谷川岳 4th (深すぎ) Ⅱ
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登山者とラッセルを交代。
山頂間近になると強風エリアなので積雪も浅くなりラッセルもだいぶ楽になった。
オジカ沢ノ頭と谷川岳の鞍部から苗場山を望む。
かぐらエリアが良く見えるが、どうやらあちらも深すぎに難儀している様子。
肩の小屋にて小休止。
入り口のドアが調子悪いようで閉まりきらず、雪が中に入っている。
直さないと駄目だろう。
だいぶ雲が多くなってきた。
滑走の準備をして雲間から太陽が覗くのを待ち、一気にドロップ。
なんと、いざ滑ってみると深すぎて板が走らない・・・・・・・・・
5ターンするのがやっと・・・
中間部を過ぎると止まってしまった・・・・・・・
板を脱ぎ、やっとの思いで稜線に脱出。
難儀して登ってきたが、苦労が報われない一日であった。
登り返してもしょうがないので、一本で下山。
帰路、冬芽を見つけた。
タムシバであろうか。
田尻尾根トップに登り上げた。
振り返り、朝と同じ場所から谷川岳を仰ぎ見る。
今日は滑りは不満足だったが、こうして仰ぎ見ると、やっぱりいい山だ。
by sakusaku_fukafuka | 2013-01-02 07:58 | 2013 雪山三昧・前期 | Comments(2)
いろいろ技術的にも難しいことが多いのでしょう。
気持ちの良い青空、・・・・
寒さに春を準備するタムシバにもエールを!
綿のような深雪ですから、このような緩斜面ではスピードが足りず、抵抗が大きい雪に減速を余儀なくされてしまい、結果、浮力不足で沈んでしまいます。
でも、トップシーズンはこんな日は当たり前にあります。
また次回に期待、です。
木々の枝々には早くも冬芽が芽生えていて、こんな寒い季節から春の準備をしているなんて植物ってすごいなー、と感心してしまいます。