して五ロマの開門に並ぶ。
このころには恐ろしいほどの行列。

先頭部分は殺気立ってるっていうか、運動会の駆けっこのピストルが何時鳴るか待ってる、といった様相を呈している。
この光景にはいつもうんざりする。
そして、そう思いながらもここに並んでいる自分が悲しくなったりする。

パトロールから許可が出ると一斉に駆け出す。
裏山を除けば、そんなに走っていくほど面白いところなんて無いのにねぇ・・・・・・
慌てふためいてぶつかってくる奴もいるし、危険極まりない。
バカバカしいので俺はのんびり移動。
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五ロマから降りてバックカントリーエリアへ。
やっと喧騒から逃れることが出来てホッとする。

ビーコンチェッカーが設置してあっても、ビーコンチェッカーがあることさえ知らずに管理区域外に出ていくゲレンデの延長ライダーたちには何の意味もなさない。
日本人ライダーもさることながら、驚くほど多いのが人民解放軍というか習近平ファミリーだ。
彼らにもビーコンチェッカーは何の意味もなさない。

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人がいっぱい入っているとはいえ、やはり裏山まで来ると静かだ。
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ようやくドロップポイントに到着。
大休止をして、今日は独りで北面にドロップ。
まさか、南岸系の雪なのに信じられないくらい、いい雪。
この後の様子はこちらYouTube にて。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-03-15 16:34 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

いい降りです

未明から降り出した。
「みなかみ」はいい降りっぷり。
でも、南岸の雪だからベチョベチョ雪。

標高上げればいい雪があるかどうか気になるところだ。
谷川岳は3月9日から4月12日までの間危険区域での登山が禁止となった。
『谷川岳遭難防止条例第7条』
スキーやスノーボードもこれに準ずる旨の記載があるので、登山者と同様の扱いになり、マチガ沢危険区域滑走は原則禁止となる。

さて・・・・・そろそろ滑るエリアの転換だ。

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# by sakusaku_fukafuka | 2024-03-13 15:51 | ほか・生活風景 | Comments(0)

3月半ばにしてこの雪

今年は雪が少なく、北海道でさえ営業を諦めたスキー場がある、と先日のNHKのニュース番組でも紹介していた。
暖冬、暖冬、と叫ばれる中、土曜日と日曜日にかなりの降雪があった。
暖冬に加えて春の雪だから期待できまい、と思っていたが、なんと上質のパウダースノーである。

昨日、月曜日は当然ねらい目。
折から、この日はバックカントリー・デビューのYUKI Chan を裏山にご案内する日でもある。

天気予報もめったにないくらいの快晴予報。

7時、三俣駐車場で待ち合わせ。
月曜日にも関わらず、三俣の駐車場は↓の通り。
先日の平日も週末以上の人出だった、
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もちろん、第一便のロープウェイは息苦しいほど満員。
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今日は当然ながら、ロープウェイを降りたら殆どの人が駆け出すに違いない(笑)
まー俺的には、土曜日はクローズでも昨日日曜日は営業していたので、ジャイアントはすでに昨日ラインが入っているはずで、走ってリフトに乗るほどのことも無い。
第一便のロープウェイには乗ったものの、急いでかぐらへ向かうつもりも無く、新雪後のピステがかかった三俣のゲレンデを一本回すことにした。
殆んどの人が直接かぐらへ向かったと見えて、三俣のゲレンデはピステ後ノートラックで誰のラインも入っていない。
こんな気持ちの良いゲレンデを滑ったのは久しいかも・・・・・・・・

YUKI Chanと言えば滑りはかなり、かなり上手で、BCも全く心配ない。
70歳の爺が付いていくのがやっと、というくらい飛ばす。(笑)
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気持ちよすぎて、一本のはずが二本滑って「かぐら」へ移動。
ゴンドラから見ると、かぐらへ急いだライダーもまだ誰もジャイアントに飛び込んでないが、思った通りジャイアントは昨日のラインだらけ。
三俣で遊んできて正解(笑)。

かぐらのゲレンデは全く滑る気も無く五ロマへ、と思っていたが、リフトが降り場に近づくと、すでに開門を待つライダーの大行列。
あ~、恐ろしや恐ろしや・・・・・・・
この混雑に嫌気がさして俺は地元谷川に活動拠点を戻したんだが、相変わらず凄いことになってる。
ただ、かぐらのシラビソやコメツガの森の景色は大好きで、谷川にシフトした以降もその景色が時々見たくなる。
今日はその懐かしく美しいかぐらのシラビソの森の景色を楽しみたいと思う。
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大名行列
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やっとこさ五ロマが開いてろリフトトップへ。
登山届を提出してビーコンチェック。

早速遠足の準備。
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中ノ芝。
さて、どっちに行こうかトレースが複数できているので迷ったが、中ノ芝を右に折れるトレースがあったので、それを利用させてもらうことにした。
というのも、YUKI Chanはバックカントリー・デビューなので、第一案としては、反射板から南向きの緩斜面を田代に落とそうか、とも思っていたのだが、天気も良く気温も上がってきてるので、ドロップインする前に南面は雪が腐ってしまいそうなので、雪質の良い北向きの斜面を滑ろう、と当初の予定を変更。
YUKI Chan の滑りは全く心配ないレベルなので、登山届にも記入しておいたもう一つのコースを滑ることにした。

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谷川岳・西黒尾根を女性独りでまだ暗い4:30に出発して日帰りで踏破しちゃう凄い人だけあって、歩くのも速い。
先に歩かれると爺ージは就いていくのがやっとであります。(笑)
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小休止しながら景色を楽しむ。
絶景だね。
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見たかった景色。
コメツガの森。
降った翌日にはここに来ると美しいオオシラビソやコメツガの美しい景色が見られる。

コメツガ。
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コメツガの樹氷が美しい。
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景色を楽しみながら、滑走の準備。
今日はここ北面を滑る。
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準備できたらいよいよ滑走。

や~~この時期にしてこの雪!
速度が落ちたり、止まったりするとバランス崩して尻もちをついてしまうくらい深い雪。
パフパフの深雪&新雪。
まさか3月も半ばに差し掛かる頃、こんないい雪を滑れるとは思いもよらなかった。


YUKI Chan.
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気持ちよすぎて雄叫びが出てました(笑)
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さて、ここからはゲレンデまで長いシラビソの森のトラバース。
うねりがあるので要注意。
Tree も楽しみながら注意して行こう!
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ゲレンデももう直ぐだ。
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ゲレンデに戻った。
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天気が良いので、かぐらの木陰で大休止して三俣に戻って本日終了。

ギヤを片付けて腹ごしらえ。
道の駅にある食堂で知人から教えてもらってハマってしまった『シャーシュー丼』を食し、猿ヶ京温泉まで戻って『満天星の湯』にて暖まって本日のツアー終了。
YUKI Chan、お疲れさまでした。

動画はこちらYouTube にて。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-03-12 09:29 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

今シーズン、ラストチャンスかも?

昨日土曜日また降った。
里では大した雪ではないし、ちょっと湿り気のある雪。
山を見ると昨日から全く見えない。

明日日曜日は朝から快晴予報なので、雪質と降雪量によっては山をやりたい。
昼頃雪を見に土合まで車を走らせるとこの間の降雪よりは量もあるし、雪も粉雪に近く期待が出来そう。

YASUさんに声をかけると二つ返事で決まった。

この間の Big Mountainsの時も、もう今シーズンこういうツアーは最後かな、と思っていたので自身ではまだ誕生日まで少しあったが、70歳誕生日記念ツアーだと思う気分で臨んだんだが、ここにきてまさかの降雪があった。
天候次第では誕生日その日に山を滑れるとは限らないので、 Big Mountains の日改め、今回が「70歳誕生日記念ツアー」になりそうだ(笑)。

6:40 頃の出発。
流石、快晴の日曜日だけあって登山者もけっこう登っている。
しっかりトレースもできているので、スノーシューよりアイゼンの方が歩きやすいので、今日もアイゼン装着。

⇩は昨日見に来た時の雪。
この時点では三月にして粉雪。
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金曜日と比べると山も幾分か白くなった。
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雪質も良さそうなので、今日は奥まで行ってみることにした。
稜線は相変わらず雪が少ないが白さは増しているので、降雪量もそこそこありそうだ。
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ドロップポイントに到着。
けっこう積もっているように見えるが、この新雪の下にアイスバーンがあるかどうかが気がかり。
小谷村でも昨日バックカントリーの複数のツアー(10人程度)?が雪崩に巻き込まれた、という報道があったばかり。
ま、慎重やるしかない。

いざ滑り出すと新雪の下にやっぱりアイスバーンが潜んでいて、尻もちついた。
雪が溜まっていそうなパイプの底に滑りこんでみたら若干ガリったものの、そこから下はいい雪。
日蔭部分は良質なパウダーが残っていて、三月にしては楽しめた。
ただ、後半の藪のところにきたら突然モナカ雪にノーズが刺さって転倒。
上部は良質の雪だったのに、標高が下がったらやっぱり今朝の冷え込みでモナカになってしまったようだ。
その様子はこちらYouTube で。
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幾度見ても飽きない眺め。
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上部のガリと下部のモナカがあったものの、三月にしていい雪滑れたので満足。
今日も無事終了。
お疲れさまでした。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-03-04 05:50 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

消えゆく雪

雪不足の今シーズン。
降っても山の雪は増えずに消えていく方が多いようで岩肌が日々露出していく。

一昨昨日から降っていた雪も止んで快晴予報の一昨日、たまに一緒に滑るスキーヤー『I 氏』から『かぐら』のチケットがまだあるので、明日かぐらをやりませんか?という連絡をもらったのだが、俺は今シーズン最後になるかもしれない、お気に入りのエリアをやる予定にしているので、そっちを一緒にどうですか?と提案したら、即答で決まり。

俺はかぐらならシーズンパスなので、滑りに行くのにチケットを買う必要は無いのだが、昨日は降雪後の快晴。
このところのかぐらは平日でも降雪後なら激混みするので、できたら行きたくない。
20年以上前の「古き良き時代」のかぐらを知っている身としては、最近のかぐらの尋常ではない苛烈なパウダーの争奪戦と混み様には辟易する。
第一便に乗ろうとするライダーの殺気立った?空気に嫌気がさし、高いシーズンパスを買ったものの、殆ど使っていない。

夕方知人が「今日はかぐらを止めて正解だったですよ」と送ってきてくれた五ロマのリフト待ちをするスキーヤーやスノーボーダーの様子。
平日なのに、ローカルがこれまで見たことが無いくらいの混み様だったということだった。
こんな混んでる日に行きたくないねぇ(笑)。

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ということで、俺たちはそんな「かぐら」は止めて、ハードな登りはあるものの、静かな山歩きを選択した次第。
で、ここにはちょっと期待をしてきたのであるが、予想していたような降雪は無く、「あれ?」と拍子抜けするような有様。
でも、標高を上げればあるかもしれない、と登ることにした。

歩き始めると、いきなり夏の登山道を登ることに・・・・・・・
しばらく登ると、なんと、夏の水場のところが雪が解けて露出している。
しかも、音を立てて流れ落ちているではないか・・・
ここはこれまで数えきれないくらい冬に登っているが、この時期にここの水場が露出しているのを見るのは初めてのことだ。
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今年の暖冬の影響が半端じゃないことを改めて思う。

最初のピーク。
ここから山を眺めても、すっかり岩肌が露出した山を見てガックリ。
この間と比べたらすっかり雪が消えてしまった。
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気温がぐんぐん上がってきて汗びっしょり。
雪の積もり方も深いところあり、浅いところあり、で様々・・・・・・
さて、ドロップする北面はどうなんだろう?
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森林限界を越えてコルまで行こうかどうか、その手前のもう一つのドロップポイントの候補の場所を見に行くが、すっかり雪が解けてしまって、かえって下るのにっ苦労する次第。
雪を見てみたらここの急斜面はガリガリのアイスバーン。
少しクライムターンで下って、平らなところを見つけて準備しようか、と相談して下り始めてみたが、滑落しそうで危険と判断。
ここは止めて最初のポイントまで戻ることにした。

ヤ~~参ったね・・・・・・
最初のポイントに戻ったのはいいんだが、ここもドロップする付近はガリガリのアイスバーン。
山はすっかり四月の半ばころの様相を呈している。
まだギリギリ二月だよ?
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さて、どう滑るか・・・・・・
やっぱり凍っている面は怖いよね~
斜度もここはそこそこあるから、エッジが効かなくなったら滑落だもんね。

その時の様子はこちらYouTubeで・・・・・・・

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心配したものの、結果としては、ドロップポイントからアイスバーンを抜けたらなかなかのいい雪で満足の結果となった。
神楽を止めてこっちにシフトしたのは正解だった。
2022年に、ここでスラフに追いかけられて巻き込まれそうな経験をしているので、滑りは慎重になったが、安全第一、怪我をしないで帰ることが大事なので、慎重に滑り降りた。
雪不足の今シーズン、もしかするとここを滑るのは今年はこれが最後かな、と臨んだのだがそれは達成できて満足。
今日も無事終了した。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-03-01 06:51 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)