やっと当たった越の某山

終日快晴なんて幾日ぶりだろう・・・・・

滑り納めまでには是非行きたかったこの某山、念願かなって久しぶりに行って来た。

某山・・・知っている人が見ればどこだかすぐにわかってしまうのだが、それはそれでよし。
このエリアを大切にしている人もいるので、あえて場所は書かない。
なぜかというと、場所を書くと直ぐにどこぞのツアーが客を大勢引き連れてやってきたりするのだ。

静かな山が楽しめるところはできる限りそっとしておきたい。


5:30 am 出発。
気温は上がるはずだが、まだこの時間は寒い。
この時期はこの時間もすでに明るい。

シールを張っていざ出発。

さすがに春・・・あっちこっち割れ始めてる。
雪の下をゴーゴーと水の流れる音が聞こえる。
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おっかなびっくりゆっくり・・・・・・・

渡ります。

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雪崩の跡が生々しい・・・・・・・・
結局雪崩は木があろうが無かろうが関係ないのだ。

「俺の行く手を阻むものは薙倒せばいい」というのが雪崩様の流儀らしい・・・・・・・
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稜線を朝日が照らし始めた。

早く出発したのだろう、この稜線をスキーヤーが一人登っていた。

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出発して約2時間。
急登に喘ぐ・・・・・・・
シールでは無理なので板を背負って登るのだが、ズブズブと沈み、なかなかはかどらない・・・
この急登、まだまだ続くのだ。

着ているものをほとんど脱ぎ、Tシャツ一枚でも汗が噴出す。
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や~~~~春そのものだ。
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上を見上げるとジェット機が飛んで行く。
向こうからも俺が見えただろうか・・・・・・・・

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先に登ったスキーヤーが早くも滑り降りてくるのが見えた。
おっかなびっくり滑り降りてます。
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清涼飲料水を持ってきたのだが、急登の途中で全て飲み干した。

のどはカラッカラ・・・
こんなとき樹氷がありがたい。
この氷をとって口の中で溶かして飲み込む。
冷たくてうまい。

中国大陸から飛来した黄砂と、原発の放射性物資に代わって大気汚染物質PM2.5 を豊富に含有するこの氷。
今や経済大国となった中国経済「負の遺産」の味を、しみじみと味わいながら喉を潤すのだ。


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急登に辟易するころ、ようやく山頂が見えてきた。
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シャーベット・・・・・・
この雪が滑るのだ。
新雪とはまた違った滑りを楽しませてくれる春の雪。
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この虫を見ると春を感じます。

俳句などでは雪虫として歌われるらしいが、これはセッケイカワゲラというカワゲラの仲間。
昆虫の多くは冬には活動しませんが、これは唯一雪がなければ活動できない昆虫なのかもしれません。
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山頂。
眺めよし、空気よし、雪よし・・・・・・・・

シールをはがし、スノーボードを組み立て、滑走斜面へ移動するのだ。


(時限で画像縮小^^;)
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今日のダウンヒル。
山頂からここへ滑って移動したが、怖いくらい良く滑る。

雪良し、斜度良し・・・・・・・
いざ、滑り込みます。

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つい雄叫びが出てしまうくらい気持ちいい斜面・・・・・

滑ったラインを見上げる。
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や~~~、良かった良かった・・・・・・・
大満足。

気温も上がってきた。
雪も緩んでくるだろう。

こんなもの ↓の 直撃を受けないうちに退散しよう。
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斜度が緩くなったときのために一応ワックスを生塗りしたのを除けば、二度板を外しただけで車まで戻れたのだから、ここにしては今日は最高だった。

汗ぐっしょりの快適山行を終えた。

by sakusaku_fukafuka | 2013-04-05 20:11 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(5)

今期終了平標山

友人と巻機山を計画。
現地清水で待ち合わせるも残念ながら小雨模様。
ワイパーで払拭したフロントガラスはすぐに水滴で視界を奪う。
5時出発予定を6時まで延長しても天候回復の兆し無し。

残念ながら巻機山滑走を断念して解散。

帰路、この天候でも巻機山目指して準備をしているスキーヤーがけっこういたが、我々はこの天候で計画を実行しても修行で終わってしまう、と結論を出した。



帰宅途中、三俣のショップに立ち寄り、今まで張り流しで使っていたシールに「スキン・テールコネクタ」を取り付けた。
久々にかぐらのローカルたちと歓談し、帰宅の途につくも元橋まで来ると路面が乾いている。
国道17号の路肩に車を停めて平標山を仰ぐと姿は見えずも雨は無さそう。
平標山登山者用の駐車場は車が満杯。
国道沿いにも三台が停めてあり、せっかくスキンコネクタを取り付けたので、ちょっとテストハイクを兼ねてヤカイ沢上部あたりまで登ってみることにした。

別荘地内の道路はもうすでに雪は無く、帰りも板を担がねばならない状況だ。

橋を渡ってさっそくシール歩行。
テールコネクタを取り付けただけでもちょっと安心。
のんびり山行に出かけた。
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雪解けは先日よりさらに進み、厳冬期の面影はすでに無い。

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平標山の南面が見える頃、ヤカイ沢の下部も雪の重みで倒されていた小木が徐々に起き上がり始めている。
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ヤカイ沢末端辺りまで来るとちょっと青空・・・・・・・・・
稜線はきっと視界があるのだろう。
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急登にさしかかるころ、落ちたばかりに真新しいと思われるデブリに遭遇。
かなりの量で、3年ほど前の雪崩とほぼ規模が同じだろうか・・・・・・・・
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急登のブナの森も近くなる頃、先に登っていたスキーヤーたちがどんどん滑り降りてくる。
相当数のスキーヤーたちがこの日は入っていたようだ。

話を聞くと「この上の稜線からは藪漕ぎですよ。藪が深くてとても歩けないので山頂は諦めました」
と滑り降りてくるスキーヤーたちは口々に同じことを言って滑って行った。

自分もこれ以上上へ行くのは諦め、いつも仲間たちと休憩する目印にしているダケカンバの大樹の下でしばし休んだあとヤカイ沢へ滑り降りた。
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雪はすこぶる滑る雪で、濃くはりはじめた藪に頬を叩かれながら林道へ出た。

「もう今シーズン、平標山は終わりだな」
ちょっぴり寂しさを残し、車に戻った。

by sakusaku_fukafuka | 2013-04-03 20:18 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(2)

やっぱり当たらなかった白毛門

レストハウス、ロッジ・・・いつでも逃げ込める場所が近くにあるゲレンデとは違い、天候次第では致命的な状況にもなりうる山岳スノーボーダーにとって、「天気」は最も重要なファクターだ。
計画を立てたそのときから、長期予報に一喜一憂する日が始まる。

この日も晴れる予報だったし、その兆候も見られた。
が・・・・・・・
目指す白毛門山頂はガスの中。
ジジ岩、ババ岩はやっと見えているので、回復を祈りながら出発の準備。

予定の斜面を滑り終えた後の帰路の長さを考慮し、背負うにはいささか重いがこの日はスプリット。

(画像をクリックで拡大します)

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毎度のことながら、のっけからの急登には辟易するが、それが白毛門だ。
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いつ見ても雄大なマチガ沢と東尾根。
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標高1100m。
噴出す汗、半袖でもいいくらい・・・・・・・・・
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天気が良ければここから山頂が見えるのだが、この日はやっとババ岩が見えるのみ・・・
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左手に谷川岳を望むが、あっちの方が天気良さそう。

新雪が降ったようで、ここ辺りまで来るとけっこう吹き溜まってたりする。
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滝も出てきて白毛門沢はもう滑れない。
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振り返る
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もうじき「松ノ木沢の頭」という頃、回復どころか天候は悪化の一途。
とうとう間近にあるはずのババ岩、ジジ岩さえも見えなくなってきた。

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ここまで来ると風もかなり強い。
気温が上がらないこの状況で予定した斜面に行ったとしても、恐らくガリガリのアイスバーンであろう。
濃霧に包まれたアイシーなあの斜面を危険承知で滑るのは得策でない。
鞍部で風を避けて休憩しながら、予定した計画を中止する判断をした。

後から追ってきたスキーヤー(X2)とスノーボーダー(X1)パーティも合流し、彼らもどうやら中止の方向へ傾いている様子。

白毛門を諦めるときにいつも滑るこの直下の斜面を滑って下る旨を彼らに伝えて一足先にドロップイン。

短いが適度な斜度と適度なツリー。
凡そ15cm~20cm ほど積もった新雪は思いのほか快適。

もったいないので自分はもう一本さっきのところまで登り返えそうと準備を始めると、さっきの三人のパーティも滑り降りてきた。

やっぱりこの日は諦めが正解でしょ・・・・・
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我輩は一人登り返し。
20分強でさっきのポイント。

この時期にしてこの新雪を滑れるとは嬉しいかぎり。

二本目、この斜面へGO!
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気持ち良く二本いただくと、下山は登ってきたところを戻るのだから修行です。
先に下山していた三人は一人を除いて歩いて下山している様子。
我輩も意地でも滑れるところまで板を脱がずに・・・・・・・・

彼ら三人を追い抜いてお先に下山。

当初の計画は断念したが、そこそこ楽しんで下山した一日だった。

by sakusaku_fukafuka | 2013-03-30 19:46 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(2)

いざ芝倉沢へ  谷川岳(14th)・芝倉沢 Ⅲ

「諦めが肝心だよ」
というときもある・・・・・・・

「諦めなくてよかった」
というときもある・・・・・

今回は後者。

天候の先行は「神のみぞ知る」領域。
どんなに有能な気象予報士の予報でも、世界最速のスーパーコンピューターが弾きだした予報でも、予測どおりにならないのが「天候」だ。

自分の都合の良い方に判断したくなるのは人情。
ダメなら戻ることを前提に山頂直下まで来た時、「運」良くこの日の判断が報われた。

この山行が報われて欲しいのはもう一度、一ノ倉岳からの滑走時だ。
先着したスキーヤーのパーティも芝倉沢のガスが抜けるのを待っている。
我々も浅いクラックの間で風を避けながらその時を待つ。

状況は目まぐるしく変わる。
スキーを装着していつでも滑り出せる状態で控えているスキーヤーの皆さんも、滑り出そうとするとガスが吹き上げてくる状況に翻弄され、なかなか滑り出せないでいる。


そんなことを繰り返しながらも、スキーヤーの皆さんは待ちきれなくなったようで、視界のあまり良くない芝倉沢へ滑りこんで行った。

彼らが滑り込んで行ってからしばらく・・・・・
我々も重い腰を上げこの日のポイントまで移動。
滑り込みのタイミングを待つことにした。


スキーヤーたちのシュプール

(画像をクリックで拡大してご覧いただけます)
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スキーヤーの皆さんとは別の場所を滑るべく我々は更に茂倉岳寄りのポイントへ移動。
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視界が束の間開け、ノドのところまで一瞬見えた。

いい斜度だ。

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TAKA
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クラストしている「面」がエッジで剥がれ、砂が流れるような音を立ててボトムへ滑り落ちて行く。

我輩も・・・・・・・・・
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ノド。
ここからが核心部、最も芝倉沢らしいところはこの先だ。
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茂倉岳の東面に刻まれた我々の「跡」
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ノドへ・・・・・・・・・・・・

TAKA
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この辺りまでは雪は案外滑ったが・・・・・・・・
S字が近くなるとストップ雪に悩まされたが、ま、これはこの時期ここでは当たり前のことだ。
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S字付近を埋め尽くす雪崩。
でも、今年はこれでも少ない方だ。
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どうやらスキーヤーの皆さんはS字を滑って通過することを諦めたようで、板を担いで難所を渡り始めた。
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毎日変わる状況。
今日のこの先がどうなっているのかここからはわからないが、できるだけ早く通過したい場所なので我々は滑れるところまで板を脱ぐのはやめようぜ!
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いつ次の雪崩が落ちてくるかわからない。
芝倉沢S字の右岸をかすめるように滑り降り、板を脱がずに通過できた。

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誰かが後ろで板を引っ張ってるんじゃないの?
っていうくらい、笑いが出てしまうようなストップ雪。

あとはツリーを湯檜曽川沿いまで移動するのみ・・・
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ここからの堅炭尾根は美しいのだが、無造作に張り巡らされたJRの送電線が景観を損ねている。
なんて無神経な奴らが設計したのだろう、と毎回ここの景色を見上げるとき腹立たしく思うのだ。

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 この斜面に数本のラインが刻まれていて不思議に思ったのだが、どうやらこちらの方たちのラインだったようだ。














板を履いたままストックで滑ろうと試みたが、この重い雪ではそれも適わず歩くことにした。
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標高を下げると天気も良い。
ポカポカ陽気で着ているものを一枚脱ぎ、気持ちよく湯檜曽川右岸を下る。
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大好きな武能岳を仰ぎ見る。
今年はあそこを滑らなかったなぁ~。。。。。
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ようやくマチガ沢出合。
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マチガ沢出合、渡渉。
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15;17分。
予定より早く土合到着。
お疲れ様~~~

「運」良く晴れてくれて思いのほか楽しめた芝倉沢。
今シーズン諦め始めていただけに、うれしい一日となった。
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by sakusaku_fukafuka | 2013-03-28 08:02 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(2)

抜けた!!!  谷川岳(14th)・芝倉沢 Ⅱ

スキーヤーたちが熊穴沢避難小屋で(当然中には入れないがちょうど良い休憩ポイント)休憩をとっているが、我々は休まず先へ進む。

空を見上げるとガスっているものの明るい。
その明るさに期待しながら急登を登る。

いつもならここいら辺りから強風にさらされるのが常なのだが、今日はほとんど風は無い。

こんな日ではあるが、けっこう登山者やスキーヤーが登っている。
先行するスキーヤーにはシール歩行している者もいれば、シールを諦めて担いでいる者様々。

休憩無しで登ってきたので、《天狗の溜場》の岩陰にて小休止。
相変わらず視界は無いが「山頂まであと30分だよ」とTAKAを元気づけ登攀再開。

なんとさっきの10人ほどのスキーヤーのパーティは一人もスキーを担いでない。
「スキーはどうしたんですか?」
何も見えないので下にデポしてきたらしい・・・・・・

《天神ザンゲ岩》を過ぎ、山頂直下の急登を登り上げていると・・・・・

抜けた!

来た来た来た!!


異口同音に感嘆の声が稜線に響いた。

まさかの青空である。


(画像をクリックで拡大します)

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オジカ沢ノ頭、遠くに苗場山も見渡せる。
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今日はプランに無いが、四ノ沢の源頭部をちょっと覗きに行く。

四ノ沢源頭から山頂トマノ耳とガスが渦巻いているオキノ耳。
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見渡す限り雲海。
東には上州武尊山とその奥に日光白根山を望む。
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尾瀬・至仏山も頭を覗かせ始めた。
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俎嵓山稜
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たまには記念撮影もいいでしょ!
(谷川岳山頂トマノ耳)
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いくら眺めていても飽きない景色。
しかし、ここで時間をいたずらに消費している余裕は無い。
景色を楽しみながらも先を急ぐ。

(トマノ耳直下よりこれから向かう一ノ倉岳=中央)
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西の景色。

苗場山の左奥に北アルプスの白馬岳周辺が望める。
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霧氷の珊瑚
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次はオキノ耳。
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トマノ耳に立つ人(オキノ耳より)
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俎嵓山稜、オジカ沢ノ頭。遠くに浅間山。
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東の展望
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オキノ耳よりトマノ耳、俎嵓山稜
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北アルプスまで見渡せる西の風景
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鞍部を滝雲が流れていく
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夏の鎖場を下行。
慎重に・・・・・・・・・・・

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朝日岳とジャンクションピーク
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オジカ沢ノ頭の北面。
ダイナミックでお気に入りの景色。
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過日ホワイトアウトで引き返したリベンジ・・・・・・・
この日の最後の急登、一ノ倉岳への登りです。
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一ノ倉岳の中腹より来たルートを振り返る。
非対称山稜らしい眺め。
一ノ倉沢側はガスが巻いている。
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もうちょっとで稜線だよ!!
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11:37am 一ノ倉岳トップ到着。
お疲れ様!!

結局、今日ここを目指してきたライダーは年配のスキーヤーのパーティ四人とスノーボーダーの我々二人のみであった。

芝倉沢がまだ残念ながら視界が無い。
スキーヤーたちも我々もランチをとりながら少しでも条件の整うのを稜線にて待つ。

写真は茂倉岳。(右側が芝倉沢)
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頑張ってなんとかここまでファイルを現像。
撮影枚数が多いので・・・・・・・まだまだあるな~~・・・
よって続きは次回。

by sakusaku_fukafuka | 2013-03-26 21:26 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(4)

春、時々冬  谷川岳(14th)・芝倉沢 Ⅰ

春、時々冬。

新年度間近から山以外の用事が急増。
この日曜日が芝倉沢のラストチャンスなので何としても行きたい・・・
一週間前から気になっていたのはこの日の天気。
何度見ようが変わる根拠もない予報を一日に何度見ただろう・・・・・


3/24(日)
かねてから芝倉沢を計画してきた友人TAKAと土合駅にて待ち合わせ。
夜道、土合へ向かう車のフロントガラスを、今日の山行をあざ笑うように視界を奪う霧雨をワイパーで逆らうように蹴散らし走る。

土合駅到着。
こんな天気にもかかわらず、土合駅は登山者たちの車で停めるスペースも無いくらいだ。
外は標高の低い場所でもホワイトアウトといってもいいくらいの視界。
ダメ元で「恨みっこなし」ということで行けるところまで行こう、ということで決定。
一台を土合駅の川沿いの空きスペースにデポし、俺の車に乗り合わせて立体駐車場へ。

ベースプラザにて登山届を投函。
ベースプラザはこんな天気なのに登山者とBCスキーヤーたちに混じってスキー場の客で案外混雑。

ロープウェイに乗り込み山上駅に降り立つと更に視界は悪い。
「しばらく様子を見ます」といって建屋に戻っていくパーティを尻目に我々はスタート。
生暖かく感じる中を田尻まで登るもな~~んにも見えない。
こんな視界の悪い中でも俺は山頂まで迷うこと無くピストンできる自信はあるが、同行のTAKAの不安はいかばかりであろうかと、心中推察することは容易いことだ。


田尻から歩きはじめた稜線は強風の通り道。
里の小春日和が信じられないくらい、ここは真冬さながらの環境だ。
樹木に叩きつけられた水蒸気はすっかり凍り、木々を厚い氷の層で包み込んでいる。

(画像はクリックすると拡大します)
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この景色を見たら、今が春の季節だとは誰も信じないだろう。
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熊穴沢避難小屋も埋もれていた屋根が少し露出してきた。
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熊穴沢避難小屋到着だよ!!
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とりあえず今日載せた数枚分のデータをデジタル現像済み。
残りもただ今現像中。
追って掲載予定・・・・・・・・

by sakusaku_fukafuka | 2013-03-25 21:49 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(2)

プチ平標山

国道沿いに車が二台、別荘地の奥まで乗り込んだ車が一台。(一般道ではないので許可車以外の車の乗入入れ禁止の張り紙を別荘地管理人に張られている)
朝のあれだけ荒れた天気でも登ってる人がいたのだ・・・

吾輩は時間が無いのでちょっと一時間ほどハイク。
気になる平標山の様子を見に行ってきた。
予備として使っているアナログのビーコン以外の装備は持ってきてないしハイクはツボ足。
午前中の冷え込みでアイスバーン。
スノーボードブーツのままなのでアイスバーンの上はツルツル滑るが、夜半から降った雪がところどころ吹き溜まり、新雪の上はちょっと沈む程度。


ヤカイ沢の雪はほとんど解け、場所を選んで滑るようだ。
春がどんどん駆け足でやってくる。

かぐらに無線飛ばしたら I & G夫妻から応答。
K沢を滑っている様子。
「思いの外良い」とのこと。


もうちょっと上まで行きたいところだが、装備を持ってきてないので写真の場所から少し登った当たりで諦め、滑走に入る。

いざ滑りだすと、や~~かぐらの気持ちがよく分かる。
滑る滑る・・・・・・・・
下地はアイスバーンだし、新雪もこの時期の雪にしてはすこぶる滑る。
「こんなに滑るんだったらもうちょっと登っておけばよかった」などとちょっと後悔しながらアっと言う間に林道。

これだけ雪解けが進むとここを滑ることができるのも時間の問題だ。
ちょっと寂しさを感じながらプチ平標山滑降を終えた。
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by sakusaku_fukafuka | 2013-03-22 22:47 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(2)

春暁・マチガ沢

今日は10時から住んでいる地区の新旧役員引継ぎがあるため、こんな恵まれた天気でも山行はならず・・・


春暁とは【春眠暁を覚えず】(春の心地よい眠りは明け方が来たのもわからない)で有名な孟浩然の漢詩ですが、こうなると「春の心地よい眠り」に浸っているどころではない。
10 時までの時間を有効に使うべく、北斗七星が柄杓の柄を水を注ぐべく傾け、南には「さそり座」がその胸元に赤いルビー「アンタレス」を輝かせているころ、一路土合へ車を走らせる。


土合駅は登山者の車で満車。
いつもの駐車スペースに車を入れ、マチガ沢までスノーシューイング。
ヘッドランプに浮かび上がるのはすでに先行している登山者二名の足跡・・・・・・
おそらく一ノ倉沢の撮影に向かったカメラマンたちであろう。

カメラマンたちの多くはマチガ沢は見向きもせず一ノ倉沢の撮影へ向かう。
しかし我輩は「見て良し、滑って良し」一年を通して我輩を楽しませてくれるマチガ沢に人一倍の愛着を感じる。

マチガ沢出合に着く頃、視線を上げるとやはり一ノ倉沢へ撮影に向かうのだろう、国道291号を北上するヘッドランプの灯りが見える。


湯檜曽川を北上する先行の足跡から分かれ、我輩はマチガ沢へ向かって緩い傾斜を登る。


R291へ合流する頃にはすでに空は白んできた。
淡いピンク色に染まり始めた谷川岳双耳峰が目前に迫る。

我輩が出発準備をしている頃行き会ったと思われる登山者が一人、R291を一ノ倉沢へ向かって歩いていくのを見送りながら予定した撮影ポイント、S字近くまで登る。


三脚にカメラををセットし、両方のポケットに忍ばせたカイロで冷え切った両手を温めていると、待ちに待った瞬間がやってきた。

(画像をクリックで拡大します)

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東尾根を見上げる。
支稜と雪庇ぎりぎりの付近にクライマーたちが刻んだトレースが見て取れる。

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実は、ここを登ったクライマーの三人が、昨日オキノ耳の雪庇の崩落に巻き込まれ、二人は沢の途中で止まったものの、一人は本谷まで流されたとのこと。
しかしあれだけの距離を流されながらも三人とも無事だったのは奇跡だろう。















徐々に赤さが薄れながら明るさを増していくマチガ沢。

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三ノ沢最下部と本谷を埋め尽くす雪崩の痕跡。
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後ろを振り返れば笠ケ岳と鞍部越に小烏帽子。
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撮影を終えて湯檜曽川へ向かって下降し始めると珍しくマチガ沢を撮影していたカメラマン二人。
カメラマン:「朝一で歩いていた人ですか?」
我輩:「はい、そうです」
カメラマン:「上はどうでしたか?」
我輩:「上は遮るものも無くて綺麗でしたよ」
ちょっと悔しそうだったカメラマンたちを残して湯檜曽川河畔。

マチガ沢出合から見た《松ノ木沢》の雪崩の様子。

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今日も暑くなりそう・・・
生暖かい風を感じながら帰路につく。

by sakusaku_fukafuka | 2013-03-17 21:51 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(4)

春霞・谷川岳遠望

今日は確定申告と運転免許証の更新で仕事を休んだ。
こう春めいてくると気温が上がると共に雪崩の危険も増してる。いつかのように午後から谷川岳へ、なんていう気分にはならない。

が、、、気温が上昇して霞んではいるものの、こう静かな谷川岳の佇まいを見ると滑りに行けないのが何とも歯がゆい。

この日曜日は区の役員引継ぎなどという行事があるので山はお休み。
せっかくの休日をたったの2~3時間のこんな行事で潰してしまうのは「もったいない」が、この年になると色々とつまらん役が回ってくる・・・・・・・
こういう世間のしがらみと無縁な生活をしてみたいものだ。

しかし、人間様のご都合なんぞそ知らぬ顔で今日も谷川岳は凛と佇んでいる。
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天神尾根の西側はだいぶ全層雪崩が進んだようで、地肌もかなり露出してきた。

肩の広場のストライプも日々成長している様子・・・・・・・

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by sakusaku_fukafuka | 2013-03-15 18:59 | 2013 雪山三昧・後期 | Comments(2)