カテゴリ:2013 雪山三昧・春( 8 )

納滑会

昨日は湯沢にて2013年納滑会。
いつも山菜採りをしたあと、その山菜をメインに天ぷらや御浸しにして食しながら山菜パーティでシーズン締めくくるのが我々滑り仲間たちの恒例行事。

今年は諸般の事情によって遅めの納滑会。
山はすでに新緑を終え、夏山の様相を呈している。
山菜が採れるのかちょっと心配しながらの山菜採り。

早い時間に集まれた5人で標高の高いところを狙って山菜採り。
蒸し蒸しの気温の中、熊笹の藪の中へ突入。
女性陣も藪を厭わず入ります。

あった、あった・・・・・・・
まずは「根がまりだけ」(写真撮り忘れたのでネットから拝借)
熊笹の子供です。
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今回は茹でてマヨネーズをつけて食べました。
おいしい!!

















一番食べたかったのはこちら「コシアブラ」
もう二年食べてないので祈りながら探しましたが、ありました!
同じコシアブラでも固体によっては発芽が遅いのもあるようで、すぐに見つかった。
数が少ないので、今度は忘れずにスマホにて採る前に撮った。
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これは食べられませんがこんな高山植物があるくらい標高の高い場所です。
「サンカヨウ」
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日当たりのよい場所にはすでに大きく成長した「ウド」があったので、先っぽの柔らかいところだけ摘んできた。

次は「幻の山菜」とも言われる「ユキザサ」を見つけました。
主に茹でて御浸しにして食べますが、ほうれん草を更に甘くした食感で最高に美味です。
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納滑会は恒例だと野外でやるのだが、今回はお天気が悪そうなので滑り仲間の長老M氏宅のマンションでやることになったのだが、まだ時間があるので八海醸造の第二酒蔵がある「魚沼の里」まで足を伸ばし、手作りバームクーヘンで有名らしい「菓子処さとや」の喫茶コーナーで抹茶パフェと長森の蕎麦を食べるべく南魚沼へ向かった。

山菜採りで腹が減ってるのでまずは長森の蕎麦を食べに・・・・・・・
旧家の一部を移築したという古民家風の趣ある建物で、落ち着いた雰囲気のあるお店。
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そばつゆは全員意見が一致。
濃い目の「江戸前」

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George 君は「田舎そば」
うどん?っていうくらいの太麺。
殻付きのそばの実を石臼で挽き、つなぎにふのりを使ったコシの強い太切りそばです。
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我輩はもりそば
細麺で、コシのある二八そば。
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そばのあとは、お隣にある「菓子処さとや」でデザートです。
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混んでいたので、席が開くのを待ち二階の喫茶コーナーへ。
身近で生のギター演奏を聴きながら抹茶パフェをいただく。
外の景色を眺めながらおいしいスイーツをいただくリッチなひと時です。
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山菜採りでかいた汗を流すのを忘れてました・・・・・・・
時間も押し迫ってきたので湯沢へ戻り、「駒子の湯」にて汗を流し、M氏のマンションへ。

先に到着していた仲間の消防士が、自ら「すもぐり」でしとめてきた黒鯛などを調理しておりました。
本職顔負けの腕前で調理された魚、おいしかった!
これは「めばる」だったかな?・・・・・・
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我々は採った山菜を持ち寄り、魚のあとに天ぷらです。

パーティも宴たけなわ。
今シーズンを振り返りながら仲間たちと話に花を咲かせた今シーズン納滑会は深夜まで続きました。
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by sakusaku_fukafuka | 2013-06-16 08:43 | 2013 雪山三昧・春 | Comments(4)

尾瀬・至仏山 今シーズン滑り収め

北アルプスから帰宅してシーズンラストの尾瀬至仏山の準備。
4/28日に続いて今シーズン二度目も至仏山だが、6日で至仏山滑走は終了。
7日から6/30日までは植生保護のために至仏山への入山は規制される。
それに合わせてというわけではないが、自分もこれでシーズン滑り納め。
機会があれば無雪季の登山はするつもりではいるが、7/14日までの間は音楽に集中しなければ・・・・・


駐車場の混雑を予想して前夜入りしたが、鳩待峠駐車場はガラガラ・・・・・・・
集金のおっちゃんから「上の駐車場へ停めていいよ」と言われ鳩待山荘のある上の駐車場へ移動。

次々とひっきりなしに登ってくる車が、駐車場係りのおっちゃんに「満車だよ」と追い返させられていた一週間前の混雑が嘘のようだ。

5:30 am 出発準備開始。
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坪足でも良さそうだが、念のためにKana はアイゼン装着。
閑散とした鳩待峠を出発。

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28日は大荒れの天気で全く姿を見せなかった至仏山が眩しいくらい青空をバックに佇んでいる。

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快適な天気で気分最高。

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この時期、ここから見る至仏山が最高に綺麗でしょう。
(夏はこの風景は見れない)

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シラビソの森も爽やかです。

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オヤマ沢田代。
若干雲が出てきたものの、この間は小至仏山も見えなかったので、なんか嬉しい。

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尾瀬ヶ原を眺めながら小至仏山のトラバース。

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もうじき山頂

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28日は大荒れで天候回復をあの寒い中二時間も待ったが、あの時が嘘のように晴れ、山頂でランチを楽しめた。

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山頂には数人が居るのみで静か。

ランチが終わったら先週同様ムジナ沢を一本やることにした。

ムジナ沢へ移動。

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雪が腐りきってないみたいで、ちょっと板掴みあり・・・・・・・・・・

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それでも景色がいいから楽しい。

お決まりの登り返し。

ちょっとの間辛いけどワル沢トップへ登り返します。

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我らの後からは誰も来ないかと思いきや、小至仏山が見えたとたんにちょっと驚き・・・・・・・

すごい蟻の行列がやってきた。

おそらくどこかのツアーだろう・・・・・・・・

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高天原には山の鼻へ下る登山者のパーティも、、、、、、

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二本目、ワル沢を滑る。

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樹林帯は板掴みがすごそうなのでストックを出す。

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いや~~~・・・・・
粘る、といっても良いくらいのストップ雪。

致し方なく、ちょっと登って勾配を利用して滑り続けます。

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ストップ雪あり、風に吹かれて堕ちた小枝あり・・・・・・

あまりにも滑らなくて笑いがでてしまう。

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この後鳩待峠まで約20分の登り返し。

お決まりの温泉で汗を流し、今シーズンの滑り収めとなりました。

此れからしばしの間、頭を切り替えて音楽にシフトしないと、他の団員より出遅れている我輩は、ちとヤバイ・・・
by sakusaku_fukafuka | 2013-05-21 11:21 | 2013 雪山三昧・春 | Comments(2)

双六~五郎カール:山高くして谷深し (下山)

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最初の計画だと二日後に下山の予定だったが、尾瀬至仏山のラスト(6日)を滑ることになったので今日(4日)下山することにした。
折からあまり天候もよくなさそうなので今日あたり下山するのがベターかもしれない。

高天原に向かうSさん夫妻一行(6人)は早朝から出発準備を始めた。
我輩は雪が多少なりとも緩むのを待ってからの下山なので急ぐことも無い。

外の様子を見に小屋から出たが、やはりあまり天気は良くない。

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それでも日の出は綺麗なのが見れてちょっと満足。

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足元にはまた「あの」雷鳥たちが岩陰で風を避けて静かに身をすくめていた。
羽毛は春のものに変わりつつあるが「保護色」とはよく言ったもので、この朝もうっかり彼らを踏みつけそうになってしまった。

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7時半、もう半数ほどの人たちが出払った。
静かになった小屋の中から三俣蓮華岳。

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昨日双六岳山頂から双六谷へ滑り降りた4人のスキーヤーたちも出発準備。

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とりあえずは双六岳山頂を目指すとのこと・・・・・・

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天気が回復することを祈る。

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およそ彼らが出発してから2時間あまり。
Sさん夫妻ご一行の6人が丸山の南面を登っていくのが確認できた。

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8時54分、我輩も誰も居なくなった小屋を後にした。
これより双六谷を大ノマ乗越取り付きまで滑る。

双六谷には前日のスキーのラインが二本。
計画通り常吉さんたち二人がここを滑っていったことがわかり、ちょっと安心。

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大ノマ乗越取り付き手前。
ここで板を脱ぎ、背負って乗越まで登り上げるが、ここの登りはなかなかきつい・・・・・

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大ノマ乗越途中から双六岳と双六谷を振り返る。

「また来るよ~~!!」

4日間楽しませてくれた双六エリアをあとにした。

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や~~~長く辛かった斜面を登り上げ、稜線トップ「大ノマ乗越」から槍ヶ岳を望遠レンズで引っ張ると、飛騨沢を槍ヶ岳山荘へ向かって登る登山者たちが見えた。

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下部を見ると大ノマ乗越目指してスキーヤー一人と登山者一人が登ってきた。

上るときはそうとう苦労したが、滑ったらほんの刹那・・・・・・
雪も緩んできて一番いい時間帯かもしれない。

雪崩も大丈夫そうなので、登山者の脇を掠めるように一気に滑り降りた。
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焼岳が見えてきた。

この四日間で一番滑る雪だった。
小屋で時間調整したのがよかった。
これより早ければカリカリ・・・・・・これ以上遅ければ板掴み。

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左俣林道まで滑り降り、スプリットをセット。
わさび平までシール歩行。

これまで数人の人に会ったっきり。
連休後半に突入したがやはりこのエリアは静かだ。

右手に穴毛谷の堰堤が見え始める頃、焼岳も正面に見えてきた。
もうじき新穂高温泉。

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14:00 新穂高温泉帰還。

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槍ヶ岳エリアがGWの恒例になっていたが、これからはこっちのエリアにシフトするかもしれない。
アプローチは槍よりはるかにきついが、なんと言っても静かなのがいい。

今回は来シーズンからの山行の下見を兼ねてのプランだったが、黒部五郎での常吉さんとの出会いや双六小屋でのSさん夫妻との再会などがあり、想像していたより満足した結果となった。

ただ、新穂高エリアには下山後のご飯のおいしいところが無い・・・・・・・・・
(知らないだけかもしれないが)
帰路、せせらぎの湯で汗を流し、松本まで出てから「帰りはおいしく感じる」ラーメンと☆太で腹ごしらえ。
一路群馬を目指した。
by sakusaku_fukafuka | 2013-05-18 16:00 | 2013 雪山三昧・春 | Comments(6)

双六~五郎カール:山高くして谷深し 3-2 五郎平から双六山頂へ

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朝は賑やかです。

長期滞在のMさんにお世話になったお礼?に生卵一個プレゼント。
代わりに貴重なコーヒーをドリップしていただいた。
いい香り。
こんなところで香りのよい本格コーヒーをいただけるなんて「贅沢」。

出発前のBreakfast。

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重い荷物のお陰もあって、足ののろい私目は皆さんより一足先に出発準備。

相変わらず外は寒い。

双六谷の景色も好きだけど、ここ、五郎平から見る笠ケ岳と薬師岳もいい。

(黒部五郎岳)
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抜戸岳と笠ケ岳
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薬師岳もおだやかにたたずんでます。

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出発前の記念撮影。

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笠ケ岳を引っ張る

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三俣蓮華岳へ向けて一足さきに小舎を出たが、登攀斜面はカリカリ・・・・・・・・・・・
慎重にアイゼンの爪を食い込ませる。

俯瞰すると黒部五郎小舎にも遅い朝日が当たり始めた。

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稜線までまだまだ・・・・・・・・・

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稜線直下から振り返ると常吉さんご一行も出発の準備が整ったようだ。

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稜線まで50分ほどかかってる・・・・・・

ようやく三俣蓮華岳と丸山が見えてきた。

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軽装のMさんに早くも追い越された。
とにかく速い・・・・・・

Mさんは三俣蓮華岳山頂から三俣山荘まで滑り降りるそうな。

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や~~~・・・・速い・・・・・
軽やかに三俣蓮華岳の稜線を登っていくMさん。

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夏の、ほぼ同じ場所から三俣蓮華岳を望む。

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丸山~笠ケ岳まで見渡す。

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黒部五郎を振り返ると、稜線をこちらへ常吉さんたちが歩いてくる。

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雪面はカリカリだったりモナカでズブズブと沈んだり・・・
なかなか難儀・・・・・・

まだ硬いほうが歩きやすいのでアイシーなところを選んで登る。

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やがて常吉さんたちも追いついてきた。

常吉さんたちは三俣蓮華岳から三俣山荘へ滑り降り、弥助沢を更に滑り、双六岳へ登り返し。
双六岳から双六谷へ滑り降りて抜戸から穴毛谷へ滑り新穂高温泉へ下山予定。
まぁ、あれだけ歩いても更に一日でこの行程なんだからすごい。

名残惜しいけど、常吉さんたちとはここでお別れ。
三俣蓮華岳をトラバース気味に歩いて丸山へ。

燕岳を長玉で引っ張る。

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ついでに野口五郎岳も・・・・・・・・・

二年前の夏、ビショ濡れになって叩きつける雨の中を野口五郎へ登ったことが昨日のことのように思い出される。

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双六岳の上を県警のヘリがパトロールしている。
どうやらこの寒気のお陰か、あちこちで遭難事故が相次いでいるようだし・・・
気をつけよう。

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双六岳山頂より槍ヶ岳を望む。

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双六岳より黒部五郎岳

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2007 年の夏の双六岳からの黒部五郎岳。

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双六冬季小屋から登ってきた4人のスキーヤーのお一人にシャッターを押していただき、山頂にて記念撮影。

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まだ多少硬さは残っているが、この三日間のうちでは一番緩んできたかもしれない。

スキーヤーたちは先に双六谷へドロップしていった。

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向かいに槍ヶ岳を望みながら広いカールから始まる双六谷へのコース。

やっぱりこの三日間のうちでは一番気持ちいい・・・・・・

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ボトムは風が動かないようで、かなり暑い。

シール装着、双六小屋を目指す長い登り・・・・・・・

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戻ってきました、双六小屋へ・・・・・・・・・・

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GW 後半最初の日だけあって、双六冬季小屋は今日は賑やか。

不思議なことが二度・・・・・・・

ここでもまた知人に行き会うことに・・・・・・

平標山などで幾度かお会いした「Sさん夫妻」とここでまた一緒に。
明日は高天ケ原へ向かうとのこと・・・
壮大なツアーです。

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双六谷の夕暮れ・・・・・・・・

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鷲羽岳

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早めの就寝は山の鉄則だが、今宵はどなたかの「いびき」が煩くて眠れない・・・・・・
みなこれにはまいっているのだろう・・・・・・
悶々としている様子が空気でわかる。

夕方の天気だと星空もあまり期待できそうにないので撮影はしないで寝るつもりだったのだが、いびきで全く眠れないので「致し方なく」夜の外へ出てみた。

案の定、双六の谷間が通り道かのように黒い雲がひっきりなしに動いている。
南の空は全くだめなので、比較的雲の少ない鷲羽岳へレンズを向けた。

鷲羽岳の頭上に北極星。

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小屋へ戻ってシュラフに潜ったが、外気で冷えた身体が温まるには辛く長い時間が必要だった。
「いびき」は相変わらずで、明日はどうやら寝不足のようだ・・・・・・
by sakusaku_fukafuka | 2013-05-13 20:23 | 2013 雪山三昧・春 | Comments(4)

双六~五郎カール:山高くして谷深し 3   静寂に包まれた未明の五郎平

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昨日の夕方、五郎平は怪しい雲に包まれたが、今日の天候はどうだろうかと気になり、未明にシュラフから抜け出し凍てつく外へ出てみた。

外は思いのほか晴れていて天空には半欠けの月が煌々と輝いていた。

寒さで感覚を失っていく指先で三脚をセット。
雲台にカメラを載せ、未明の五郎小舎にレンズを向けた。

黒部五郎小舎

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月明かりの黒部五郎岳。

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南天には《 さそり座 》が。
さそり座の胸元には赤く輝くアンタレス。

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by sakusaku_fukafuka | 2013-05-11 08:27 | 2013 雪山三昧・春 | Comments(4)

双六~五郎カール:山高くして谷深し サプライズのあった二日目 

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二日目、穏やかな朝を迎えた双六谷。
気温は、この季節にして居座っている寒気のお陰でスペシャル寒い。
小屋の中とはいえ、シュラフの口元は吐く息で凍っていた。

それでも小窓から差し込む朝の光に誘われて勇気を出し、シュラフから出て外の空気を吸い込んだ。

北を見れば、凛とした朝の張り詰めた空気の中で鷲羽岳が茜色に染まり始めた。

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保護色でわかりにくく、うっかり踏みつけそうになったが、足元には雷鳥の雛四羽が岩陰でうずくまる様に寒さをしのいでいた。(写真は彼らもそれに驚いて少し我輩から離れたところ=でも1m 以内)

一羽一羽がそれぞれ身の丈にあった岩や小石の陰でうずくまって朝を迎えているのだから、雷鳥たちにとってもこの寒気は厳しかったのだろう。

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時間が経つにつれ、丸山(左)と三俣蓮華岳が紅さを増していく。
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燕岳方面からご来光。

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双六岳と双六小屋。

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抜戸岳、笠ケ岳も少しずつ紅くなっていく。

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日の出から約一時間。

昇りきった太陽が山容を眩しく照らし出す。

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そろそろ出発の準備をしなければ・・・・・・・

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小屋に戻り、持参した荷物を整理パッキング。
行動用の飲料水は夜のうちに作っておいた。
500ml+500ml。

この水をザックに入れたとたん重さがぐっと増した。

寒気のお陰で雪は雪というよりガチガチの氷・・・・・・・・

6:50 am 出発。

三俣蓮華か・・・・・それとも黒部五郎か・・・・・・
まだこの時点では決めかねていた。

シールをセットしたものの、双六岳の最初の斜面を乗り上げたところで諦めた・・・・・・・
このガチガチの氷では危険この上ない。
重いのを覚悟でスプリットボードは背負い、アイゼンにて登攀を続ける。

振り返ると樅沢の稜線越しに穂高連峰が見えてきた。

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樅沢岳の向こうには槍ヶ岳がやっと頭を覗かせた。

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右手に鷲羽岳。

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こちらは2007年の夏に撮影したもの。
ほぼ同じ場所から。

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後ろに槍ヶ岳もほぼ全容が見えてきた。

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荷物はかなり重い。
足元は未だにガリガリのアイスバーン。
一向に緩む気配が無い。

双六岳山頂を通過するのはやめてトラバースで丸山を目指す。

左手に一昨年の夏歩いた黒部五郎岳が見えてきた。

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薬師岳も見える。

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小屋からここまで約2時間。
丸山の南斜面を登り上げる。

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丸山トップから振り返る。

槍ヶ岳も遠くなった。
右端は双六岳。

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3時間。
三俣蓮華岳。

黒部五郎から来たスキーヤー二人に出会った。
このまま槍ヶ岳を目指すとのこと・・・・・・

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雪が緩んでいればここから(三俣蓮華岳山頂)三俣山荘まで滑り、弥助沢へドロップしたいところだが、このアイスバーンが俺を黒部五郎へ向かわせる決断をさせた。

山頂から鷲羽岳と三俣山荘を見下ろす。

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小屋はまだだいぶ雪に埋まっている。

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雪はこの時間になってもまったく緩む気配無し。

20kg を越える荷を背負ってこのガチガチのアイスバーンを滑るのは有難くない・・・
稜線をスプリットを背負ったまま黒部五郎へ向かった。

黒部五郎小舎が見える稜線まで下り、ここから小舎までは板をずらしながら滑り降りた。

一時間強で黒部五郎小舎着。

小屋にはここに二週間ほど滞在するという黒部の主とも言えるMさんが寛いでいた。
荷物を小屋に置き、最小限度のものだけをザックに入れ、ようやく緩み始めた黒部五郎のカールを滑るべく登攀の準備をしているとカールから二人のスキーヤーが滑り降りてきた。

顔を見合わせたその瞬間・・・・・・・・
あの感動は今でも忘れない。
食い入るように見たその顔は「常吉」さんではないか!!

下界ならいざしらず・・・・・・・
こんな奥深い山の中で知人に会えるなんて・・・・・
熱いものがこみ上げてくる瞬間だった。

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話したいことは山ほどある・・・・・・・
が、それは滑り降りてからの楽しみとしよう。
我輩は、お二人さんと別れて黒部五郎を目指した。

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広いカール、歩いても歩いてもなかなか景色が変わらない。

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ほぼ同じ場所から夏の景色。

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少しずつ雪に埋まった小屋が遠くなる。

左側の尖がり屋根が冬季小屋。

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ここにきてようやく雪が緩み始めた黒部五郎カール。

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この奇岩だけは冬の間も埋まらないようだ。

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さらに稜線を目指そうと思っていた頃、稜線から黒い雲が流れてくる・・・・・・・・・・・

さっきまで緩んでいた雪がみるみるアイシーになっていくではないか。

稜線を諦め、凍りきらないうちに滑走の準備にはいることにした。
念のために固形ワックスをソールに塗り、一路小屋を目指して滑った。

小屋では主のMさん、常吉さん、常吉さんの相方M平さんが寛いでいた。
TVも電灯も何も無いこの山奥の静かな冬季小屋での一番の楽しみは質素な食事だけだ。
クッカーが汚れないうちに、まずは明日の行動用の飲料水を作る。

夕食を済ませ、外に出てみると怪しい雲が一帯を覆っていた。

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ちなみに小屋はこんな感じで、ほとんど雪に埋もれている。
雪の中から突き出した屋根がこのあたりの積雪の多さを物語っている。
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夏の山小屋はこんな感じ・・・・・・・・

写真の白い線から下が雪の中なのである。
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こんな山奥で再会した常吉さんたちと話に花を咲かせ、明日に備えて早めの就寝。
黒部五郎の夜が更けていった。
by sakusaku_fukafuka | 2013-05-08 21:05 | 2013 雪山三昧・春 | Comments(8)

双六~五郎カール:山高くして谷深し 1

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山高くして谷深し。

このGW、双六エリアにしようか、それとも恒例の槍ヶ岳エリアにしようか迷いに迷った末、心機一転双六エリアを歩くことにした。

GW、さぞかし混雑するだろう、と思ったのだが、連休に挟まれた平日の新穂高温泉登山者用無料駐車場は拍子抜けするくらい閑散としていた。
もっとも登山口に近い場所ですら数台の車が停まっていただけだ。

今回は昼間の移動で睡眠時間も十分取れた。

四時起床。
寝袋から這い出して外へ目を向けるとうっすらと明るんでいる。
ずいぶん日が延びたものだ。
朝になっても駐車場には変化は殆ど無し。
朝の冷たい空気を吸いながら登攀準備。
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ほぼ予定した時刻(5:00am)新穂高温泉出発。
笠ケ岳を仰ぎながら、まずはわさび平目指す。
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登山届け提出。
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笠ケ岳を朝日が照らす。
穴毛谷もすっかり雪が解け堰堤が露出してきた。
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登山道へ入るとすぐに雪道となる。
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ここからシール歩行を試みる。
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振り返ると笠ケ岳が眩しい。

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雪道がずっと続いているかと思いきや、20分ほどでとぎれ、またここからスノーボードブーツで歩く。
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わさび平近くになると残雪も多くなるが、新緑の兆しも著しい。
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今夜の夕食のオカズに「ふきのとう」をゲット・・・

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7:43 am ワサビ平小屋着。
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沢筋はいたるところで雪崩の痕跡。

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左俣林道から大ノマ乗越と大ノマ岳を仰ぎ見る。
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望遠で大ノマ岳のカールを引っ張る。
雪庇が見えるが、危険な雪庇はすでに落ちきったのだろうか・・・
予定通り、大ノマ乗越を越えよう。

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長い・・・・・・とにかく長い・・・・・
一歩一歩確実に足を前に出しているのだが、景色が一向に変わらないように思えてくる。

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異なもの発見?
これは熊の足跡だろう?

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蝶も雪の上にいた・・・
まさか越冬?
そっと触れてみたら生きていた。
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進まない・・・・・
もう出合からここまでで3時間もかかっている・・・
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この後ガスにまかれ、ホワイトアウト・・・・・・
いったい自分がどの辺りに居るのかさえもわからない・・・・・
GPS を取り出し位置確認。
ずいぶん右寄り(大ノマ岳寄り)に登っていたのがわかり、方向修正。

あとどれくらい登れば乗越なのかわからないまま登攀を続け、やっとの思いで乗越到着。
出合から稜線まで、這い上がるという言い方がふさわしいくらい急なこの斜面をシールのままよくぞ登ったものだ、と我ながら誇らしく思えたりする。

ガスが抜けた大ノマ乗越。
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ここを越えれば一旦双六谷まで滑り降り、長い双六谷を一路冬季小屋を目指すのみだ。

相当な急斜面。
ガリガリのアイスバーンを慎重にボトムまで下った。
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双六谷より乗越の急斜面の森を振り返る。
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乗越から谷まで下れば、あとは長い長い双六小屋までの登りが待っている。

急な登りは無いものの、とにかく長かった・・・・・・
大ノマ乗越の登りでバテている体には、この緩くも長い登りは堪えた。

それでも右手に樅沢岳の稜線が見えてきたときは嬉しくなった。
「もう少しだ」

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西日が双六南峰の斜面の紋様をかもし出す。
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着いた・・・・・・・

双六小屋。

右の小さい小屋が冬季小屋。

この日ここに宿泊したのは我輩と、黒部五郎から移動してきたスキーヤーと二人のみ・・・
小屋の宿泊帳に記入し、寝る場所を確保。
疲れた体は早く寝ることを求めていた。

ワサビ平で調達してきた「ふきのとう」入りのラーメンを食し、シュラフに潜る。
標高2550mの夜が静かに更けていく。
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by sakusaku_fukafuka | 2013-05-07 20:28 | 2013 雪山三昧・春 | Comments(0)

至仏山・吹雪のち晴れ

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GW 前半、春のお祭り至仏山。
今シーズンの気象はちょっとおかしい・・・
新潟と東京から仲間がやってくる。
この季節にしてどうやら山は雪らしい・・・
例年だったらタイヤもそろそろノーマルタイヤに履き替えが済んでいる頃だ。
一応スノータイヤの確認。

待ち合わせ場所のコンビニにほぼ定刻に全員やってきた。
6人がそれぞれ三台の車に分乗して鳩待峠へ向かう。

戸倉の市街地を抜け、県道63号線「奥利根ゆけむり街道」に入ったとたん、真冬並みの降雪。
タイヤのわだちの跡が続いている。

ドリフトしながら九十九折れの山道を走り、鳩待峠着。
駐車場にはまだ数台分の空きがあるものの、たちまち埋まった。
我輩の車に集まり、就寝前の打ち合わせ。
外は猛烈な風が吹いている。
出発予定は6時、天気の様子を見て変動はあるものの、できるだけ予定の時間に出発する旨打ち合わせて早めの就寝。
それぞれの車に戻って寝袋に潜る。
夜通し強風に煽られて車がユサユサと揺れた。

4時起床。
外を見ると真っ白け。
ちょっとテンション下がるも、予定通り準備開始。
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それぞれが起きてきて吹雪のなか準備が進む。
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鳩待峠の上の駐車場へ移動すると、早くも最初のスノーボーダーが登攀の準備をしていた。
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どんなに寒くても、元気です。
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我々は二番手かな・・・
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登山届け投函。
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相変わらず風はつよいものの明るくなってきたので気持ちも明るい?
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いい降り方です・・・・・
横からビュービュー吹き付けます。
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この天気じゃ、今日はダメかなぁ・・・
オヤマ沢田代直下のシラビソの森。
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オヤマ沢田代を過ぎるころはほぼホワイトアウト・・・・・・
小至仏山のトラバースも方向を見失うくらい見えない。
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やっとのことでホワイトアウトの中、天候回復を信じて至仏山直下到着。
至仏山山頂は風をさえぎるものが無い。
山頂手前の岩陰にて天候回復を待つ。
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もうじき五月というのに、まっこと寒い・・・
ここはまさに真冬なのだ。

ここ至仏山に来ると知っている顔に会える。
知人たちも我々に混ざってここでしばし風除け。
K君、Tみちゃん、K太君、Tukaさん、Nおちゃん、お久しぶり。
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岩の陰に荷物を置いて、一応山頂を踏む。
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久しぶりに会った仲間たちはワル沢へ先にドロップしていった。
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そのあとも我々は寒風の中、粘りに粘って待つこと2時間。

抜けた!!

知っている人も知らない人たちも、皆口々に歓声を上げる。
お日様への感謝の気持ちは皆一様である。
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天候が変わらなかった場合はワル沢一本のつもりだったが、晴れたからには最初の計画通りムジナ沢を一本やりたい。
時間を確認すると二時間の待機時間を引いてもぎりぎりセーフ。

ほとんどのライダーたちがワル沢へドロップしていくのを尻目に、我々はムジナ沢のポイントへ移動する。
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一本目ムジナ沢。
Mackie
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O's man
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ちょっとパックされてるけど、この時期にしてこんなパウダースノー。

Keirine
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Ryon
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Taka
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最高の気分を形で表すと?
心もきっと空を飛んでるでしょ!
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滑ったラインの跡を戻るように上り返します。
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「尾瀬ヶ原」 いい眺めです。
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辛いけどもうちょっと・・・・・
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尾瀬ヶ原を俯瞰しながら休憩。
笑顔がこぼれます。
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湿原を歩く人・・・
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相変わらず風は強い。
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登攀再開。
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後ろに平ケ岳も見えた。
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もうちょっとだぜ
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次のワル沢のポイントへ到着。
滑走の準備に入ります。
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日光白根山も見えます。
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小至仏山
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GO!
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強風のワル沢へ飛び込むように滑り込みます。
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写真を撮るので我輩から・・・・・

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Taka
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Keirine
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Mackie
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すごい風です。
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O's man
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Ryon
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樹林帯は最高の板掴み・・・・・・・
でも、至仏山が最高の雪だったので許しましょう。

川上川を渡り鳩待峠へ登り返し。
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もうすぐ鳩待峠
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夕日の中を滑ることができた今日の至仏山ツアー。
穏やかな西日を受けて終了しました。
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by sakusaku_fukafuka | 2013-05-05 13:33 | 2013 雪山三昧・春 | Comments(4)


爺~ジ Snowboader が綴る、滑った、登った、出会った、奏でた、聴いたときの自己満足欲張り備忘録


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