ラスト芝倉沢 1
今期芝倉沢エピローグ。
雪解けが進んだ春の谷川連峰は、スノーボードを背負い、アイゼンを着けての往路、復路の歩行が困難になってきた。
自分的には今シーズン芝倉沢を滑るのはこれをラストにしよう思い、前回「一ノ倉岳」まで足を伸ばせなかったElenaを同行した。
RWの窓からは前日降った雪でうっすらと薄化粧をした白毛門。
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快晴の谷川岳、まずは田尻尾根へ・・・
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我々を追い越して先を行くパーティは、この暮れに谷川岳で行方不明となっている遭難者の捜索を兼ねて、雪山訓練へ向かう群馬県警谷川岳警備隊の面々。
彼らの世話にならないようにしよう、と気持ちが引き締まる思いだ。
流石のプロ集団。
あれだけの荷を背負って速い・・・
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白毛門と笠ケ岳。
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雪のあるときしか通らないルートの最初の難所。
雪が付いていたときの方が下りやすいような気もするが・・・
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西黒沢を眼下に熊穴沢の避難小屋へ向かう。
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雪解けが進み、だいぶその姿が見えてきた避難小屋の屋根に座って小休止。
休んでいると、「滑ってますね!」と声をかけてきたのは現在肩の小屋の管理人をされている、元群馬県警沼田署谷川岳警備隊長を務めた山岳救助のベテラン馬場さん。
馬場さんと会うのは半年振りかな・・・・・・・
馬場さんに今日はどんな目的で?と問うと、肩の小屋を開ける準備で登る、とのことであった。
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先を行くのは、その馬場さん。
小屋を開ける準備というが、すごい荷物である。
しかも速い・・・
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天狗の溜まり場を過ぎ、同じスタンスの斜度が続く稜線を行く。
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後輩でもある現役の警備隊を追い越し、もうじき肩の小屋に着こうという馬場さん。
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山頂へ向かう前に肩の小屋に立ち寄り、先に到着している馬場さんを訪ねる。
西に広がる谷川連峰の景色を眺めながら、久しぶりに馬場さんと歓談。
我々二人に飲み物も出していただき、ありがとうございました。
また無雪期に訪ねます。
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ゆっくり休憩を終えたら肩の小屋を後にし、一路一ノ倉岳へ向かう。
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トマノ耳を通過し、オキノ耳へ向かう。
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Elena は初めてなので、オキノ耳で記念撮影。
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雪庇に注意しながら、一ノ倉岳へ向かう。
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一ノ倉岳直下までは、こうした危険箇所がいくつかある。
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一ノ倉岳山頂への最後の急登。
大分雪が解けた・・・
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約一月前の同じ場所から・・・
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急登を登り終え、ようやく目的地、一ノ倉岳山頂へ出た。
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一ノ倉岳をドロップポイントへ向かう。
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by sakusaku_fukafuka | 2010-04-29 10:02 | 2010 芝倉沢滑走記 | Comments(0)