槍穂縦走 #4

たおやかな稜線から急峻な岩稜帯。変化に富んだ雲上のトレイル


北アルプス・槍ケ岳~北穂高岳縦走

南岳から大キレット・A沢のコルへ

(画像をクリックで拡大します)

南岳小屋を後に、いよいよ今回の山行のメインイベント、大キレットへ向かう。
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飛騨泣きまでは槍ケ岳ともお別れだ。
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さして危険も無いと思われがちな南岳からキレットへ下る登山道だが、案外ここのザレ場の滑落事故は多い。
時間はたっぷりあるので、慎重に下る。

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自分にとっては二回目のキレットだが、「こんなところあったっけ?」というくらい、通った道もすっかり忘れている。
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徐々に鞍部へ近づく。
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足場の悪い登山道を慎重に下る。
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ザレ場、鎖場、ハシゴ・・・
かつて、ここで滑落事故を目の当たりにしているだけに、同行者にも、鞍部まで慎重に下るよう促す。
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ハシゴ・・・
時間的余裕があるので、雷の心配は無いが、悪天候の際はこの鉄製のハシゴが雷を誘導するから怖い。
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危険な下りはほぼ通過した。
これから長谷川ピークまでは、気を抜かない限りにおいては危険な箇所は少ない。

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北穂高岳を仰ぎ見ながら長谷川ピークへ向かう。
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南岳を背に・・・・・
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キレットの核心部が徐々に近づいてくる。
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チシマギキョウ こんなところにも花は咲く
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迫り来る北穂高岳。
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望遠側で引っ張ると、飛騨泣きを登る登山者も見ることができる。
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いよいよ核心部、長谷川ピークへの登り。
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9:51am 長谷川ピーク。
飛騨側(左)へ切れ落ちている。
ここから滑落死亡事故の多発地帯・・・
更に慎重に・・・
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滑落事故の多くは飛騨側(右)へ落ちている。
整備されているとはいえ、ナイフリッジの通過はバランスを崩すと危険だ。

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ナイフリッジの通過。
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混雑を避けるために早発ちをしたのは正解。
ここは交互通行ができないので渋滞する場所。
人を待たせることで気の焦りから滑落事故に繋がる可能性もある。

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高度感たっぷりのナイフリッジ。
高所恐怖症の方にはお勧めできないコースだ。

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最も滑落事故の多い場所はこの辺りだが、以前通ったときよりもずいぶんと整備され、通過しやすくなった。
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同行者の上の登山者も、慎重に足場を確保している様子・・・
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見上げれば飛騨泣きが目前に迫る。
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雲海から頭を覗かせる笠ケ岳とその奥に白山。
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ここを通過すれば、A沢のコル。
一応最大の危険箇所は過ぎた。

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A沢のコル。
いつかは滑ってみたいA沢を見下ろす。

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キレットの通過で緊張を強いられたが、ここからは飛騨泣き。北穂高岳までの長い急登が待っている。

by sakusaku_fukafuka | 2009-08-28 07:37 | 2009 北アルプス縦走 2 キレット | Comments(10)

Commented by Ryo at 2009-08-28 13:06 x
槍穂縦走、お疲れ様でした。

危険伴うルート及び、はじめての北ア縦走で、
私にとっては チャレンジ的山行でしたが・・
同行していただいたおかげで 満喫できました♪♪
ありがとうございました。

大キレットを歩けることが嬉しくて興奮していたのと、
一歩一歩を大切に慎重に歩いたからかな!?
写真を見ても 「こんな所歩いたっ!?」ってくらいに
記憶があいまいで、新鮮な感じです。

また、思い返しながら同じルートを歩くのもいいかもですね~♪

私、まったく恐怖心はなかったですが、
写真でみると、すごいトコロですね・・ 苦笑
Commented by sakusaku_fukafuka at 2009-08-28 13:57
♣ Ryo ちゃん、こんにちは。
コメントありがとう。
Ryoちゃんこそお疲れ様でした。
あれほど真剣に通ったところでも、過ぎてみると案外覚えてなくて、『こんなところ通ったっけ?』っていうのは初めてここを通ったときの俺と同じです。俺もここを通った時のことをよく覚えてないんだよね。
Ryo ちゃんを案内するかたわら、俺も自分の通った大キレットを、もう一度再確認したくて、良いチャンスをくれたと思って感謝してるよ~^^
ここは整備されたとはいえ、やっぱり縦走中危険度の高さは相変わらずなので、慎重に歩いたことは良かったよね。
大キレット、また歩きたくなるでしょ?
今度、季節を変えて歩くのもいいかもね。
北アルプス縦走デビューが安全のうちに終わって良かったと思ってます。
Commented by utinopetika2 at 2009-08-28 22:12
素晴らしい写真!
ガイドブックより詳しい解説!
地図を見ながら、拝見し、もうすっかり行ってきたつもりにさせていただいています(笑)。
剣岳より厳しく見えますが、どのようなものでしょうね。
好天に恵まれ最高だったでしょう。
山に精通したsakusaku_fukafuka さんとのキレット越え、Ryoさんが羨ましいです。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2009-08-29 07:34
♣ utinopetika さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
剣岳はカニの横ばい縦ばいが有名ですよね。
自分はまだ剣の経験はありませんので何とも言えませんが、大キレットも滑落死亡事故が多発してましたので、その対策でしょうか、大分整備が進み、以前に比べたら危険度は大分緩和されました。
同行者の体を保持するためにザイルを持参しましたが、使うことも無く安全に通過できました。
ただし、高所の恐怖感は個人差がありますので、その点に留意いただければ特に問題ないと思います。
むしろ先行者が不本意に落とす飛騨泣きの落石の方が怖いです。
ヘルメットを着用している登山者を多く見かけましたが、この飛騨泣きの落石対策だと思われます。
Commented by bphiro at 2009-08-30 00:59
天気に恵まれて良かったですね!
僕はここの通過の時は、悪天候続きです・・・・・(+o+)
悪路・難路なのですが、画像を見てると思いっきり楽しんで通過してるようにさえ見えますよ!
今年は、槍の方へはまだ行ってないので10月位までには行きたいと思っています(^_-)
Commented by sakusaku_fukafuka at 2009-08-30 09:03
♣ bphiro さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
はい、一番気がかりなのは何と言っても天候ですよね。
特にこのキレット越えは悪天候では辛いし危険度も増しますので、槍ケ岳で一日停滞して好天を狙いました。
>画像を見てると思いっきり楽しんで・・・
はい、自分はここは二度目なので、一度目の再確認もありまして、十分過ぎるくらい楽しみました。
同行者も、女性ながら、あまり怖がりませんので同行していても非常に楽です。
また季節を変えて行きたくなりますね。
Commented by micho7 at 2009-08-30 16:41
ホントに険しいルートですね。
はしごも鎖もすっかり錆びて、怖そうです。
ドキドキしながら拝見しました。
Commented by hamabig at 2009-08-30 22:39
高所恐怖症の私には、絶対に行けないコースです。
ご本人も、同行の方も、平気なのですね。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2009-08-31 05:58
♣ micho さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
そうですね、一応大キレットといえば、十分な経験を積んだものに許されたエリアというのが通説ですから、整備されたとはいえ落石や滑落の危険は常にありますので、それなりの心構えは必要ですね。
でも、素晴らしい景観を見せてくれることも、ここの最大の魅力です。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2009-08-31 06:10
♣  hamabig さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
痩せ尾根の通過はバランスを崩さないようにしないと危険ですね。
こういう場所は慣れかもしれませんね。
恐怖感には個人差がありますから人それぞれですが、このキレットよりも、北穂高岳~涸沢岳の間のルートのほうがはるかに危険です。
かつてそこを通過した経験があるからでしょうか・・・大キレットにそれほどの怖さを感じません。