谷川岳・四ノ沢 (Ryon 同行)
今日から二月(土曜日)。
BCスノーボードも中期、という感じ。
このところの休日はまったく当たらない日続き。
どうも疑心暗鬼になっていて予報も正直に信用する気になれない。
最悪滑りを外し、新規開拓探索にシフトするかもしれないので最小単位で Ryon だけを同行することにした。
が・・・・・・・・・・・
待ち合わせ場所へ向かうために外へ出ると星空。
探索も考慮してスプリットも持ったが、このままの天候が続けば滑りメインの一日になるかもしれない。
道の駅で一旦落ち合い、一路土合駅目指す。
土合駅にて荷を積みなおし、我が車をここにデポしてベースプラザへ移動。
(画像をクリックで拡大します)
ベースプラザはそこそこ賑わっていて、ゲレンデ・スキーヤーやスノーボーダーよりも登山者やBC関係者の方が多いくらい・・・・・・・・・
登山届けを投函、片道のロープウェイチケットを求めていると声をかけてきたのはTさんグループ。
今日は今シーズン初芝倉沢探索とのこと・・・・・・・・・・
いつものことながら、ロープウェイを下りるとスキー場横の急登と登り上げる。
滑り主体にできそうな天気だったのでスプリットは置いてきた。
凛々しい俎嵓を望みながらパックされている雪を踏んでエントリーポイントを目指す。
いい天気になっちゃいました。
こんな天気の山、久しぶり。
芝倉目指すTさんご一行。
ここから眺める山は、いつも雄大で迫力満点だな。
中ゴー尾根と俎嵓。
尾根越しに笠ケ岳を望む。
山頂直下の急登。
毎度のことながら、ここが一番辛いところかな・・・・・・・・
急登を登り上げ、俎嵓とオジカ沢ノ頭をバックにエントリーポイントへ向かう。
ピークハントではないので我々は山頂へは向かわない。
The Valleys four とでも言おうか、エントリーポイント到着。
いい斜面です。
エントリーポイントから過日滑った本谷を望む。
肩の広場もノートラック。
一本ではもったいないので南面も一本滑りたいのだが、今日は気温が上がる予報。
欲をかかずに雪が緩まないうちにここをすべる選択をした。
準備をしているともう一人スノーボーダーがやってきた。
ここを滑るかどうしようか思案中の様子。
ここを覗いて「怖~~い!」と言った Ryon にコースの概要を詳しく説明。
もう一台持参してきた一眼レフを Ryon に預けて滑降の準備に入る。
(撮影:Ryon)
エントリーポイントからTさんたちご一行がオキノ耳を目指しているのを確認してドロップイン。
GO!
(撮影:Ryon)
南面は前日強風が吹いたと思われるパックされていた固めの雪。
いざ、ここへ滑り込んでみると摩擦を感じないような良質のPowdersnow。
(撮影:Ryon)
無線で Ryon に状況を伝え、本谷センターにある比較的安全な岩の陰にて彼女のドロップインを待つ。
預けたカメラをザックに収納、準備が整うとスプレーを巻き上げて Ryon が滑り降りてくる。
ナイス・ラン!!
いい滑りしてるよ!!
遠めにも笑みがこぼれていた。
「最高~~! 気持ちいい!!」
心配していた恐怖心も、極上のPowdersnowでどこかに吹き飛んだようで、気持ち良さそうなラインを描きながら、滑り降りていく。
Ryon の歓声が谷間に響く。
滑るかどうか思案していた彼も滑り降りてきた。
Ryon が安全地帯に退避したのを確認して我輩も後に続く。
(撮影:Ryon)
振り返る
何時見てもいい眺め。
まだ藪が濃いものの、徐々に藪も埋まってきた。
R291のマチガ沢出合まで無事到着。
ここを初滑降したRyon とお祝い記念撮影。
軽く食事をしながら滑り降りた沢を眺むる。
帰路は湯檜曽川沿いを歩こうかと思っていたのだが、滑り降りる予定の斜面はガリガリだったので、R291を戻ることにした。
20分ほどでベースプラザが見えてきた。
下山届けを投函して帰路に就く。
土合にて車を停めて山を振り返る。
「あれを滑ってきたわけだ」
自分たちの滑った場所を眺め、感動もひとしおのRyon 。
安全に戻れたことに感謝して向かうは温泉。
感慨に浸りながら汗を流すのは格別である。
by sakusaku_fukafuka | 2014-02-02 11:14 | 2014 雪山三昧・中期 | Comments(6)
美しいですね。
晴れた日は本当に美しいです。
滑るのも良いですが、滑り終えて見上げるマチガ沢は筆舌に尽くしがたい美しさがあります。
スノーシューイングでマチガ沢出合まで歩いてくるハイカーもけっこう居ます。
チャンスがあったら訪れてみてください。
やはり私、白黒好きです!(^▽^)
今時のカメラは高性能ですから、素材が良ければ誰でも「美しい」写真は撮れてしまいますよね~~
しかし、どんな高性能のカメラにも備わっていないのは撮り手による「センス」です。
その「センス」が備わっているshoさんの写真に羨望を禁じえません。
こちらこそお世話になりました。
天候に恵まれてあの日はいい滑りを楽しむことが出来ました。
そちらも良かったようですね。
そろそろ自分も足を更に伸ばしてみようか、と思っています。
またお会いしましたらよろしくお願いいたします。