苗場山遠足 (5/26) Ⅱ
やはり神楽ケ峰付近から見る苗場山が最も雄大に見えるかもしれない。
五月の連休に苗場山を滑ったのが嘘のように地肌を表した苗場山。
こちら側には雪が吹き溜まるようで、まだ豊富な積雪だ。
下りは楽! 一気に駆け下りる。(Photo : George)
さて、何の花だろう?色々調べたのであるがさっぱり分からない。
イチリンソウかと思ったが、あまりにも小さい。
なるべく雪の上を選んで歩く
これはナエバキスミレだろう。
鞍部の陽だまりに盛んに咲いていた。
さぁ・・・ここから急登の始まりだ。
いささか苦しいが約20分の我慢。
後続の Ishi & Non ちゃん。
ん? Non ちゃん、穴に落ちた?
この時期はうっかりすると雪解けの落とし穴がある。気をつけないと・・・
急登を登りきるとだだっ広い苗場山上に着く。この時期だけの特権で何処を歩いてもいい。
雪が解けたとはいえ、まだまだ雪に埋もれている遊仙閣。
お尻が温かいので遊仙閣さんには申し訳ないが、屋根にお尻をついてランチタイムとする。
無雪期には人の背丈ほどある道標を囲んで記念撮影
ランチを済ませたら、妖しくなった空に追われるように下山開始。
スキーもスノーボードも神楽ケ峰に置いてきたので楽チンハイク。
いつもは滑っている仲間と、こんなハイキングも楽しいね~~
眼下にスキー&スノーボードをデポしてきた神楽ケ峰が見える
いよいよ鞍部目指して下ります。
下りは慎重に・・・・・
良いタイミングで山頂を後にした。
見る見るガスに覆われていく苗場山。
雷清水で喉を潤し、しばし休憩。
もうクタクタ・・・・・・ズボンも雪解け泥水でドロドロだし・・・・
神楽ケ峰へ戻る最後の登り。
これを登りきればあとは滑って下るだけだ。
後ろからガスが追い立ててくる。
もうニセ神楽ケ峰もすぐ。
ここからは滑って降りるのであるが、もう滑るというよりも、ただ下るための手段である。
あっちに行ったり、こっちに行ったり、滑れる場所を選びながら、ようやく雪の終わる場所まで下った・・・・疲れた・・・
この向こうはスキー場のエリア。
苗場山遠足もここでおしまい・・・・・・・
連休の苗場山滑降を仲間が神楽ケ峰付近から撮っていてくれた。
Rieder : 我輩
苗場山上に到着。(Photo : Sugita)
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by sakusaku_fukafuka | 2007-06-05 18:44 | 雪山三昧・春 | Comments(15)
みなさん、少なくなった雪を惜しんいるのがよくわかります。
苗場山は土塘が有名ですよね。
この季節だけの特権、よくわかります。
きょうも、ちょっぴり羨ましく思いながら拝見しました。
雪不足と言いながらも、しっかり楽しめて、よいシーズンとなりました。
これからの山歩き、どこかでご一緒できることを楽しみにしております。
お疲れ様でした\(^o^)/
コメントありがとございます。
雪が消えていくのはやっぱり寂しいです。
この日で自分はシーズン終了です。
苗場山は池塘が点在していて尾瀬の湿原に似ていますね。
でも、景観はまったく違います。
雪の季節だけはどこを歩いても良いというのは尾瀬と同じですね。
コメントありがとうございます。
本当に雪不足といわれたワリには豊富な雪がありましたね。
夏山、平標山で偶然行き会ったときみたいに、またどこかで会うかもしれませんね^^
また機会がありましたらご一緒してみたいものですね。
屋根の上に座っているのが、おもしろいやら、不思議な感じですね。皆さん、本当に山を愛していらっしゃるんですね。
まだ楽しみ方が有るのですね。
コメントありがとうございます。
はい、スキーやスノーボードを置いてザックだけを背負っての遠足、楽しいですよ。
>雪溶けの落とし穴って??
科学的なことは知りませんが、この時期は雪の表面は太陽熱で解けますし、雪の下は地熱で解けるのでしょうね?
所々空洞になっているところがあります。
そこへツボ足で乗っかるといきなり落ちます。これがけっこう体力を消耗するんで春山は要注意です。
>屋根の上・・・
はい、春とはいえ、豪雪地帯はまだまだこんなに雪があるのですよ。
コメントありがとうございます。
雪が消えてきたら消えてきたなりに楽しんだりしております。
山菜取りも皆で楽しんだりしてます。
採れたての山菜で天ぷらパーティを毎年やるんですよ。
コメントありがとうございます。
はい、イチリンソウにそっくりなんですよね。
まだ雪解けあとから顔を覗かせたばかりなのでこんなに小さいのでしょうかね?
はい、思いは次のシーズンですよ。
あと半年の我慢ですね。
いつも見せていただいていたお山の雪
まず高速で見えた山は 木曾の駒が岳
「みて~! 雪よ!」って叫んでしまった(笑)
6月に雪を見るなんて感動でした!
sakusaku_fukafukaさんのお庭のような尾瀬にも行くことが出来たし
河童橋では「ここを通られたのだな」と思いました。
スノボーのシーズンは終わられたのですね。
また冬まで淋しいかな(笑)
↓の お花たちもとってもきれいです。
高山植物の魅力 ますます好きになりました(*^_^*)
コメントありがとうございました。
木曽の駒ケ岳も昨年登りました、尾瀬は毎年ですし・・・上高地も何度も・・・
強行軍のようでしたが、南国四国ではなかなか見ることが出来ない景色を楽しまれたようでお疲れ様でした。
いつか、尾瀬も2~3日逗留されるといいですね。きっと素晴しい光景に出会えますよ。
お勧めは至仏山です。山の鼻から約2時間半で登れます。湿原が一望できますから感動ものですよ。
尾瀬には三桁を越えるくらい通ってますが、毎回新しい感動があります。
高山植物、いいでしょ?
厳しい自然環境の中でしっかり根を張って生きている植物に感動しますよね。
またいつかおいでください。