新緑の飯士山
お手軽登山。
標高が1111.8メートルであることから、毎年11月11日には記念登頂をおこなう人でにぎわうという飯士山を再度訪ねた。
新緑といっても、里の春はもうすでに夏の緑に変わりつつある。
コースは前回と同じ負欠岩コース。
まずは明るい杉の植林をいく。
登山道の傍らにはワラビが伸びてきた。
晩秋には葉が落ちて明るかった登山道も緑で鬱蒼としてきた。
鬱蒼とした緑の中を一汗かくと樹林帯も終わり稜線に出る。
景色はこれまでと一変し、目前に負欠岩が現れる。
負欠岩直下。
ガイドロープを頼りに滑りやすい岩を登りあげると更に展望は広がり、眼下には湯沢の町並みが見え始める。
さて?この花は何だったっけ・・・・・・・
低山とはいえ、ここから先は侮れない。
滑りやすい岩場が続く。
岩場の急登に緊張しながらも、眼下の景色を楽しみながら急登に汗をかく。
山頂も間近。
ムラサキヤシオの紫が綺麗だ。
いくつかの登山コースが合流する山上にでる。
ここを右に少し移動すると山頂。
我々二人以外は誰も居ない山頂でのんびりランチ。
低山ながら、ここからの展望は素晴らしい。
巻機山から谷川岳へ連なる上越の山並み。
谷川岳から神楽ケ峰付近までの展望。
ランチを済ませ、景色を楽しんだら下山。
山頂より負欠岩コースと尾根コースの分岐点を望む。
分岐点トップから六日町方面を俯瞰。
分岐点より、下山は尾根コースを下る。
これはダケカンバの実かな・・・・・・・
尾根コースも見通しが良く、所々滑りやすいが、ガイドロープがあるので心配ない。
青空にナナカマドの白い花が眩しい。
尾根コースより負欠岩。
若葉に覆われた
秋には紅葉に彩られた同じブナ
炭焼き場があった場所。
新緑のブナ林
昨年の晩秋の同じ場所。
新緑も美しいが、黄葉したブナ林も美しい。
ホウノキ(モクレン科)の新緑
木漏れ日
チゴユリ
分岐点に戻った。
ここから明るい植林の間を縫って下れば車に戻る。
新緑と快晴の飯士山を楽しんだ。
by sakusaku_fukafuka | 2010-06-12 08:11 | 2010 登山 春~秋 | Comments(0)