平標山初冬
記事は前後するが、この日、スキー場は雪不足のためオープン延期。
滑ることは叶わなくなったので、我々は急遽平標山登山へ変更。
休日ということもあって、雪の平標山を目指す登山者の車が駐車場に数台見える。
雪は降ったばかりなのでアイゼンは不要だろう。
スノーシューもどうしようか迷ったが置いていくことにした。
朝日もだいぶ高くなってきた8:30am、のんびり出発。
(1)
平標山の松手山コースはのっけから急登。
堆積した枯葉を覆った雪の登山道はけっこう滑る。
(2)
(3)
視界が開け霧氷の筍山
(4)
苗場スキー場が眼下に。
(5)
(6)
(7)
カメラを構えて狙ったのはこちら苗場山
(8)
朝日が照ると霧氷がきれいだ。
(9)
(10)
9:30amを回って稜線に出た。
目の前に松手山。
(11)
右手に山頂。
どうやら山頂付近の天候が怪しくなってきた・・・
(12)
9:48am 松手山
(13)
松手山より平標山山頂
(14)
ヤカイ沢
(15)
ザレ場手前、やはり稜線に出ると寒さがこたえる。
ウェアを着込んで最後の急登へ臨む。
(16)
(17)
もう少しで前を行く幾組かのパーティに追いつく。
(19)
森林限界を越えた稜線の自然環境は厳しい。
ハイマツや落葉低木に吹き付けた風雪が、風の強さを物語る。
(20)
雪の平標山で一番好きな場所。
このザレ場から見る松手山の北面の霧氷は美しい。
ここからこの景色を見たくて、この時期ここまで登ってくるのだ。
by sakusaku_fukafuka | 2009-11-29 20:03 | 2009 無雪期登山 秋/晩秋/初冬 | Comments(8)
また 素晴らしい霧氷を見せていただきました。
まだ実物は一度も見たことがなく こちらでたびたび見せていただき
憧れはますます強くなっていますが いつかカメラに収める日が来るのでしょうか(^^ゞ
寒さに弱いので無理かもしれませんね。
こちらで 雄大な雪景色を楽しませてもらいます。
もうすっかり山は冬を迎えているのですね。
私も憧れですが、雪も降らない関西の寒さで外出を逡巡するようではいけませんねぇ。
でもちょっと蔵王に行って調子に乗っているので、また冬景色を堪能しに行きたいです。
コメントありがとうございます。
霧氷や樹氷はとてもきれいです。
さらにこれより標高を上げると、強風地帯となり、吹き付けた水蒸気や雪が吹き付ける方向へ羽状に伸びるエビの尻尾に発達します。
>いつかカメラに収める日が来るのでしょうか
そうですね。冬山は夏山を上回る危険が伴いますから、夏山登山を十分経験してから冬山に挑むというパターンが一般的でしょう。
でも、霧氷や樹氷は高山に登らなくても、雪が降る地域でしたら、条件に恵まれれば撮影できますし、リフトやロープウェイを利用して割と気軽に樹氷を撮影できるツアーなどをやっているところもあります。
hatimitu さんでも撮影できるチャンスはありますよ。
コメントありがとうございます。
霧氷は好転に恵まれるとすぐに解けてしまいますね。
この日も、下山時には、ほとんど解けていました。
>関西の寒さで外出を逡巡するようではいけませんねぇ
はい、確かに・・・・・
この山の風の強さは有名で、厳冬期でも山頂付近は雪がほとんど積もりません。
この日も立っていられないくらいの強風が吹きましたし、呼吸ができないくらいの強風が吹くこともあります。
寒さもとうぜん半端ではありません。
山頂では北側にまわり、風を避けて休憩したくらいです。
蔵王の樹氷は見ごたえがありますよね~~
こちらでも条件が整うとモンスターが出来る場所があります。
毎年それを楽しみにしているのですが、昨年はあまり見られませんでした。
一眼レフカメラですが、何をお使いでしょうか?
山にはどのようなレンズを持ってゆくのでしょう?
防塵防滴は必要ですか?
質問攻めですみませんが、教えてください。
コメントありがとうございます。
平標山はたおやかな稜線の山ですが、とても厳しい山です。
冬の平標山はそんなことを思わせないくらい、また美しい顔も持っています。
昨年は一度も滑ることがありませんでしたが、今年の冬は是非滑りたいものです。
一眼レフのご質問に関しては、 utinopetika さんのブログの方へ書かせていただきますね。
素晴らしい雪景色ですね~
樹氷、綺麗です・・ 本物、まだ見たことありません。
見てみたいなぁ~^^
霧氷・・・っていうんですね?
樹氷とはどう違うんでしょう?(すみません・・よく知らなくて・・)
東京では見られない冬山の風景 とっても楽しみです^^
コメントありがとうございます。
当然のことながら、霧氷、樹氷は冬しか見られませんが、条件が揃わないと冬でも見られません。
霧氷も樹氷も同じ仲間ですよね。
霧氷は大気中の水蒸気が氷点下に冷やされ、樹木の枝などに付着したものです。
樹氷も似ていますが、大気中の水蒸気が樹木などに衝突しエビの尻尾などに代表されるように、風上に向かって発達します。
専門的な知識は無いので間違っていたらすみません。