貴重なタンパク源

我輩の幼少のころと言えばまだ戦後間もない頃のことで、肉なんていう贅沢なものを口にすることなんてごく稀で栄養不足から
殆どの餓鬼共は「あおっぱな」を垂らしてた。
そんな時代の貴重なタンパク源だったのが「イナゴ」だ。
当時の稲作はその多くが有機栽培だったので「イナゴ」も秋になると大量発生した。
「イナゴ取り」は餓鬼共の良い遊びだったし、佃煮にして保存食にもなるので、大人たちもこぞって「イナゴ取り」をやったものだ。
近頃は農薬散布は当たり前だ。
そのせいかイナゴもすっかり姿を見せなくなった。
食糧事情も豊かになって、たんぱく質摂取をイナゴに頼らなくてもよくなった?
今は田んぼにイナゴ取りをする人の姿を見ることは無くなった。

ついこの間まで緑一色だった田んぼも、黄金色に染まってきた。
もしかしたら「イナゴ」もいるかもしれない、と探しに出かけた。


いたいた・・・・・・・・
数は少ないけど、実った稲穂の上で風に揺られていた。
こころなしか、ホっとした。

b0062024_22034678.jpg

by sakusaku_fukafuka | 2017-09-20 22:04 | Comments(0)