Dietrich Fischer Dieskau

紅葉真っ盛りの山へ・・・・・・・・

というシナリオは台風18号の接近で脆くも崩れ去った。
天候不順でことごとく休日の山行計画を断念せざるを得なかった今年。
無雪期登山最後の紅葉の季節に期待をかけたものの、やはり裏切られ自宅待機を余儀なくされている今日。
準備はしたものの、結局使われることがが無くなったバックパックは部屋の片隅に置かれたまま。
屋根を叩く雨音を恨めしく思いながら音楽にでも耳を傾けるしか仕様のない日曜日である。


今日耳を傾けているのはドイツの世界的なバリトン歌手『Dietrich Fischer Dieskau 』(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ)。
惜しまれつつも2012年に86歳で生涯を閉じたのであるが、豊かな表現力で「百年に一人の歌手」とも「20世紀最高の歌手の1人」とも呼ばれ、引退後には世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した経歴も持つ。
ちなみに、奥様は著名なソプラノ歌手のユリア・ヴァラディさんである。

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウといえば、個人的にまずあげるとしたらシューベルトの歌曲集。
中でも『冬の旅』は名演としてこれからも語り継がれるでしょう。

その中でも最も単独で取り上げられ、多くの歌手によって歌われている、『菩提樹』を聞きながらフィッシャー=ディースカウを偲びます。


by sakusaku_fukafuka | 2014-10-05 12:08 | ♯s&♭s | Comments(0)