錦秋の氷河公園・天狗池 #7


天狗池~上高地へ


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今回の山行初日の、あの冷たい雨が幸いしたのだろうか?気がかりだった天狗池の紅葉は最もよい時に巡り会えたようだ。
今年の8月にここを訪れた時は、まだ深い雪の下だった天狗池。
今は凛々しい槍ヶ岳を水面に映している。

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振り返れば天狗原も見事に紅葉している。
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天狗池の紅葉を楽しんだら槍沢の分岐へ向かう。
どこも紅葉に彩られ、つい足を止めて見入ってしまう。

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天狗池を過ぎて槍沢を一望。
三日前に歩いた槍沢のルートが懐かしくさえ感じる。

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見上げれば大喰岳のドロップポイントも見え、今年のGWに滑った思い出が蘇る。
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槍沢もナナカマドが見事に色づいている。
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チングルマの紅葉。
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後ろに迫る燕岩
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長く楽しませてくれた槍ヶ岳もこれで見納め。
槍沢ロッジ手前の白沢付近と槍沢ロッジ、そして槍見河原で穂先のみ見えるが、これで槍ケ岳ともお別れだ。
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天狗池付近を見上げる。
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大曲付近を見下ろす。
これから紅葉した槍沢を延々と下る。
上高地まで長い道のりだ。

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三日間の山行の疲れを槍沢の紅葉が癒してくれる。
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名残惜しそうに咲くハクサンフウロ
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エゾリンドウも
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ここからの眺めはとても好きで、毎回ここの写真を撮っている。
季節を変えて・・・

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槍沢の両側の紅葉も綺麗だ。
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ババ平。
三日前、ここから雨足が強くなった。
今は快晴、ご褒美のように綺麗な紅葉を見せてくれている。

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天狗池より4時間10分、横尾から屏風岩と横尾尾根の間に、前日歩いた南岳への稜線と天狗原への下山道が見える。
『あれを歩いたんだ』、感慨を胸に稜線を見上げる。

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南岳を発って8時間40分あまり、ようやく上高地へ着いた。
梓川の中洲ではカモたちが日向ぼっこ。
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雨の日の辛い登りと、爽快な稜線歩き。
天候に恵まれた天狗池の紅葉。
辛くも楽しい今年4度目の槍ケ岳山行を終えた。

by sakusaku_fukafuka | 2009-10-16 18:47 | 2009 錦秋の氷河公園・天狗池 | Comments(2)

錦秋の氷河公園・天狗池 #6


槍ケ岳~南岳・紅葉の氷河公園

南岳より天狗原へ


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南岳端部より北穂池
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笠ケ岳と白山を左手に見ながら南岳分岐ヘ向かう。
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早朝の撮影を終えて小屋で暖をとったが、なかなか指先に感覚が戻らなかったくらい冷え込んだ。
あちこちに霜柱を見た。
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放射冷却で冷え込んだ朝、空には雲ひとつ無い。
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15分ほどで分岐地点。
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眼下に横尾右俣と屏風の頭。
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前回はガスで何も見えなかったが、今回は天狗原が良く見える。
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左に槍ケ岳をいつも眺めながら、天狗原へ向けて痩せ尾根を下る。
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横尾尾根。カンバの葉はすでに散っているようだ。
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広い横尾右俣。ここを滑ったことが懐かしい。
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痩せ尾根は鎖とハシゴが続く。
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下ってきた尾根を振り返る。
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天狗池付近と東鎌尾根
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槍ケ岳と東鎌尾根
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横尾尾根から見た北穂高岳は素晴らしい。
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2007年の4月、同じ場所より
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タイミングよく、ナナカマドの紅葉が真っ盛り。
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大天井岳、燕岳方面を望む。
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歩きにくい氷河公園付近の登山道。
周囲は紅葉に彩られていて見事だ。

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天狗原の紅葉
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チングルマ
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草紅葉だけだった岩稜から一気に錦秋の天狗原へ。
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紅葉する中に遠慮するようにタテヤマリンドウがまだ咲いていた。
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紅葉した『クロウスゴ』
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by sakusaku_fukafuka | 2009-10-15 08:27 | 2009 錦秋の氷河公園・天狗池 | Comments(8)

錦秋の氷河公園・天狗池 #5


槍ケ岳~南岳・紅葉の氷河公園

南岳・月明かり~夜明けへ


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深夜、テントのベンチレーターより外を見ると煌々と月が輝いている。

レインウェア、冬用のウェアなど、持ってきた衣類は全て着込み、テントの外へ。
凛とした凍てつくような冷気に震えながら稜線より北穂高岳を望む。

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月明かりに浮かぶ槍ケ岳
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常念岳の上に冬の大三角形、オリオンがまたたく。
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夜の槍ケ岳~東鎌尾根
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そして夜明け
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月沈む笠
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常念乗越の向こうに雲海
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御来光
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笠ケ岳
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モルゲンロートの穂高連峰
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by sakusaku_fukafuka | 2009-10-13 20:32 | 2009 錦秋の氷河公園・天狗池 | Comments(2)

錦秋の氷河公園・天狗池 #4


槍ケ岳~南岳・紅葉の氷河公園

槍ケ岳から南岳へ


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時々振り返り、景色を少しずつ変えていく槍ケ岳を見るのも楽しい。
この槍ケ岳~南岳のルートは 『my favorite mountain trail』 と言ったところか。
いつも楽しみで大好きなコースだ。

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このポイントから見る北穂高岳も大好きな眺めの一つ。
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南岳への最後の登り付近から振り返る。
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眼下には『屏風の頭』
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横尾尾根は紅葉の見ごろ。
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西穂高岳越しに乗鞍岳と御岳山。
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天狗原分岐より槍ケ岳。
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南岳山頂より下り始めると北穂高岳を始めとする穂高連峰の雄大な景色が迫って見えて壮観だ。
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今日の宿泊地南岳のテン場が眼下に。
南岳小屋と穂高連峰。

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槍ケ岳からの、のんびり稜線歩きも終わった。
下界は雲海に覆われている。
予報どおり快晴となった 3000m の稜線は釣瓶落としの如く暮れてゆく。

笠ケ岳

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南から北へ伸びるいわし雲
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右に黒部五郎岳
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月と斜陽の常念岳
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西日を受ける北穂高岳と、過日歩いた大キレット。
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落日
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暮れゆく裏銀座周辺と槍ケ岳。
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暮れるギリギリまで大キレット入り口で遊ぶ同行者C
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シルエットの槍ケ岳
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乗鞍、御岳
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常念岳
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一日の終り。
明日は晴れるだろう。
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by sakusaku_fukafuka | 2009-10-12 12:30 | 2009 錦秋の氷河公園・天狗池 | Comments(4)

錦秋の氷河公園・天狗池 #3



槍ケ岳~南岳・紅葉の氷河公園

槍ケ岳から南岳へ


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テントはゼロ。
さすが昨日のような嵐の日ににテントを設営する登山者は居なかったようだ。

まずは大喰岳を目指す。

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ここから振り返って見た槍ケ岳が好きだ。
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難所も無く、ちょっとした登りに耐えれば大喰岳だ。
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ガレ場でできた広い山上。
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槍ケ岳の眺めも素晴らしいが、これから向かう南岳と穂高連峰の眺めも素晴らしい。
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今年のGWにスノーボードで滑った大喰岳のカールを俯瞰。
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南岳へのトレイル
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大喰岳カールと黄葉に彩られた槍沢見下ろす。
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いつか滑ってみたい大喰沢
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滑りたい斜面の下見をしながら歩くと直ぐに中岳。
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槍ケ岳を振り返る
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ハシゴを登れば中岳山頂。
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大喰岳に劣らず、ここ中岳からの展望も素晴らしい。
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常念岳と蝶槍
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雲海の西穂高岳と乗鞍岳
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南岳へ伸びる気持ちよいトレイル
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ここからの槍沢の眺めは素晴らしい。
黄葉の槍沢。
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こうして俯瞰すると、槍沢の登りは長い、と改めて実感する。
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大喰岳カールと槍ケ岳
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二枚の写真を無理やりくっつけた。
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槍ケ岳と槍沢の眺めが素晴らしく、しばしここで景色を楽しんだ。
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GWに滑った斜面をここから見ると、また滑りたくなる。
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景色をしばし楽しんだら南岳へ
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翌日歩くことになる天狗原を俯瞰。
こうして見ると明日もまだ素晴らしい紅葉が見られそうだ。

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明日下ることになる横尾尾根越しに屏風の頭
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南岳へ向かうたおやかな稜線は歩いていて気持ちよい。
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南沢、ここも滑るのには良さそうだ。
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天狗原分岐が近い
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by sakusaku_fukafuka | 2009-10-09 07:04 | 2009 錦秋の氷河公園・天狗池 | Comments(2)

錦秋の氷河公園・天狗池 #2


槍ケ岳~南岳・紅葉の氷河公園

槍ケ岳から南岳へ


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雨は一晩中降っていたようだ。
二日目も天気が良くないことは覚悟していたので、めずらしくのんびり起床。

二日目は天候が回復すれば南岳まで行く予定。
持ってきた食料を消費しなければならないので、我々は素泊まり。
山荘の炊事場にて自炊。

山にしては遅い朝食をとり、いつでも出発できる準備を済ませ、キッチン槍にて天候の回復を待つ。
関西から来ている4人のパーティも同様、予備日があるので、慌てず天候の回復を待つとのこと・・・
小屋で毎朝焼き上げている自家製のパンとコーヒーをいただきながら、いつ回復するか分からない天候を、時々外の様子を窺いながら待つと、新潟の山友『R』や『Izumi 』ちゃんから『天候は回復しそうですよ』とメールが入る。
遠くに居ながら我々を気遣ってくれる仲間が居ることは心強くありがたい、と改めて思いながら歓談していると山荘の『野田君』の 「晴れた!!」 と言う声に、我先にと外へ飛び出す。

昨日から降り続いていた雨は上がり、目の前に本当に槍ケ岳があるのか?と思えるくらいホワイトアウトで何も見えなかった山荘の前には、槍ケ岳と槍沢のパノラマが広がっている。

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西には西鎌尾根から黒部五郎岳や双六岳、薬師岳まで草紅葉に彩られた秋の展望が開けた。
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西鎌尾根と千丈乗越
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雲海から稜線を覗かせた笠ケ岳と、はるか遠くに白山を望む
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山荘の前には、人をあまり恐れないイワヒバリもお散歩
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昨日は何も見えなかった槍沢。
あの雨の中、ここを登ってきたのだ・・・

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黒部五郎岳と双六岳
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黄葉の千丈沢
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山友の回復するという知らせは現実となった。

「穂先へ登らなければ槍ヶ岳へ来たことにならない」、ということで、天候回復となれば穂先へ登る。
いざ!
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あとから4人のパーティが登ってくるが、まだ山頂は我々二人だけ。
静かな山頂で360°の大展望を楽しむ。

北鎌尾根

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穂高連峰と、次の目的地南岳を遠望
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西鎌尾根
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今年の夏、表銀座から歩いた東鎌尾根
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焼岳から御岳山
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朝方の天気が嘘のように晴れ渡り、登山者の多くは山荘を去り、慌しい後片付けも一段落した山荘のスタッフとテラスで歓談。
我々も南岳へ向かうべく、山荘をあとにした。

野田君、Mっちゃん、色々とありがとう!
また来るね~~

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東に槍沢や東鎌尾根、常念岳を眺めながら、次の目的地、南岳へ向かう。
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by sakusaku_fukafuka | 2009-10-08 11:22 | 2009 錦秋の氷河公園・天狗池 | Comments(4)

錦秋の氷河公園・天狗池 #1


槍ケ岳~南岳・紅葉の氷河公園

上高地から槍ケ岳へ


何処も今年は紅葉が早いようだ。
そんな紅葉の進み具合を気にかけながら、氷河公園と天狗池の紅葉を見るべく、今年4回目の槍ケ岳を目指すことになった。
今回は、初の槍ヶ岳登頂を二度計画しながらも、諸事情で断念せざるをえなかったCちゃんと、たまたま休暇で下山していた槍ケ岳山荘スタッフのMっちゃんが同行。

1日夜、マイカー『移動ゴミ箱ワンボックス』にて沢渡入り。
夜空を見上げると、明日の雨天予報が嘘のように星が瞬いている。
このまま天気がもってくれることを祈りながら車中泊。

翌朝3;45pm 起床。
就寝前、夜空に瞬いていた星はどこへやら・・・・・・・
天気予報の正確さを恨みつつ出発の準備。
一日で槍ケ岳を目指す計画なので、バスより早く上高地入りできるタクシーを使う予定。

パッキングを見直しているとタクシー運転手の登場。
3人なら1300円、4人なら1000円。
あと一人同乗者を探すように運ちゃんに頼んでおきながらパッキングを済ませる。

運ちゃんが探してきた60代?とも思われる同乗者とタクシーに乗り込み、まだ真っ暗な上高地に一番乗り。
今にも降り出しそうな気配にテンションは上がらないが、明るく行こう!!

5:15am
念のためにバックパックにカバーをし、ヘッドランプ便りにまずは明神を目指す。

一応出発点なので、暗くて穂高連峰は望めないが『河童橋』にて記念撮影。
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小雨・・・・・
約50分で明神通過。
まずまずのペース。

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7;10am
氷壁のお宿『徳沢園』到着。
歩けば汗をかく。
GORE-TEX とはいっても、やはり蒸れる・・・
小休止。
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近頃やたらと野生の猿を目にする。
人馴れした猿や鳩に餌を与えたり、むやみに近づいたりしないよう啓発する看板も見かけた。
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3時間あまりで『横尾』到着。
標準のペースだ。
雨天のためか、朝早いためか、人影はほとんど無い。

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休憩の後、次のポイント槍沢ロッジを目指す。
この頃から雨足も徐々に強くなる。

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9;20 am
一ノ俣
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9;27 am
二ノ俣
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槍沢ロッジも近くなるころ、ブーツも湿り気を帯びて歩き難くなる。
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9;50 am
槍沢ロッジ到着。
汗をかきつつも、動かずに居るとやはり寒い。
ストーブで暖をとりながら、大休止。

槍ケ岳山荘とここ槍沢ロッジは同じ経営。
休んでいるとグショ濡れになって休憩所に入ってきたのは山荘のオーナー『穂苅さん』
上はだいぶ降っているようだ。

一息ついて鋭気を養い、気合を入れて出発。
実はこれからが大変なのだ・・・・・・・・

ロッジを過ぎ、赤沢の崩落跡を通過。

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11;18 am
ババ平。
もうここは土砂降り。
大玉の雨粒に容赦なく叩かれる。

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11;40 am
水俣乗越分岐。
まだまだ元気。
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大曲付近。
霧で良く見えないが、大分紅葉が進んでいるようだ。

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いよいよこれからが核心部。
上高地を発って約7時間余り。
そろそろ疲れが出始めている体に追い討ちをかけるように急登が続く。

自分はほとんど場合一日で槍ケ岳を目指すが、標準的には一日目は横尾か槍沢ロッジで宿泊、二日目に槍ケ岳を目指すというのが、槍ケ岳へのアプローチの仕方である。

今回は女性陣から一日で槍ケ岳を目指す提案が上がった。
槍ケ岳まで約22km。
雨の中、彼女達が一日で槍ケ岳まで歩ききるか不安があったが、ビバークも考慮して承諾した。

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登山靴は濡れ、グローブも濡れ・・・・・・
レインウェアの内側もすでに汗で濡れている。
立ち止まるとたちまち体は冷えてくる。
北海道のトムラウシ山の低体温症による遭難事故が脳裏を掠める。

彼女達をそんな目に合わせるわけにはいかない。
ビバークするとしたら、坊主の岩屋跡か・・・・・・・・・・・・
そんなことも考えながら一歩一歩脚を進める。

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クリーンバンド付近の急登を登りきり、一段落。
ここまで来れば山荘直下の急登までは急登は無い。

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いや~~~すごい雨だね.
もう半分ヤケクソ!

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13;44
坊主の岩屋跡に到着。
ビバークするのならここだが、思ったより元気。
休憩していても体が冷えるだけなので、このまま頑張って槍ケ岳山荘を目指す。

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それとなく殺生フュッテの建物らしきものが見えると槍ケ岳山荘も近い。
疲れていても、皆割りと元気なので一安心。
雨で、誰もテラスには出ていないはずの槍ケ岳山荘へ向かって「ヤッホー」「ファイト~一発」などと叫びながら、明るく登る。
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この先の九十九折を後一つ曲がれば槍ヶ岳山荘。
頑張れ!
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・・・・・・・・・・・・
こんな悪天候にもかかわらず、槍沢ロッジでの大休止も入れて10時間弱で槍ケ岳山荘へ着いた。
この大雨の中を良く頑張ったものだ。
計画ではテント泊の予定であったが、稜線に吹き荒れる強風と豪雨のためにテン泊は中止。
この日は槍ケ岳山荘にお世話になることと相成った。

by sakusaku_fukafuka | 2009-10-07 09:40 | 2009 錦秋の氷河公園・天狗池 | Comments(4)