カテゴリ:2012 雪山三昧 前期( 18 )

Ridge

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※ブログ開設以来数年を経て毎日約400近いアクセスをいただき、ご愛顧感謝申し上げます。
ご承知の通り雪山はいつも危険と隣り合わせです。
記事の内容は掲載された時点ですでに過去のものです。
当ブログは雪山滑降を計画される方々に情報を提供することを目的とするものではありません。
山行を計画される場合はご自身で最新の情報を取得され、経験や体力に合わせ、自己の責任の下で行ってください。



過日この尾根を登った。
DPまで約3時間半。
雪は締まっているところもあり、ま、独りなんだからこんなもんでしょ。

いきなりの急登だけど・・・・・
予報外れて晴れちゃってるからプチ嬉しい。
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俯瞰
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グググ、っと引き込まれそうになるなぁ・・・
ココ滑りたいけど今日は雪も不安定だから止めておこう・・・
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こっちもそろそろ良さそう・・・
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いつ見てもいい眺めだ
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今日はトップまで行かない。
目的地はそこまで・・・
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好きな景色を眺めながら軽く腹ごしらえをしていると徐々に雲行きが怪しくなってくる。
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案外下るのは怖いものです。
スノーボードを背負ってここの Ridge を通過するのはなかなか難儀。
こんなコブをいくつか越える。
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ようやくリスキーな部分を越えてホっと一息。
ピッケル、やっぱり持ってきて良かった・・・
これが無かったらここまで辿り着けなかっただろう。
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かじかんだ手を持参してきたホッカイロで温め、指先に感覚が戻ってきたところでドロップイン。
どこへ?

ナイショ!
by sakusaku_fukafuka | 2012-01-31 19:53 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(6)

爺ージの日

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このところいささか降り過ぎ。
ちょうど三歳の孫が遊びに来てたので、山は止めて雪遊びをしに行くことにした。
孫にしてみれば、自分がすっぽり埋もれてしまうほどの大雪は初めて。
寒い、冷たい、といって少々駄々をこねたものの、雪遊びは気に入ったようで、大はしゃぎ。
またスキー場に行きたい、と言い出し、二日目はナイターまで付き合わされるハメに・・・・・・

ま、たまにはこんなのも「あり」でしょう。
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by sakusaku_fukafuka | 2012-01-28 23:27 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(14)

それでも登る谷川岳

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関東平野は小春日和とも言える穏やかな一日。
田尻尾根から望むこの日の谷川岳も、冬のシーズンのほとんど姿を現さない、白いベールに包まれたままでご機嫌斜めの模様だ。
こんな日の谷川岳を覆い隠している白いベールの内側は、吹き付ける強風と、容赦なく体温を奪っていく寒さ、そして方向感覚をも奪っていく白い悪魔が待ち構えているのを、身を持って知っている。

ホワイトアウトや強風、寒さは、この山からこれまで幾人の登山者の命を奪っていったことだろう。
写真のような谷川岳をここ田尻尾根から望むとき、いつもそんなことを思う。

それでも確立の低い晴れマークに期待をこめて肩の小屋を目指す。
迷わず肩の小屋に辿り着ける確信はあるものの、そこへ向かうには白い悪魔と強風と寒さに耐える覚悟だけはしなければならない。
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俎嵓山稜から吹き降りてくる雪雲。
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山頂まで行って晴れなかったら戻ってこの斜面のどこかを滑ろう。
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もしかしたら自分の命を守ってくれるかもしれない避難小屋。
小屋の戸が開いていて中は大量の雪・・・
使ったら使いっ放し、なんとも情け無い登山者だ。
こんなのを見ると怒りを覚えるな・・・
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俎嵓山稜と中ゴー尾根
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いつものことだが、熊穴沢避難小屋を過ぎると風が強くなる。
一枚多く着込んで登攀再開。
ワカンを履いた登山者が追いついてきた。
我輩が背負っているスノーボードを見て「それじゃ風に煽られて大変でしょう」。
こちらに比べたら軽装だけあって歩くのは速い。
「山頂まで行くんですか?」 「いや、行けるところまで・・・」
と言い置いて登っていった。

荷の重い我輩は彼を追って後から登る。
天狗の溜まり場を見上げると岩陰で先行した彼が風を避けている。

「山頂まで行くんですか?」と問うてきた。
「ここまで来ればあと30~40分くらいですからね。お宅さんなら速いから30分で行けますよ」

後ろを振り返ったが山頂へ向かう気配無し・・・
やがて視界から消えた。
下ったのだろう・・・・・・

強風で倒されそうになるのを必死でこらえながら先へ・・・
山岳会が刺していった旗竿がいつもより短いスタンスで敷設してあり、有難い。
帽子やウェアは吹き付ける雪の結晶で真っ白。
途中で時間をつぶしたのも入れて約4時間で肩の小屋。
待てど暮らせど回復の兆し無し。
2時を回ったので、天候回復を諦めて下山開始。
肩の小屋を後にする。
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天狗の溜まり場付近まで滑り降りるとガスが抜けた。
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西黒尾根、ラクダの背
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西を振り返ると相変わらず荒れている。
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もうちょっと上でガスが抜けてくれたらアレを滑り降りれたのになぁ・・・
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滑り降りてドロップポイントを見上げる
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西黒尾根
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ここから見上げる西黒沢はお気に入りだ
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雪はスーパーモナカ。
雪は最悪だったが景色は最高。
ここから見る谷川岳は美しい。
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この時期はまだ日が短い。
日陰になった西黒沢ボトムは危険だ。
慎重に下ってこの日の谷川岳山行を終えた。
by sakusaku_fukafuka | 2012-01-25 15:20 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(8)

Y氏平標山デビュー

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予てからの約束だったY氏平標山ご案内。

前日Y氏をご案内しようと連絡を入れたら快諾。
H君も加わって7時出発。
天気良ければ山頂経由して稜線からヤカイ沢へドロップ。
コンディションが悪ければツリーの予定。
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雪はちょっと湿り雪。
それも予想したほどには降ってない。
林道からヤカイ沢へ入る頃I&G夫妻から無線。
いつもながらの驚異的なスピードで我々に追いついて合流。
前日のトレースを使いながら登攀。
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平標山初めてのY氏。
そろそろ急登にとりつく。
険しいのはこれから・・・・・・
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この辺にいつもいる奴かな?・・・・・・・
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樹間から平標山。
ちょっと天気が持ち直しているような・・・・・・・・
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のんびり登攀で約二時間半、ようやく森林限界。
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樹氷が美しい。
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頑張りましょう!
森林限界を越えました、もう稜線です。
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稜線
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晴れたりガスったり・・・・・・
でもちょっと期待できそう。
山頂を目指します。
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稜線は風が強く雪が付かない・・・
落とし穴だらけ。
スノーシューにはなかなかやっかいな稜線歩きだ。
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またガスに巻かれる
(pic:George)
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強風の吹き荒れる山頂から北面に移動して様子見をしていると有難いことにガスが晴れてきた。
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稜線を移動。
いよいよ滑走開始。
ピーカンでは無いがこれはこれでドラマチック。
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またガスもやってきて中間部は視界が悪そうだがヤカイ沢へ滑り込んでいく。
初めての平標山ロングツアーでお疲れのはずのY氏も、滑り出せば水を得た魚。
さすがの滑りです!
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では、我輩も続いて・・・・・・・・・

(Pics:Izumi)
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しんがりで滑り降りてきたIzumi嬢も快適にドロップしていきます
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急斜面を終え緩斜面に至ると雪は最悪の重い湿り雪。
でも、まぁそこそこロケーションも良かったしよしとしよう。

林道も近くなった頃、広い場所を見つけて遅めのランチタイム。
これもまた楽しいひと時です。
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by sakusaku_fukafuka | 2012-01-24 07:28 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(4)

平標山

平標山強風

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Pics:George
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by sakusaku_fukafuka | 2012-01-21 14:50 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(0)

平標山  1/15

※ブログ開設以来数年を経て毎日約400近いアクセスをいただき、ご愛顧感謝申し上げます。
ご承知の通り雪山はいつも危険と隣り合わせです。
記事の内容は掲載された時点ですでに過去のものです。
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シーズン三回目の平標山。

朝、谷川に向かったが、途中立ち寄ったコンビニでゲレンデ情況を見たら「悪天候により天神平スキー場ストップ」とある。

天候回復で、今後ロープウェイが動く可能性が無いわけではないが、待っても動かなかった場合のリスクより、計画変更して悪天候でもそれなりに楽しめる平標山を滑ることにした。

移動距離が大きいので出発は遅くなるが、時間の制約があるわけではない。
暗くなるまでには十分時間がある。

火打ち峠で準備し、今日の山行の友はウォークマン、と、イヤホンを耳に取り付けドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」を聴きながら出発しようとしたら見かけた御仁が到着。
前日志賀高原で滑り、同じく平標山を滑ろうと移動してきたM田さん。
丁度良い道連れができたので大歓迎。

M田さんの準備を待って遅めの出発。

先行したスキーヤーのトレースがあり、使わせていただこうかと思ったのだが、どうもルートファインディングがおかしい・・・
藪の濃い緩斜面の移動を滑走の後半に余儀なくされるヤカイ沢としては、この先行したスキーヤーのトレースでは難儀しそうなので、帰りのことを考慮してスキーヤーのトレースは使わず、いつものルートにトレースをつけておくことにして二人でラッセル開始。
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朝は雪雑じりの天候だったが、後ろを振り返ると回復の兆し?
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林道から外れ、ヤカイ沢に入ると膝までのラッセル。
やがて右岸に先行したスキーヤーのトレースも見えて合流。
多少は楽なので使わせてもらったが、それにしても平標山をあまり知らないスキーヤーなのか、藪が好きなのか、とんでもないところを歩いている。
このスキーヤーのつけたトレースにスノーシューの跡が重なっているから、どうやらスノーボーダーも入っているようだ。

ヤカイ沢も半分を過ぎただろうか、先行のトレースはようやくまともなラインに戻った、と思いきや、また登攀が大変な斜面に取り付いている。

先行のラインに重なっていた賢明なスノーシューの跡は、スキーヤーのトレースとはここで別れ、我々もよく利用するコースへ向いている。
我々も、この変なコース取りのスキーヤーのトレースを使うのをやめ、スノーボーダーと同じラインを辿ると、先方に腰ラッセルをやっているスノーボーダーを発見。
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ラッセル交代。

ブナの大木にサルノコシカケ。
下に付いているキノコも、やがてはサルノコシカケに育つのだろうか?
それともまったくの別物?
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ここは雪崩れることがよくある斜面だが、その向こうに微かに稜線が見え隠れ・・・
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かぐらローカルさんたちの無線が入り、受け答えしていると東のお山に登っているI&G夫妻からの「平標山の稜線が見えてきたよ」という情報が我々に中継されてきた。
見上げるとこちらからも稜線がはっきり見え、晴れの期待は確信に変わっていった。
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不安定な天候。
いつまでもつか分からないが、せめて滑り出す頃まではもって欲しいものだ。
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風の強い山頂では滑走の準備も大変だ。
山頂直下の風の無い場所でシールを外して滑走準備。

12:47pm 山頂。
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スノーシューにてドロップポイントまで移動。
滑走斜面を俯瞰する。

この広大な斜面がここの醍醐味。
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風の強いここはパック気味だが、斜度も良く気分爽快!

M田氏
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一緒になったスノーボーダーT氏
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この日ヤカイ沢に刻まれたシュプールはこの三本だけだったろう。
(左=T氏、中=我輩、右=M田氏)
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ヤカイ沢を滑り終え、緩斜面に至ると雪深過ぎ・・・・・・
深過ぎて板は走らず、スキーヤーのM田氏に先行ラインをつけていただき、その跡を追うように元橋へ戻る。

本流『河内沢』から滑ったラインが良く見えた。

出会った人=T氏
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移動距離=10.23km
by sakusaku_fukafuka | 2012-01-16 22:03 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(5)

平標山

今シーズン初平標山。

スノーボード仲間Rから「山やりたいコール」
谷川も考えたが、スプリットの練習をしようということで、最も相応しいと思われる平標山にした。
急峻な谷川よりも、長い緩斜面あり、急な林間あり、稜線歩きあり、とバリエーションに富んだ平標山ならスプリットの練習にはもってこいだ。

Rの滑り仲間Tさんもスノーシューで加わって7時に出発。
悪天候の中、前日に独り平標山入りし、下見がてら森林限界点付近までトレースをつけておいたが、思わぬ快晴で前日のトレースはしっかり残っていてかなり助かった。

同じ今日、平標山にトライしたI&G夫妻は暗いうちの出発だったようで、我々がヤカイ沢南面直下に近づく頃、稜線を移動する二人の人影が見え、朝の光の中に二本のシュプールが徐々に長くなっていく様を眺めることができた。

しかし、残念ながら、この日は一眼レフを持ってくるのをすっかり忘れた。
予備に携帯していたコンデジではこの様子を捉えることは不可能だった。

二本のシュプールに、我々もイやでもテンションが上がる。
いつくずれるか分からない山の天気に祈るような気持ちで登攀を続ける。

一時妖しくなってきた天気も再度持ち直し、森林限界を越えて稜線に出る頃には有難いことに真っ青な空になってきた。
これから滑ることになる斜面を左手に望みながら更にテンション上がる。
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稜線手前の最後の急登。
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稜線。
ここからは風が強くなる。
一枚着込んで山頂へ向かう。
右手には仙ノ倉山も見えてきて気持も逸る。
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山頂直下。
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山頂からドロップポイントに移動。
稜線は風が強くて雪が付かない。
壺脚での移動はかなり厳しかった。
薄い雪の皮膜を突き破ってズボズボと沈む・・・・・・・
狭い急峻なシュートもいい、と思ったが、快適に飛ばせる広いバーンを選ぶことにして、天候が変わらないうちにスタート。

ヤカイ沢がこんな最高のコンディションで滑れることは少ない。
ついつい雄叫びが出てしまうくらい気持いい!
どんな言葉をもってしても形容できないくらい至福のライディングである。
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邪魔者が無い見通しの良い場所を選んで、ポカポカ陽気の中、自分たちの滑った斜面を眺めながら軽くランチ。
至福の時である。
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ランチを終え、登攀に使ったトレースのある斜面に移動。
緩斜面のオープンラン&いささかスリリングな藪ランで元橋へ戻る。
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予想に反して快晴の一日となった今日、シーズン初平標山は至福のときに終わった。
さて、次回は・・・・・・・・・・・・・

※反省:一眼レフ忘れ
by sakusaku_fukafuka | 2012-01-09 19:49 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(2)

スノーパル・おぐなほたか

今日はかぐらも谷川も駄目だろう・・・・・・・
折からの冬型の気圧配置は日本海側と群馬北部に大雪を降らせている。

リスクの高いかぐら(やっぱり一高は動かなかったようだ)や谷川はやめて、おぐなほたかにした。
ここも大変な大雪だったが、全面営業だ。

おぐなほたか、何年ぶりだろう・・・
視界が利かないくらいの大雪だが、ここはパウダージャンキーが少ない。
平日木曜日は特別割引で料金¥2300なり。
時間がたてば当然ゲレンデは荒れてくるが、次から次へと降ってくる雪でまったく気にならない。

一番上のゲレンデなぞは一時間半で完全リセット。
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降りすぎ~~
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おまけに寒いことこのうえない・・・・・
一本滑ればこの通り・・・(恥)
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こんなにゲレンデを気持ちよく滑ったことは無い。
降りすぎ&寒くてもこんなに気持ちよいのだから止められない。
とうとう午後4時まで滑りまくってしまった。

駐車場に戻ると車はこのとおり・・・
除雪してあった駐車場は膝ラッセル。
帰ろうと思ってもスタックしてしまって動けなくなった車続出・・・
スキー場のスタッフもてんやわんや・・・・・
除雪車で引っ張ったり、大勢で押したり・・・・・・

でも、さすが四輪駆動、わが車は難なく脱出。
ま、くたくたになるまで滑りまくった一日でした。
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by sakusaku_fukafuka | 2012-01-05 21:24 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(9)

谷川岳5連荘

晦日から馬鹿みたいに谷川岳通い続けているが、やっぱりこのエリアの天候は難しい、と毎度のことだが思う。

コレは昨日のものだが(今日は写真一枚も無し)この日もガラガラ・・・・・・・
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田尻尾根からの展望はこの通り・・・・・・
相変わらず音を立てて吹雪いてる。
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あの例の崖っぷちを下ったところに「?」・・・・・・・
なんと、スノーボードがブーツを装着したまま置いてある。
よく見てみると滑落しないように結束してある。
これはどういうことか?・・・・・・・
これは昨日の写真だが、今日も同じところに埋もれそうになって置いてあった。
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独りラッセルに難儀するかと思えば風でパックされて難なく歩けるところもある。
前日のスノーシューの跡。
風で落ちたブナの実(イガ)が可愛いアクセント。
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熊穴沢避難小屋も近づく頃、前方に赤い物体が落ちていた。
近づくとTHERMOS のポット。
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「ご主人様! 早くお迎えに来て!」

結束するものが無いので山岳会の赤布を拝借してブナの小枝に縛っておいた。
これなら春まであるかな~~~(持っていかれなければ)
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低いところには陽が射したりして・・・・・・
でも上を見ると強風が吹いているようだ。
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雪が深いところが多く、ラッセルには難儀しそうだが、運動だと思って山頂を目指す。
天狗の溜まり場を過ぎるといつも風が強くなるが、この日は強風ではなく突風。
2-3度突風に煽られて転倒・・・
ほとんと視界無し・・・
それでも何となく前方に黒い岩の塊・・・天神ザンゲ岩

慣れていても方向を見失いがちだが、この場所は傾斜に対して直角にさえ登っていれば方向は間違いない。
視界は無いが不安も無い。
最後の急登に喘いで傾斜が緩む頃、左に肩の小屋があるはず・・・・・

見えた、肩の小屋
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独りラッセルはやっぱりきつい^^;
ここまで4時間弱を要した。

約二時間、ガスコンロで体を温めながらランチ。

小屋の中とはいえ、芯まで冷える。
ガラス窓に冷気が描いた絵は、さながらクリスマスのようだ。
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天候の様子を見るも、回復の兆し無し。
3時、タイムリミット。

バックパックを整理し、突風の稜線へ滑り出す。

後半、熊穴沢避難小屋付近から西黒沢へドロップイン。
オープンバーンは凹凸がまったくわからず、幾度か凹みに落っこちる。
こんな日はツリーがいい。
上部のツリーは雪もよく最高。

西黒沢を戻り、物好きの一日が終わった。
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by sakusaku_fukafuka | 2012-01-04 16:50 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(4)

谷川岳・元旦マチガ沢

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元旦。

二諧の窓から外を見ると谷川連峰が暗闇に浮かんで見える。
やっぱりじっとしていられない。

晦日と三が日は立体駐車場は有料。
倹約倹約・・・・・・・
国道沿いの駐車スペースに車を停めてロープウェイ駅までは歩く。

田尻尾根に立ち、目前に屹立する谷川岳は元旦に相応しくきりっと締まって見える。


稜線歩きも気持ちよい。
見慣れた景色だが、俎嵓山稜もいつもながら凛々しい。
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熊穴沢避難小屋に泊まったスノーボーダーとスキーヤーの二人組みが先行しているのが確認できたが、まったく滑り降りてくる様子が無い。
もしかしたら、俺のちょっと前を歩くスキーヤーとファーストトラックをいただけるかな?
などと一人ごちながら登っていると前から登山が下ってきた。
先行したスノーボーダーとスキーヤーのことを尋ねると「肩の小屋で休んでますよ」とのこと・・・

天狗の溜まり場に着くころ、遠くから雲が近づき、徐々に稜線を覆っていく。
どんどんホワイトアウトに・・・・・・・
一緒になったスキーヤーと、「先行したスノーボーダーとスキーヤーもったいないですね~~せっかくさっきまで晴れていたのに小屋で休んでいるなんて」などと話しながら山頂直下の急登にさしかかると霧の中から人の声。

見上げると話のスキーヤーとスノーボーダーが滑り降りてくる。
二言三言会話を交わし、別れるも、小屋泊でせっかく登って、この日も下の小屋に泊まりならもうちょっと待ってみればよいのに、と人事ながら思った次第・・・・・・・

今日はロープウェイがほぼ定刻に運行されたので時間的余裕はある。
我輩は肩の小屋にて天候の回復するのを時間の許す限り待つことにした。

持参したストーブで冷え切った手足を温め、軽くランチ・・・・・・

この日、ラッキーな出会いがこのときあったのだ。
ブーツを脱いで休んでいると玄関に人の声・・・
ちょっと確かめにドアを開けて声をかけさせていただいたら、なんと、初対面だが時々ブログを覗かせていただいていたSHOPHOTOさんと連れのスキーヤーさん。
ブログつながりの方とこんなところで出会えたりするのも嬉しいものだ。

外はガスに霞むように太陽が見えるようになってきたが、いきなり箒で掃いたようにガスが消え、急ぎ外に飛び出す。
二度目のラッキー!!

待った甲斐あり!
四ノ沢が気になっていたので一応山頂から確認することにしたが、このときから『四ノ沢をやろうか』と思い始めていた。

ガスの間から万太郎山、仙ノ倉山まで見渡せ、気分は高揚していく。
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JONES ホバークラフトで初の山頂。
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一本目、山頂からドロップ。
パックされている硬めの肩の広場を一気に天狗の溜まり場まで滑り降り、登り返しの準備。
見上げるとSHOPHOTOさんたちも滑降の準備。
撮影しようとカメラを出したものの、持ってきた一眼はバッテリー不足。
残念・・・・・・・・・(いつもの一眼を持ってくればよかった)
カメラからバッテリーを出し、ホッカイロを入れてあるポケットに放り込んで登り返し。

彼らは西黒沢へドロップしていった。

もう一度山頂へ戻り、四ノ沢とマチガ沢本谷の様子を確認する。
四ノ沢のほとんどは岩陰で確認不可能だが、クラックも多少は埋まった様子。

後から登ってきたスノーボーダーとしばし会話。
四ノ沢を一緒にどうか?と誘ってみたが即却下された^^;

ドロップポイントに立ってフォールラインを見下ろすと、雪の多い時期よりも急に見える。
(四ノ沢ってこんなに急だったっけ?・・・・・・・・)
さっき会話したスノーボーダーに見送られながら四ノ沢へドロップ!

ところどころ大きな口を開けていたクラックの形跡がみられ、端っこに回避してラインを読み、さらに滑降を続ける。

四ノ沢中間部からドロップポイント付近を見上げる。
一眼は電池無し・・・・・・・
コンデジを持ってきていたのを思い出して上部を撮影。
b0062024_620148.jpg












雪質最高!
自分で蹴った薄い雪片が滑り台を降りるように滑り落ちていくのと一緒になって本谷へ滑り込む。
センターはデブリが占拠している。
スキーヤーズライトが柔らかい。
あまりの楽しさに我ながら童心に帰ったような興奮冷めやらず、本谷中間部から上を見上げる。
b0062024_6233355.jpg

この最高の元旦の興奮をどう言葉で伝えたらよいか見当たらない・・・・・・・・
大満足の元旦の滑降が終わり、国道291を土合へ戻る。
by sakusaku_fukafuka | 2012-01-03 06:25 | 2012 雪山三昧 前期 | Comments(8)


爺~ジ Snowboader が綴る、滑った、登った、出会った、奏でた、聴いたときの自己満足欲張り備忘録


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