今シーズン初「芝倉沢」

天気予報で狙っていた11日の芝倉沢。

山頂付近は雲がかかっている状態だったが「回復」するだろう、と読んでいた。

が、予報は見事に外れ、視界不良Whiteoutの稜線歩きを余儀なくされた。
Ice-ishな上に20-30cmの新雪が乗っかった稜線のトラバースは怖かった。
シールは使えないし、アイゼンでは踏み抜くし、スノーシューではトラバースが苦手・・・
でも、踏抜きで体力消耗するよりはシューの方がいいだろう、という結論。

(画像をクリックで拡大します)

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肩の広場。
天候回復の兆し無し・・・・・

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オキノ耳から先の稜線は、トラバースも嫌だけど、こういうクラックも怖いよね~
うっかりこれに乗っかったら一ノ倉沢へ転落だもんね。
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何とか無事一ノ倉岳山頂へついたものの、いくら待っても天候の回復は望めそうも無し。
回復するどころか、雪も舞ってきた。
Whiteout といっても、太陽は全く隠れ、薄暗い稜線は360°何にも見えない。

方向もまったくわからず、一度茂倉谷へ滑り降りそうになるが、「芝倉沢にこんな段差はできないよな」
という今までの経験で山頂に戻り、自分の足跡と雪庇の出来具合から方向を修正。

平衡感覚も麻痺し、船酔いになりそうな斜面を板をずらして何も見えない急斜面を通過。

そろそろ緩斜面になる頃だが・・・・・・・
予想は的中。
アイシーな緩斜面に板を滑らすと次第に視界が開け、ノドの入り口だということが分かった。

ここから先は良好では無いが視界が開け、氷を研磨する音を谷に響かせながら芝倉沢を下る。

今年は降雪量が少ないとはいえ、やっぱり「S字」はデブリの巣だった。
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滑りはここまで・・・・・・・・・

沢沿いを歩く。

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最初の渡渉。

水量は大したことがないので助かった。

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詳細は動画に譲るとして、渡渉は数カ所。

マチガ沢出合。
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例年だと屋根の辺りを歩いているのだが・・・・・・・・・・
これを見ると今年の雪の少なさがわかる。

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ロープウェイの運行開始時間が8:30になったのは奥をやるときにはとても困る。
1時間半の違いは大きい。
下山届をベースプラザの投函箱に入れたのは5時ギリギリだった。




百聞は一見にしかず  

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by sakusaku_fukafuka | 2016-03-12 06:34 | 2016 雪山三昧後期 | Comments(2)

Commented at 2016-03-14 14:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2016-03-14 17:22
鍵コメ 14:50 さん、コメントありがとうございます。
そうでしたか・・・残念でしたね~。
その日は山行を諦め、家から谷川岳を見てましたが終日稜線は見えませんでした。
今季、とうとう西黒沢を田尻まで出ずに終わりました。
それくらい雪が少なかったということなんですよね~。
まだ藪はあってもマチガ沢の方が国道まで戻りやすかったです。
他に滑るところが無いので、芝倉も「後一回滑らせてくれ!」っていう感じですねー。

写真、ありがとうございます。
あの風景、好きなんです。