唐松岳~鑓温泉縦走 5
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二日目出発。
唐松岳から不帰の嶮へ向かって一歩を踏み出す。
先を行く登山者。
「不帰の嶮」二峰の南峰と北峰を前方に望みながら歩く。
まだ雪渓を多く残した唐松沢を俯瞰
清々しい朝の稜線。
西に雲海に浮かぶ劔岳。
振り返ると(望遠)唐松岳山頂に集う登山者。
北に視線を移し望遠レンズを覗くと天狗の頭にも数人の登山者が見える。
不帰の嶮二峰へ向かって西側を巻く。
左手に劔岳・立山から薬師岳方面を望む。
前方に二峰。
二峰南峰から唐松岳
唐松岳と劔岳(右奥)
徐々に険しくなってくる不帰の嶮と天狗の頭、鑓ケ岳。
東に八方尾根
風に揺れる「チングルマ」
痩せ尾根を二峰北峰へ向かいます。
稜線から二峰南峰と唐松岳(左)
このエリアも非対称山稜といってもいいのだろう・・・
ここも西側を巻く。
「不帰の嶮」二峰北峰。
ここからキレットへ向け難所といわれるエリアに入る。
北峰より唐松岳を振り返る。
ここから岩場の連続。
慎重に歩きます。
高度感、恐怖感は個人差が大きい。
二峰北峰の下りは渋滞です・・・
正面に八方尾根
切り立った断崖を掠めるように進みます。
振り返る。
不帰一峰が前方に見えてくる
更に鞍部へ下ります。
インカ道のような登山道を進む
鉄製の橋
振り返ります
トラバースには鎖があるので慎重に進めばそれほど危険は無い。
断崖の向こうに劔岳
下ってきたルートを見上げる
一峰を見上げる。
天気がよければ西に劔岳がいつも見えるというのがいいな~~
二峰北峰を下る登山者たち(望遠)
鉄製の橋を渡り、岩稜帯を下る登山者を振り返る。
苦労している様子・・・・・・・・
ようやく一峰の頭。
ここから先はたおやかな稜線となる。
キレットを通過し、天狗の頭へ向かう《天狗の大下り》と言われる長い斜面を登る。
北へ向かって歩く場合は「不帰の嶮」の通過よりも、この大下りの登り上げの方が辛いかもしれない。
最低鞍部から見上げると、辛い登りが待っている。
登山道を見上げてテンションが下がっていく自分を鞭打つように叱咤する。
無理をせずのんびり行けばよい。
不帰キレットと不帰の嶮を振り返る。
落石注意の鎖場。
小屋泊まりの軽装備で猛スピードで我輩を追い越していった二人の「山ガール」に石を落とされた・・・怖い怖い・・・
途中から不帰キレットを俯瞰する。
大分登ってきた・・・
遠くに視線を移すと稜線から槍ケ岳と穂高連峰が頭を覗かせた
視界最高!
劔岳と立山連峰
元気をもらった大好きな花、《ミヤマオダマキ》
鞍部から約1時間半、ようやく稜線に出た。
by sakusaku_fukafuka | 2011-08-01 07:07 | 2011 登山 | Comments(2)
天気が良いと楽しめるのでしょうけど、崩れると怖い思いをしそうです。
天気を見極めて登ってみたい山です。
何箇所かスリリングなところもありますが、整備されていますので危険と思われる場所はほとんどありません。
「不帰」という名前からすると、ちょっと拍子抜けするくらいの感じです。
ここのキレットもまったく問題なく、大キレットとは比べるべくもありません。
景色を楽しみながら歩かれると良いとおもいます。