唐松岳~白馬岳~小蓮華山縦走 3
(画像をクリックで拡大します)
天狗山荘幕営地~白馬岳頂上宿舎幕営地
一日で天狗山荘まで来てしまったので二日目は白馬大池まで余裕で下れるが、急いで下る必要もないので白馬岳で一泊とした。
歩く距離も短いので今日はのんびり出発。
朝の景色を楽しみにしていたのだが、起きてみたらガスで真っ白け。
ガスの中でテント撤収。
ホワイトアウトのなか天狗山荘をあとにする。
鑓温泉/猿倉への分岐を過ぎ、鑓ケ岳の山頂直下あたりから天候回復の兆し。
鑓ケ岳の山頂も賑わっていて真っ白な中で多くの登山者たちが記念撮影をしていた。
我々は山頂で霧の晴れるのを待つのは諦め先へ進むことにしたが、鑓ケ岳を下り始めると嘘のようにガスが抜け始めた。
ガスの中を歩いてきた多くの登山者たちが足を止めて、霧中から姿を現した白馬岳に見入っていた。
朝日を受けてタカネシオガマが咲く
鞍部への下り
再登場、大好きな花、ミヤマオダマキ
ミヤマアズマギク
杓子岳と、その奥に白馬岳
杓子のトラバース(今回は杓子岳はパス)
天狗菱を見下ろす
チシマギキョウに比べると、そのかずは少ない。
イワギキョウ
稜線から白馬大雪渓を見下ろすとさすがに人気の山。
白馬岳を目指す登山者が蟻の行列さながら登ってくる。
いったい今日は何人の登山者が白馬岳を目指すのだろう。
鑓ケ岳から白馬岳の眺めも素晴らしいが、白馬から杓子、鑓を眺めるのもいい。
もう一息で幕営地だ。
クルマユリ
ハクサンチドリ
イワオウギ
ミヤマクワガタ
見えてきた今日の幕営地
のんびり歩いて4時間強でテン場到着。
今日はテン場も混雑するから早い者勝ち。
設営。
強風に煽られるとこんなことになってしまう・・・・・・・・・・
若いっていいな~~、とつくづく思うのだ。
昭和大学医療部白馬診療所の皆さん。
こんな若い医学生たちがボランティアで登山者の健康をサポートしてくれるのだから
心強い。
この日彼女達は下山するようで、「白馬岳ありがとう!また来ます!」と誓っていました。
荷を軽くするために昼食は小屋にて。
もう一杯食べようか・・・・・・・・・・・
土曜日だけあって、小屋の食堂も満杯。
日中のテントの中は暑くて居られない。
4時間あまり小屋の食堂で寛いでテン場に戻ると、もうテン場は飽和状態だった。
就寝前に質素な夕食。
満杯になったテン場、霧に包まれながら暮れていく。
by sakusaku_fukafuka | 2012-08-02 02:12 | Comments(6)
写真も美しいですね、カメラは一眼をお使いですか?雪山で使いやすいカメラを購入しようと画策中です。よろしければ何を使われてるか教えて下さい。
はい、重くて大変なんですが、カメラは夏も冬も一眼レフを使用しています。雨天時のサブカメラとして防水の(いささか古くなりましたが)PENTAXのコンパクト・デジカメも持っていくことがあります。「雪山で使いやすいカメラ」とのことですが、使い易さを優先するのならポケットにも入る防水仕様のコンデジではないでしょうか。
重い、邪魔になる、出し入れ難儀。一眼レフのそんな「負」の面を差し置いても「美しい写真」にこだわるのでしたら絶対一眼レフだと思います。コンデジの1400万画素も、一眼の600万画素の画質にはるかに及びません。最も多く使われているのはNikon、Canon という二大メーカーのカメラでしょうが、私はアンチNikon、Canon派でして、30年来のPENTAXファンです。(かつてはマミヤ645も使ってました)
PENTAX でもNikon、Canon に負けない写真が撮れるのだ、というのが持論です。ちなみに、PENTAX K10D、とPENTAX ist Ds の二台を使ってますが、そろそろ引退の時期を迎えようとしています。
ただ、本格的に撮影するのなら、昨今流行のミラーレス一眼は現時点ではあまりお勧めできないです。(撮像素子がコンデジ並みに小さいです)
はい、できるだけ軽く・・・・・・・
そのためには「味」はどうしても犠牲になります。
あちこちのテントで豪華な食事を見かけますが、それも山の楽しみですものね。
私はその分の重さがカメラや三脚にいってしまいます(笑)
ウィンナは最高にうまかったです。
バックカントリーメンバーの墨分けが最近は出来てきて、職業カメラマンがデジ一眼・ビデオカメラ1名・ミラーレス(パナGX1に電動ズーム)でのムービー1名。
私も安ビデオカメラを使用しています。
撮影メンバーが全員揃ってる事は珍しいので上記の組合せは様々ですし、安ビデオではレンズの限界が低くpowderの質感が出てこない・・・
雪山で軽く(重いと滑りに影響出るし、登りは辛くなるし)を前提に思案中でした。
①ムービーの事を考えるとミラーレス(パナGX1に電動ズーム)の組合せは1台で全てが済み、軽くコンパクト。価格も優しい。
②スナップショットに徹して、高級コンデジ(canon S100など)にするかも考慮中でした。
中々行けないポイントで最高の天候にコンディション、そんな時に写真やムービーが残せたら最高ですよね。アドバイス有難うございます。
東京から天候に合わせて滑りに行くので、何時かお会いするかも知れません。その時は御挨拶します。(以外と次シーズンだったり)
私もせっかく登って綺麗な景色を残すのなら綺麗に残したい、というのが一眼レフを持って歩いている理由の一つです。
ご自分に合ったぴったりのカメラが見つかるといいですね。