カテゴリ:2010 槍ケ岳残雪( 7 )

槍ケ岳残雪 #7

稜線漫遊・気の向くまま独りある記


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GW槍ケ岳最後の日。
槍沢を滑って下るか、大喰岳を滑って槍沢に合流するか迷った。
クラストしている雪が緩むのを山荘で待つより、中岳のデンジャラスゾーンを通過しなければならないが、稜線を移動し、昨日と同じルートから横尾右俣へ滑り降りて槍沢を通らず横尾に出た方が得策と考え、昨日のルートを辿ることにした。

山荘スタッフMっちゃんにお世話になった挨拶を済ませ、6:00am 山荘を後にする。

飛騨乗越より槍ケ岳を振り返る。

(1)
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大喰岳山頂より穂高連峰
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(2)b
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大喰岳山頂より。
(3)
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自分のあとから大喰岳山頂へ登ってきた登山者達。
自分同様南岳方面へ向かうかと思ったが、あとをついてこなかった。

(4)
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今日のドロップポイントを俯瞰。
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(6)
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懸念された中岳の登りは、昨日自分のあとから登ったと思われる登山者がピッケルで作ったステップがあり、難なく登ることができた。







中岳を下って槍ケ岳を振り返る。
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昨年の夏の同じ場所から。
(8)
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ここも滑りたい。
来年はここから槍沢へドロップしようか・・・

(9)
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去年の秋撮影した同じ場所。
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昨日よりちょっと手前から同じ斜面にドロップ。
今日のドロップポイントだ。

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ドロップポイントより槍ケ岳。
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昨日滑ったラインとこれから向かうポイントを俯瞰。
(16)
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稜線からドロップ。
雪面は昨日とあまり変わらず、気持ちよいライディングだった。

横尾尾根のコルより、これから滑る右俣を見下ろす。

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ここから見る北穂高岳は絶景だ。
(18)
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昨年の10月4日同じ場所から撮影。
秋の北穂高岳も素晴らしい。

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できればこのシュートを滑りたかったのであるが、あまりにも巨大な雪庇に願いは叶わなかった。
いつか、ここをやろう。

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横尾の右俣はボトムへ滑り降りるとデブリの巣だ。
相変わらずのデブリの間を縫うように横尾谷へ滑り降りる。

横尾谷では涸沢へ向かう登山者の行列と行き交う。
涸沢の混雑振りがわかるような気がした。

























今回は横尾谷、本谷橋の下部まで滑り降りることが出来た。

屏風岩を右手に横尾へ向かう。

(21)
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登山客で賑わう横尾。
このほとんどは涸沢へ向かう。
槍ケ岳を目指すのはこの中のほんの一部の登山者だ。

(22)
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横尾から今日滑り降りた稜線付近を望む。
三時間前まであの付近に居たのか、という感慨が湧いてくる。

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(23)b
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来た時と同様、横尾より梓川右岸を上高地へ戻る。
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(25)
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右岸を歩くのもここ明神まで。
明神橋が近づくと人、人、人・・・・・・・
観光客でごった返す明神に至ると、スノーボードを背負った我輩は好奇の視線をシャワーのように浴びる。
喧騒の中、上高地へ至り、GWの槍ケ岳周辺滑降を楽しいうちに終えた。

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by sakusaku_fukafuka | 2010-05-24 08:48 | 2010 槍ケ岳残雪 | Comments(4)

槍ケ岳残雪 #6

稜線漫遊・気の向くまま独りある記


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稜線から滑り終えて山荘に戻る。
昨日の混雑はそれほどでもなかったが、連泊の二日目はそうとうな混雑。
食堂も一回では入りきれず3~4回に分けているようだ。

しかし、昨日四名ほど居たスノーボーダーも、今日は我輩一人。
スキーヤーが十名ほどは居ようか・・・
あとは全て登山者だ。

夕食後は、昨日の夕景があまり綺麗ではなかったので今日こそは、と撮影に外に出る。

以下は夕景と翌日の朝の風景。



Photo Gallery
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(2)
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by sakusaku_fukafuka | 2010-05-20 18:40 | 2010 槍ケ岳残雪 | Comments(6)

槍ケ岳残雪 #5

稜線漫遊・気の向くまま独りある記


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滑降の準備もできて稜線から氷河公園を俯瞰すると、横尾尾根のコルへ向かうスキーヤー数名の人影が見える。
雪崩れる可能性は低いとみたが、念のために下のパーティがコル付近まで登り上げるのを待つ。

ここに到着する頃にはクラストした雪もちょうど良い具合に緩むだろうと見積もって早朝山荘を出発したが、判断は正しく、いま滑り出すには最も良い状態だ。

10:43分、下部を歩くパーティが横尾尾根のコルに登り上げたのを確認してドロップイン。
思いのほか滑る雪に爽快の一本目。









氷河公園から天狗原へ・・・
天狗原では山荘で一緒だったスノーボーダーと行き会う。















稜線から夏道の天狗原分岐付近まで滑り降り、グリーンバンドを登り上げて昼食。
山荘で作ってもらった『ちまき寿司』が空腹を満たしてくれる。

(1)
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昼食後は昨日も通った槍沢を山荘目指して登り返す。
(2)
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天狗原俯瞰。
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大喰岳を殺生より見上げる。
今日は時間の余裕があるので、この大喰岳北面を一本滑ろう。

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(5)
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山荘へ向けての最後の急登。(大喰岳北面を滑ると、もう一度ここを登り返さなければならないが・・・・・)
(6)
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13:45。山荘に戻ってきたが、大喰岳を滑るので立ち寄らず再度大喰岳へ向かう。

今日も山荘上空を気持ち良さそうにグライダーが滑空している。

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(9)
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山荘に登り上げた時は快晴だったが、大喰岳へ再び登り上げた時にはいささか日が翳り始める。
北面がクラストし始めていないかちょっと気にしつつ準備。

日が翳ると標高3000m の稜線は冷えるのが早い。
斜度は40°くらいか・・・
山荘のスタッフたちも休憩時間に良く滑る、短いがお手ごろの斜面だ。

すでにクラストし始めている北面へドロップイン。









南岳へ向かう稜線から一本。
大喰岳からおまけの一本。
稜線歩きを楽しみながら From 3080m の大満足の一日を終える。

by sakusaku_fukafuka | 2010-05-18 08:55 | 2010 槍ケ岳残雪 | Comments(2)

槍ケ岳残雪 #4

稜線漫遊・気の向くまま独りある記


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6時からの朝食も終り、下見も兼ねるので7時に山荘を出発。
まずは大喰沢の様子を見るために大喰岳へ登る。
大部分はしっかりとトレースがついていて歩きやすいが、陽が当たるのが遅い西向きの斜面は時間が早いためクラストしている。

(1)
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大喰岳より槍ケ岳。
(2)
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大喰沢を俯瞰するも、やっぱり雪面はガリガリ・・・
こちらの面は午後じゃないとだめか・・・

(3)
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大喰岳からの展望。










大喰岳より中ノ沢(中岳)の下見をしながら、これより歩く稜線を望む。
(4)
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(5)
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同じ場所を昨年の秋の写真より。
(6)
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槍ケ岳を・・・
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山荘より1時間あまり、中岳直下に着いた。
中岳のハシゴは雪に埋もれることなく露出しているが、二つ目のハシゴを登り終えた上部のアイスバーンの登攀を試みたものの、我輩はアイス・ピトンなどのクライミング・ギヤは持ち合わせていない。
もし滑落したら間違いなく露出している岩盤の上に落下する。

一旦鞍部まで降りて別のルートを探すこととした。

下から仰ぎ見ると、どこでも上れそうなのだが、実際近づいてみると北向きのアイスバーンは何処も非常にデンジャラス。

ハシゴのルートは諦め、もし滑落しても風紋がアンカーになりそうな場所を狙って登ることにした。

ピッケルを打ち込み、アイゼンを蹴り、ガチガチに凍った急斜面にヒヤヒヤしながら、なんとか山上へ抜けた。
おそらく最もデンジャラスな箇所は15分ほどだったと思うが、非常に長く感じた。

(10)
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(11)
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(12)
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漸く中岳山頂、ホッと一息。
しかし、風が強く、寒くて長居はできない。

(13)
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(14)
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中岳からの展望。











中岳より中ノ沢を俯瞰すると、やはりここもガリガリ・・・
ここも諦めて夏に下見をしたドロップポイントを視察に行くことにして、中岳を南岳へ向かって下る。
日溜まりになる南岳の東面は、山頂の寒さが嘘のように暖かい。


山荘を出て、景色や下見をしながらおよそ三時間弱で分岐到着。

(15)
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天狗原を見下ろすと、明日滑ることになる横尾尾根のコルに登山者が見える。
(16)
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(17)
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夏に下見をしたドロップポイントは、この雪庇が落ちてからでないとドロップするのは無理だった。
トップから覗きたかったが、雪庇が大きく、危険すぎてそれも叶わず・・・
ここを滑るとしたら6月か・・・・・

(18)
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by sakusaku_fukafuka | 2010-05-14 10:39 | 2010 槍ケ岳残雪 | Comments(0)

槍ケ岳残雪 #3

稜線漫遊・気の向くまま独りある記


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3080m の夜明け。
今日は目的としては大喰岳から大喰沢もしくは中岳から中の沢を滑りたい。
雪の状態が厳しいようなら、夏と秋に下見をした南岳分岐付近から右俣へのドロップポイントの確認に行く。

朝食は6時。
まだ時間があるので、3080m からの景色を写真に収めよう。

Photo gallery
(1)
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(2)
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(3)
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(4)
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(6)
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by sakusaku_fukafuka | 2010-05-12 08:29 | 2010 槍ケ岳残雪 | Comments(6)

槍ケ岳残雪 #2

稜線漫遊・気の向くまま独りある記


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槍沢ロッジにて十分な休憩をとった。
ここから先が正念場。
まだ9時前、時間の余裕は十分。

アプローチの長い槍ヶ岳は、夏も冬もここ槍沢ロッジか手前の横尾で一泊し、二日目に槍ケ岳を目指すというのが一般的なアプローチの仕方だが、限られた時間を有効に使うには一日で槍ケ岳を目指すのがベター。

行程はハードだが、予定通りこの日のうちに槍ケ岳を目指す。

ロッジよりアイゼンを装着。
本格的な積雪のあるルートへ踏み出す。

ロッジから35分ほどでババ平。
朝上高地を発った者の中では自分がトップを歩いているはずだから、先に見えるのはほとんど前夜ロッジもしくは横尾山荘で宿泊したパーティのはず。

前方に東鎌尾根と大曲に差し掛かろうとするパーティも見えてきた。

(1)
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大曲を過ぎ、燕岩を正面に仰ぎ見る。
今年はデブリが多いと聞いていたが、天狗池付近からの大規模な雪崩の跡が生々しい。
このデブリも、いつか落ちているはずなのだから、運が悪ければこれの巻き添えになっていたはず・・・
デブリの横を通過しながら、こんな穏やかな日でも、今は気の抜けない箇所を通過しているという緊張が脳裏を過ぎる。

(2)
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(3)
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大曲を過ぎ、最初の急登『グリーンバンド』付近を大汗をかきながら登り上げると、前日降った雪が天狗原付近の景色を真っ白に染め直している。
(4)
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グリーンバンドを登り上げ、槍ケ岳の雄姿が全容を現すが、ここから先がまた長い・・・
歩いても歩いても槍は近づかず、変化しない同じスタンスの傾斜は視覚の上からも疲れに追い討ちをかけ、上高地から歩き続けた疲労感は限界に達する。

前方を見上げれば、そんな我輩を嘲笑うように紺碧の空をグライダーが気持ち良さそうに旋回している。

(5)
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登攀は自分との戦いだ。
一歩、また一歩足を出し続ければいつかは着くさ、と自分に言い聞かせながら漸く殺生。

(6)
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上の写真の場所とほぼ同じところから下を振り返る。
(7)
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漸く最後の急登を登り上げ、槍ケ岳山荘のテラスもすぐそこ。山荘に入る前に大喰岳と穂高連峰を望む。
(8)
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13:54 槍ケ岳山荘到着。
2007年には、確か11時間を要した。
雪の状態も良かったためか、今回は9時間かからず槍ケ岳山荘に着いた。
自分の中では今回が最も早い到着。
達成感に浸りながら、約7ケ月ぶりに山荘から仰ぎ見る槍ケ岳。

(9)
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昨年の10月。
同じポジションで槍ケ岳山荘スタッフと。

(10)
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山荘のテラスより、明日滑ることにしている付近の一部を俯瞰。
(11)
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(13)
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by sakusaku_fukafuka | 2010-05-11 08:25 | 2010 槍ケ岳残雪 | Comments(0)

槍ケ岳残雪 #1

稜線漫遊・気の向くまま独りある記


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今年のGWもやっぱり槍ケ岳。

今回歩いたルートと滑ったルートのGPSの軌跡を、地図とGoogle Earth上に落としてみた。
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お金さえ出せば誰でも行けちゃう、簡単アクセスめちゃ混み立山には、あまり関心は無い。
その大混雑を避けて立山から涸沢(穂高エリア)へシフトする人も増えているとか?
そうでなくてもGWの涸沢の混雑は立山並なのだから可笑しな話だが・・・

帰路、上高地ではスノーボードを背負った自分に好奇の視線が注がれる中、観光客から『槍ケ岳ってまだ滑りに行けるんですか?』と聞かれた。
『スノーボードを背負って、後半は急登が続く22km歩き通す体力と気力があれば、まだまだ滑れますよ』と答えた。
『22km・・・・・・』そのあとの言葉を呑んだ観光客の顔つきが面白かったが、やっぱりボードを背負って槍を目指すのは、よほどの物好きか・・・
しかし、我輩はその『物好き』でよい。


槍ケ岳までの長い道のりを考えると、上高地を少しでも早く発ちたい。
沢渡さわんどの駐車場でタクシーの相乗り相手を探したが、駐車場内を歩き回っても、一日で槍ケ岳エリアを目指す早立ちの登山者はなかなか見つからず、北鎌尾根を目指す登山者を一人見つけるのがやっとだった。

本当は四人探したかったが、同乗者も早く発ちたいらしく、二人で割高だがそれでもよいとのこと。

5:00am。
まだ閑散とした上高地のバスターミナルに登山者と二人で降り立つ。

家で作成してきた登山計画書を提出し、5:07分、槍ケ岳目指して出発。

今夜宿泊予定の槍ケ岳山荘のスタッフMっちゃんに上高地を発った一報をメールにて送信しておく。

(1)
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独りでテント泊北鎌尾根を目指すベテラン・クライマーの勧めで、一緒に明神から横尾までは梓川の右岸を歩く。
右岸はアップダウンが少なく、なかなか快適。
ただし、工事用の橋を渡ることになるので、この橋がいつもあるとは限らない。
工事の完了で橋が撤去されていれば戻らざるを得ない。
そこはちょっとした賭けである。

幸いまだ河川の工事中で橋は架かっていて、引き返すこともなく多少ショートカットで横尾の手前で梓川を渡れた。

(2)
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横尾尾根と屏風岩の間に、ガスで見え難いが、三日後辺りには下ってくることになるだろう稜線付近に目をやる。(逆三角形の辺り)
(3)
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二時間と十数分で横尾着。
ここまで休み無しだったのでトイレを済ませ、しばし休憩。

一緒に歩けば水俣乗越までは同じルートのはずだが、ここまで一緒だったクライマーとはペースが合いそうも無いので、ここからは一人で先に出発することにした。

(4)
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前夜横尾に宿泊して早発ちした登山者のトレースはあるものの、涸沢方面とは違い、その数は少なくルートを誤りやすいので要注意。
(5)
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見えるのは赤沢崩れの辺りかな・・・
(6)
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槍見河原。
途中で追い越した登山者が休憩していると追いつき、小さく見える槍ケ岳を見て『槍はやっぱり遠いな~~』と一言・・・・・・・

(7)
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槍沢沿いをひたすらロッジへ・・・
(8)
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槍沢ロッジへ水をあげているポンプ。
ここまで来ればロッジも間近。

(9)
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上高地から3時間45分ほどで槍沢ロッジ着。
ペースがちょっと速かったので、ここでは大休止。
後半の急登に備えてゆっくり休もう。

ロッジ付近は携帯が使える。
電源を入れると着信あり。
槍ケ岳山荘スタッフMっちゃんより、『上は快晴だが風強し、気をつけて来て下さい』とのこと。

情報ありがとう!!

(10)
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by sakusaku_fukafuka | 2010-05-09 08:31 | 2010 槍ケ岳残雪 | Comments(4)


爺~ジ Snowboader が綴る、滑った、登った、出会った、奏でた、聴いたときの自己満足欲張り備忘録


by sakusaku_fukafuka

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