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念願のマチガ沢 『四ノ沢』

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谷川岳山頂からの景色は素晴らしい。
西に連なるオジカ沢ノ頭、万太郎山、仙ノ倉山方面を望む。
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山頂、トマノ耳より景色を楽しみながら、かぐらで滑る仲間に無線を飛ばす。
「下部の藪が濃いので西黒沢を滑ります」

西黒沢をやろう、と肩の広場へ向かうも、左下にマチガ沢を俯瞰すると、『やはり四ノ沢をやろうか・・・』
誘惑が頭をもたげてくる。




山頂トマノ耳より恐る恐る身を乗り出し、本谷を見下ろす。
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山頂より、三ノ沢と四ノ沢のドロップポイントを見る
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念のためにピットチェックをやってから判断しよう、とポイントへ向かう。

下の写真は、昨年11月に下見をしたときの四ノ沢と三ノ沢の源頭部。

三ノ沢 
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今回挑んだ四ノ沢

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念のために二箇所でピットチェック。
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雪は安定しているようなので、四ノ沢を決行することにした。
準備をしていると、スキーヤーやスノーボーダーが大勢やってくる。
源頭部から四ノ沢を覗くので「ここ、やりますか?」と聞くと、手を振りながら「いえいえ、我々は西黒沢で十分です」と引き返していく。
山頂を目指しているときに一緒になった登山者の方たち4人もやってきた。

今日は Solo なので、自分の写真は撮ることができない。
登山者の方たちがカメラを持っているので、失礼を承知で写真を撮ってくれるようお願いしたら、快く引き受けてくれた。

準備完了、いよいよドロップイン。
この先は未知の世界。
もっとも気になるのはこの先の雪面の状態。
ここからは見えない、日の陰った箇所がクラストしていないか、だ・・・
もし、クラストしていたら・・・・・
心の準備はできたか?・・・自問自答・・・・・

恥ずかしながら、恐怖感が思考を席巻し、なかなかゴーサインを出さない・・・
こんな危険な沢を滑り降りようという『もの好き』を後方では登山者たちが見守っている。
漸くのことで、もう一人の自分の「行け」という声に背中を押されるようにスタート。

以下の二枚は、登山者の方が撮影してくれた写真だ。
この場を借りてお礼を言いたい。
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吸い込まれて行くような感覚・・・

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いざ滑り出すと急斜面は思いのほか良質の雪・・・・・・
スノーシャワーが先が見えなくなるほど舞い上がる

思ったより広い斜面・・・
これならいける!!・・・・・・
絶壁のように反りあがるSkiers right 側の壁に当て込み、バックサイドターンで雪煙を巻き上げ、アッという間に本谷に合流。

思ったより新雪の層が厚く、細かいデブリはまったく気にならない。
西黒尾根と東尾根からのデブリをボードのトップで砕くように本谷を滑り降りる。

ここまで来れば大丈夫だろう・・・
相棒の一眼レフを出し、三ノ沢と四ノ沢を撮影する。
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無雪期のマチガ沢。

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恐怖感を克服した安堵感はなんとも言えなく心地よい。
あとは緩くなった本谷をのんびり楽しみながら下ろう。

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山頂から俯瞰したとき、濃い藪に歩きを余儀なくされるかと思ったが、時々止まって滑るルートを確認する以外は板を脱ぐことなく、夏の駐車場まで滑り降りることが出来た。

マチガ沢を見上げてようやくランチ。
滑ったラインを望みながら一人ごちた至福の一日が終わった。

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by sakusaku_fukafuka | 2009-02-26 00:56 | 2009 マチガ沢四ノ沢 | Comments(14)

念願のマチガ沢 『四ノ沢』

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2月11日快晴二日目。
雪も安定しているのではないかと思われるこの日、シーズン入りしてからタイミングを見計らっていたマチガ沢の四ノ沢か西黒沢をやることに決めた。
昨年の11月に四ノ沢の上部から下見をしたが、あの沢が今どうなっているのか早く見たい。

一路土合を目指すも、途中で一眼レフカメラを忘れたのに気づき、一旦家に撮りに戻った。
30分ほどの時間のロスはあったものの、8時を少し回ったロープウェイに乗ることができた。

先に西黒沢をやった仲間から「アイゼンの方が良いかも?」というアドバイスをもらっていたのであるが、念のためにスノーシューとアイゼンの両方を持つことにした。

リフトが動いていれば、一本乗ろうかと思ったが、まだリフトは点検中。
いつものようにゲレンデ横をハイクしてゲレンデ最上部へ出る。

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ゲレンデ最上部からは、これから目指す谷川岳が一望できる。
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ここから見ると西黒沢もいい感じ。
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やはり、ここ谷川岳も今年は雪が少ない。
熊穴沢の避難小屋も屋根の一部が覗いている。

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こちらは昨年の三月の避難小屋
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西黒尾根越しに笠ケ岳と朝日岳を望む
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左手に俎嵓山稜の雄姿を望みながら、ここからの急登に挑む。
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西黒尾根南面
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尾瀬・至仏山
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歩き始めて一時間半を回った。
俎嵓山稜も姿を変えてきた。

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見上げると、早発ちのテレマーカーが肩の広場を滑り降りてきた。
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山頂も間近、オジカ沢ノ頭への鞍部越しに苗場山、神楽ケ峰が見えてきた。
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肩の小屋の向こうに西に連なる谷川連峰が一望できる。
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滑りが第一の目的ではあるが、雄大な景色を楽しめるのもBCのもう一つの魅力だ。
山頂『トマノ耳』 より『オキノ耳』へ向かう登山者。

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by sakusaku_fukafuka | 2009-02-23 21:15 | 2009 マチガ沢四ノ沢 | Comments(8)