カテゴリ:2009 谷川連峰馬蹄形縦走( 10 )

谷川連峰馬蹄形縦走 #10

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走

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茂倉岳と一ノ倉岳の鞍部から芝倉沢を見下ろす。
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冬の芝倉沢。
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【ウラゲコバイケイ】 ユリ科
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【ミツバオウレン】  キンポウゲ科
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一ノ倉岳より歩いてきたトレイルを振り返る。
馬蹄形縦走もそろそろ終盤。

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熊笹に覆われ、案外視界の効かない一ノ倉岳山頂。
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東尾根。
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雪景色。
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ミヤマオダマキ
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一ノ倉沢俯瞰。
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オキノ耳よりトマノ耳、滑った三ノ沢・四ノ沢を望む。
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第一見晴らしより山頂を眺め、ひたすら土合駅を目指す。
天候にも恵まれ、雨に降られることも無く馬蹄形縦走を歩けた。
改めて谷川連峰の奥深さと魅力を再認識できた山行だった。

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by sakusaku_fukafuka | 2009-07-16 05:40 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(2)

谷川連峰馬蹄形縦走 #9

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走


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人間発見。
ほとんど人に会うことがない縦走路。
これまでも朝日岳ピストンの登山者を除けば、縦走路で行き会ったのは二人だけ。
話を聞いたら、やはり馬蹄形縦走をやる、とのこと。
清水峠の白崩非難小屋の状況を一応伝えておいた。

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ヨツバシオガマ
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芝倉沢を俯瞰。
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サラサドウダンやベニサラサドウダンが見事に咲き誇る。
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茂倉岳山頂も間近。
武能岳山頂付近から大源太山が見えるようになってきた。

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ほぼ同じ場所から一ノ倉岳を望む。
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白いイワカガミ
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【ツガザクラ】 ツツジ科ツガザクラ属の常緑矮小低木

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平標山のような大群落は見られないが、ここにも咲いていたハクサンイチゲ。
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茂倉岳稜線越しに万太郎山から平標山まで望む。
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振り返ると、ずいぶん登ってきたのがわかる。
茂倉岳山頂も間近だ。

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【シラネアオイ】 キンポウゲ科シラネアオイ属
まだ咲いていたシラネアオイ。その清楚な美しさは疲れを癒してくれる。

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まだ雪渓の残る芝倉沢。
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8:28am 茂倉岳山頂到着。
蓬峠を3:20amに出発してから約4時間。
武能岳で1時間ほど撮影していたので、それを除けば概ね3時間か・・・

山頂では漸く朝食。
朝食は山頂で、と我慢してきたので腹ペコ。
インスタントラーメンとアルファ米で空腹を満たし、シェルパティで体を温めたら山行も終盤、谷川岳を目指す。

茂倉岳山頂から谷川岳トマノ耳とオキノ耳を望む。

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冬の同じ場所から。
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茂倉岳山頂から歩いてきたトレイルを振り返る。
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まずは、なんの変哲もない一ノ倉岳を通過する。
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【ミヤマキンバイ】  バラ科キジムシロ属
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by sakusaku_fukafuka | 2009-07-12 10:51 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(4)

谷川連峰馬蹄形縦走 #8

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走


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武能岳の山頂で景色を満喫したら、一旦笹平に下り、最低暗部から茂倉岳を目指してひらすら登る。
この今回の馬蹄形縦走の最後の長い登りだ。

芝倉沢を挟んで、ここ、笹平と対峙して聳える堅墨尾根。
かつては、廃同道に近い状態だったが、最近、草を刈ったり整備されたところもあるらしい。
よく見ると、登山道が見てとれる。

堅墨尾根下部。 
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堅墨尾根上部

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暗部(笹平)より、これから目指す茂倉岳。
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カラマツソウ】  キンポウゲ科カラマツソウ属低地~亜高山帯の草地などに生える多年草。
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移動しながらも、時折S字を俯瞰。
あれを滑ったとが思い出される。

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茂倉岳を見上げる。
知ってはいるルートだが、ここの長い登りは覚悟を決断するような気分にさせられる。

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武能岳と笹平を振り返る。
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【ユキワリソウ】 サクラソウ科サクラソウ属の多年草でハクサンコザクラに類似する。
ちょっと花期をすぎたようだ。

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登山道脇を埋め尽くすように咲くベニサラサドウダン。
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冬のシーズン、ここをドロップポイントに滑り降りるのも良さそうだ。
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ムシトリスミレ
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ユキワリソウ。
とはいっても、雪を割って芽を出すわけではない。
実際は雪が解けてから花を咲かせる。
可愛いので、この花ばっかり撮っていた。

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【ミヤマオダマキ】 キンポウゲ科
高山の礫地や周辺の草地に生える多年草。
紫が美しいこの花は大のお気に入り。
見られて良かった・・・

撮影に入るが、風が強く、いつまで待っても揺れが止まらない。
我輩らしいピンボケ写真だ(笑)

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by sakusaku_fukafuka | 2009-07-10 00:54 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(2)

谷川連峰馬蹄形縦走 #7

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走


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熊笹に覆われた谷川連峰の峰々を、稜線から顔を出した朝日がオレンジ色の絵の具を混ぜるように染めていく。
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夕暮れ時、人の顔を見分け難くなった時分を《誰そ、彼は》黄昏たそがれ(どき)というが、早朝のこの時分を《彼は、誰》《かわたれどき》という。

静寂に包まれた武能岳の山頂で、オレンジ色のグラデーションに染まっていく《かわたれどき》の美しい景色に独り見入る。
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長玉にて大源太山を引っ張る。
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一晩お世話になった蓬フュッテも、徐々に朝日に包まれる。
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東尾根と、これから目指すオキノ耳の稜線。
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白毛門、上州武尊山遠望。そして出発した土合を俯瞰。
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武能岳と茂倉岳を結ぶ鞍部、笹平。
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武能岳からの景観を楽しんだら、このルートの最後の長い登り、茂倉岳へ向かって出発。
しばらくは蓬峠も見えなくなる。5:10 am

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コバイケイソウの新芽だろうか・・・・・・・
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熊笹が朝日に輝いて美しい。
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冬の滑降時、この沢の最も危険な箇所、S字を見下ろす。
デブリの溜り場だけあって、まだずいぶん雪渓が残っている。

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 前日歩いた対岸から見るとこんな感じ
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by sakusaku_fukafuka | 2009-07-08 07:38 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(8)

谷川連峰馬蹄形縦走 #6

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走

夜明け


周囲からは、まだ『いびき』 が聞こえる。
3:00 起床。
周囲に気遣いながら小屋の布団を整理し、外に出る。
外は雲間から星が見える程度の天気。
外に出てからパッキングをし直し、 3:20am 蓬峠を出発。
武能岳から夜明けを見る予定。
この時間の登山道は夜露で濡れて歩きにくいことが多いが、若干ズボンが濡れる程度なのでホっとした。
長いトレイルを見渡しても、他にヘッドランプの明かりらしいものは見えない。
この時間に縦走路を歩いているのは自分だけらしい。

蓬峠を出発してから、一時間弱。
西に関越自動車道の土樽Pが見える。
長玉で引っ張る。

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だいぶ白々としてきて、振り返ると蓬フュッテが見える。
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一時間かからないで武能岳に着いた。
一ノ倉岳、茂倉岳を望む。

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三脚をセットし、ここで夜明けを待つことにした。
湯檜曽側沿いに出発地点が見える。

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笹平から茂倉岳へ向かうトレイル。
今回の馬蹄型縦走の最後の長い登りだ。

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東の空がオレンジ色に染まりだした。
夜明け間近。

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ジャンクションピーク辺りから登ってくるようだが、残念ながら雲に邪魔をされてまん丸朝日は望めなかった。
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オレンジ色のグラデーションが峰峰を包み込む。
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谷川岳・東尾根
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蓬峠から望む武能岳は女性的な山容だが、南面は蓬峠からは想像できないくらいの荒々しさだ。
武能岳より深く抉れた檜又谷を見下ろす。

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朝日が昇りきり、やわらかい朝の陽光が谷川連峰の東面を照らし出す。
茂倉岳へ向かうトレイルもはっきり見えてきた。

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西に連なる縦走路。
平標山まで望める。

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万太郎山
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仙ノ倉山(左)と平標山
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by sakusaku_fukafuka | 2009-07-06 06:12 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(8)

谷川連峰馬蹄形縦走 #5

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走

暮れ行く蓬峠

蓬フュッテに宿泊する登山者たちと歓談したあと、就寝まではまだ時間があるので、小屋のサンダルに履き替えて散策にでる。

明日まず最初に通過する武能岳

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西に傾いた陽が蓬峠を包み込んでいく。
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聞こえるのは風の音だけ。
刻々と日が沈んでいく。

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大源太山と割引岳(右端)
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白毛門から朝日岳
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見る見る沈んでいく夕陽。
じっと見ていると地球が自転していることが良く分かる。

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シルエットの大源太山、七ツ小屋山と淡いブルーの巻機山。
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フュッテもだいぶ染まってきた
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夕陽が沈んだとほぼ同時に月が輝きだし夕刻から夜へリレーしていく。
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明日は早いぞ・・・・・
by sakusaku_fukafuka | 2009-07-03 06:20 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(8)

谷川連峰馬蹄形縦走 #4

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走


 (画像クリックで拡大します) 
茂倉岳まで歩く覚悟を決めたら、あとはひたすら歩くだけだ。
まずは蓬峠を目指して出発。
七ツ小屋山の登りの途中にイワカガミの群落。

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左手に茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳東壁が屹立している。
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右手には柄沢山、巻機山。
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正面左奥が七ツ小屋山。
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大源太山も近くなってきた。
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振り返ると、登ってきたルートのトップが全て見える。
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やっとこさ、七ツ小屋山のトップが見えてきた。
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大源太山への分岐。
今度、大源太山からのプチ縦走をやってもいいな、などと考えながら歩くと、分岐から間もなく七ツ小屋山の山頂。

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七ツ小屋山へ着いたら、まだ朝から行動食以外何も口にしていないことに気づいた。
しばらくは牧歌的な稜線歩きが続くが、その先の登攀に備えてしっかりと腹ごしらえをしておくことにした。
土合を出発して、ようやくランチ。
目指す茂倉岳はまだ遠い。

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七ツ小屋山から蓬峠まではおよそ一時間。
熊笹に覆われた美しい草原を楽々ハイキング。

途中、馬蹄型縦走を自分と反対に回ろうという単独登山者に行き会う。
やはり白崩非難小屋泊まりだという。
自分が教えてもらったように、その登山者に非難小屋の現状を話すと愕然としていた。
「外に寝ようか・・・」とつぶやきながら彼は清水峠へと向かっていった。

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振り返ると大源太山も徐々に姿かたちを変えてくる。
やはり、大源太山はこちらから見たほうが形が良い。

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気持ち良い稜線歩きだが、一つ難点は虫が多いこと・・・
立ち止まると追っかけ虫に「チクリ」とやられる。
イヤでも動かざるを得ない・・・

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稜線には、早くもニッコウキスゲが開き始めている。
どうやら尾瀬より早いようだ。

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 【ニッコウキスゲ】 ユリ科(別名ゼンテイカ)山地~亜高山帯の草原などに生える多年草で、尾瀬のキスゲは有名。
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キスゲの傍にはカラマツソウも開花し始めている。
【カラマツソウ】 キンポウゲ科カラマツソウ属

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草原は春の花から夏の花へとバトンタッチし始めたようだ。
【イブキトラノオ】 タデ科タデ属

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ハクサンチドリ
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徐々に蓬峠の辺りが見えてきた。
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谷川岳東壁も徐々に近づく。
いつ見てもダイナミックだ。

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シシゴヤの頭へ向かう分岐。
このルートは藪こぎになりそうだ・・・

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見えてきた、蓬峠。
黄色い小屋は『蓬フュッテ』

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懐かしい黄色い小屋。
清水峠で一泊の予定を変更せざるを得なくなって、一応、ここまでは茂倉岳を目指して来た。

朝日岳で補給してきた2㍑の水も、すでに底をつく。
ここ、蓬峠の水場で補給しないと茂倉岳まではもたない・・・・・・・
湯檜曽側と土樽側の二箇所に水場があるが、どちらが近かったかうろ覚えなので、小屋の主人に尋ねた。

話のついでに、清水峠の白崩非難小屋の現状や、非難小屋泊まり計画で所持金が無く、茂倉岳非難小屋に向かう旨を話すと、『宿泊代は後で送ってくれればいいから、ウチに泊まっていきな』と暖かく言葉をかけていただいた。
今から更に茂倉岳まで向かう道のりを考えると、ご主人の仰るとおり、ここに泊まる方が安全と思い、ご主人高波氏のお言葉に甘えることとした。
レポートの冒頭にも書いた『それなりの心構えと準備』をしたつもりが、意外なところに落とし穴。
非難小屋泊まりだから必要無い、と、わざわざ車に所持金を置いてきたことを悔いるとともに、この場を借りて高波氏のご厚情に感謝申し上げたい。

小屋に落ち着くことになったら急に身が軽くなった。
明日の早発ちに備え、水の補給をすべく、水量の豊富な土樽側の水場へ水汲みに下る。
登山者だけではなく、小屋にとっても水は貴重だ。
小屋の調理の水も、すべてここから人力で運び上げる。
何もお礼ができないので、せめて、自分の分に加え、4㍑の水を小屋まで汲んでいくことにした。

ここまでの長いトレイルで乾ききった喉に、冷たい水が痛いくらいに感じる。
ゴクゴクと音を立ててのどの奥へ水を流し込むと、生き返るほどに旨かった。
水場までおよそ往復20分。

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蓬フュッテには自分より年配の登山者が二人。
夕食を共にしながら山談義。
歓談を終えて、自分は暮れ行く蓬峠を散策に出た。


清水峠のJR白崩非難小屋の現状は記述のとおりなので、蓬フュッテを宿泊地点として計画するのが最良と思われる。
蓬フュッテをご利用の際はこちらを参考にしていただきたい。
尚、非難小屋の現状は南魚沼市に電話を入れて報告しておいたのであるが、所有者はJRとのこと。
JRの連絡先までは分からないので、どう対応していただけるかは不明。
登山者のために無償で供与してくれている側に対して、「綺麗にしろ」と言うのは、あまりにも非常識。
改めて一人ひとりの利用者のマナーのあり方を考えさせられた。
せめて自分の後に使う人のことを考えて発ちたいものだ。

by sakusaku_fukafuka | 2009-07-02 09:10 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(2)

谷川連峰馬蹄形縦走 #3

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走

【ムシトリスミレ】 タヌキモ科ムシトリスミレ属
 
山地~高山のやや湿った岩壁や草地に生える草丈3~5cmの多年生の食虫植物。
スミレと似ているがスミレの仲間ではない。
根元に集まった葉はロゼット状になっており、内側に巻いている。
花ではなく、粘液のある葉で虫を補足して消化する。

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朝日岳に近づくにつれ、ホソバヒナウスユキソウが目立つようになってきた。
今回の山行はタイミングよく、ちょうどヒナウスユキソウの最盛期に出会うことができたようだ。
【ホソバヒナウスユキソウ】 キク科ウスユキソウ属
ヨーロッパ産のエーデルワイスの近縁種。
この日本版エーデルワイスは尾瀬の至仏山と、ここ谷川連峰の朝日岳、それに谷川岳の蛇紋岩地帯だけに生育する貴重な植物だ。

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チングルマも見ごろ。
【チングルマ】 バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木
花も美しいが、チングルマは花が終わった後も綿毛が逆光に輝いて美しい。
どう見てもこれは草のように見えるが、れっきとした木(落葉低木)なのである。
チングルマの名の由来は、その種子の綿毛が風車に似ているところからきているそうな・・・
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こちらが、その種子。(白馬三山・鑓ケ岳にて)

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花を愛でながら歩いていたら、もう朝日岳直下。
これを左に巻けば山頂だ。

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ここにも前出のナエバキスミレ。
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12:20pm 朝日岳山頂。
山頂には二人先に登山者が居ただけ。
静かな山頂だ。

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山頂で大休止をとりながら、他の二人の登山者と歓談。
今日の宿泊予定の清水峠・白崩非難小屋の状況を教えていただいたが、汚いのと臭いことで、とても泊まれる状況ではないとの情報を得た。

登山者から最新情報を得たことで、この山行に大きな誤算が生じてしまった・・・・・
谷川連峰には営業小屋が二つある。
一つは谷川岳の肩の小屋。もう一つは蓬峠の蓬フュッテだ。
今回は無料の非難小屋泊まりの計画であったので、金銭は必要が無い。
もし、仮に使うとすれば肩の小屋くらいなので、小銭を少々持ったくらいで、無用と思われるお金は持参しなかった。
もし、白崩非難小屋が使えないくらいひどいことになっているとすると、イヤでも茂倉岳非難小屋まで行かなくてはならない・・・
茂倉岳まで行かなければならないとすると、清水峠から更に5時間半は余計に歩かなければならない。
ここ、朝日岳からなら、7時間余り。
予定より三時間遅れで出発したことを今更ながら後悔した。

取り合えず、どうするかは清水峠に行ってから考えることにし、朝日岳の水場へ立ち寄る。

ジャンクションピーク(前方)手前を右に折れ、宝川温泉へ下るルートの途中に水場がある。
遠く、越後駒ケ岳や中ノ岳も見える。
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土合から清水峠までの間で唯一の水場、朝日岳の水場にて2㍑の水筒に飲料水を補給する。
清水峠の水場は三箇所あるが、涸れている可能性が高いので、ここで補給をしないと蓬峠までは水場が無い。

朝日岳の山頂近くに湧く清水。
冷たくてとても美味しい。

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 【ハクサンコザクラ】  サクラソウ科サクラソウ属
ハクサンコザクラとユキワリソウはよく似ていて一見区別しにくいが、こちらはハクサンコザクラ。
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【イワイチョウ】 ミツガシワ科イワイチョウ属
高山のやや湿った所、湿地に生える多年草で、葉がイチョウの葉に似ていることからこの名がついたらしい。

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ジャンクションピークより振り返る。
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ジャンクションピークからは清水峠まで一気に下る。
ジャンクションピークには柄沢山を経由して巻機山へ連なるルートがあるが、今は廃道になっていて、藪漕ぎのワンゲルのエリアだ。

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熊笹が美しいのは谷川連峰の特徴だ。
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清水峠、七ツ小屋山、大源太山を望む。
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大源太山
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清水峠までは気持ちよい下りだ。
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右側がガレている。
急ぐといささか危険だ。

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清水峠を望遠側で引っ張る。
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気温が上昇してきた。
下りでも、かなり暑い。
傍らにはタテヤマリンドウ

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下っても、下っても、なかなか近づかないように感じる清水峠。
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しかし、面白いもので、振り返るとずいぶんと下ってきているのである。
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ずいぶん以前に登った大源太山。
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小さい池の淵にもタテヤマリンドウが見ごろ。
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JRの送電線越しに七ツ小屋山。
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登山道は抉れ、降雨時には小川と化す。
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漸く清水峠。
大きな小屋はJRの送電線監視小屋だ。
登山者用に解放されている非難小屋は手前の小さい小屋。
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いざ、ドアを開けて中を確認してみたら、朝日岳で登山者から教えていただいたとおり、高床式になっている床の下にはゴミが相当捨ててある。
心無い登山者が出したゴミがそのまま放置してある。言葉が無い・・・・・・・・・
誰かが捨てれば、その次利用した登山者が真似て捨てていく・・・・・・・
その繰り返しだろう。
チリも積もれば、だ。
娘とここに泊まったころはもっと綺麗だったのに、残念・・・・・・・

ゴミだけならいざ知らず、言われたとおり、匂いもそうとうなものだ。
悪臭にいたたまれなくなって外に出たが、とても、このひどい匂いとゴミに囲まれて一夜を明かす気にはなれない。
ここでショックに打ちのめされている間は無い。
意を決して、茂倉岳まで足を伸ばすことにして清水峠を出発。
茂倉岳非難小屋までとなると、あと5時間か・・・

by sakusaku_fukafuka | 2009-07-01 09:43 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(4)

谷川連峰馬蹄形縦走 #2

思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走

この馬蹄型の縦走を、記録に挑戦するがごとく、一日で成し遂げる健脚な御仁も稀にいる。
山の楽しみ方は人それぞれで良いと思うが、自分的には少々疑問を抱く。
花を愛で、景色を楽しみながら、できるならゆっくり歩き、手付かずの自然と触れ合い、山の奥深さと向かい合ってこそ、その良さを知ることができるのではなかろうか。
 


松ノ木沢に至るとジジ岩、ババ岩が目前に見える。
ジジ岩ババ岩の言われは知らないが、これが白毛門の名がついた由来らしい。

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松ノ木沢を過ぎると、山頂までは今まで以上の急登となる。
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足元には【アカモノ】 ツツジ科 シラタマノキ属、別名イワハゼともいう。
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左手には、翌日通る予定の武能岳から茂倉岳へのルートが見え、今年滑った芝倉沢も俯瞰できる。
芝倉沢の最大の危険箇所、S字もまだ雪渓が残っている。

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【タテヤマリンドウ】 リンドウ科リンドウ属
もっと大型のエゾリンドウは開かないが、タテヤマリンドウは大きく開き、母種のハルリンドウよりは淡く薄めの清楚な花が登山道に華を添えてくれる。

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雄大な谷川岳東壁を時折眺めながら更に登る。
ピンクの花は【タニウツギ】 スイカズラ科

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見下ろすと、松ノ木沢も遠くなった、もうじき山頂。
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目の前に見える岩場にある鎖場を通過すれば、その向こうは山頂。
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稜線に出るとこれから向かう笠ケ岳(左)が見えてくる。
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ちなみに、冬の笠ケ岳
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8:50am 白毛門到着。
山頂には誰も居ないと思ったら、ちゃんと主が居た。
ご挨拶をと思って近づいたら穴の奥に姿を隠してしまった。
どうやら日向ぼっこに出てきたばかりのところだったようで、驚かせてしまった。
「ごめんね」
【アオダイショウ】 
調べてみたら、ナミヘビ科ナメラ属に分類されるとのこと。
毒は無く、ゆっくりまったり動く、わりとおとなしい蛇だ。
大きいものは2mにも及ぶ。
昔は民家にも住み着いていたもので、主だから苛めるな、と親から教わった蛇がこのアオダイショウだ。

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白毛門山頂に着いたとはいえ、まだここは縦走路の入り口にすぎない。
前方に笠ケ岳と朝日岳へ向かう稜線。大烏帽子、小烏帽子。まだまだアップダウンが続く。
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【ミツバオウレン】 キンポウゲ科オウレン属の多年草
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ベニサラサドウダンと笠ケ岳。
【ベニサラサドウダン】 ツツジ科
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名残を惜しむように咲いていたイワカガミ
【イワカガミ】 イワウメ科 イワカガミ属
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谷川岳東壁はいつ見ても圧倒されるスケールだ。
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その右には茂倉岳、武能岳が連なる。
芝倉沢もボトムまで見えるようになり、雪渓が残っているのがわかる。

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ここにもタテヤマリンドウ。
今日の青空のようだ。
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10:05 am 笠ケ岳山頂着。
見下ろすと谷川連峰東壁が全部見渡せる。
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翌日は、あの稜線上を踏破するのだ。
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そして、その右(北)には清水峠から蓬峠までの稜線が見渡せる。
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また上の写真にラインを入れてみた。
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笠ケ岳よりこれから向かう朝日岳を望む。
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 【ツマトリソウ】 サクラソウ科
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 【ナエバキスミレ】  キスミレ類 オオバキスミレの変種
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朝日岳へ連なる縦走路。
青い建物は笠ケ岳の非難小屋。
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非難小屋。
もちろん無人だが、天候の急変したときなどには非常に助かるし、ここを山行の宿泊地として計画を練るにも役立つ。
 
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内部はわりと綺麗になっていた。
非常時なら10人くらいはなんとか非難出来そうだ。
ま、時々蛇君もここを利用するようだが・・・

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 【コケモモ】  ツツジ科スノキ属の常緑低木
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 【タテヤマリンドウとシロバナタテヤマリンドウ】 
タテヤマリンドウの白花品とのことだが、どちらも可憐で美しい。

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小烏帽子への登り。
ここから朝日岳まではアップダウンの繰り返しが続く。

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小烏帽子を振り返る。
その向こうには谷川岳東壁。
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閉口するくらいアップダウンが続き、大烏帽子を越えるとようやく遠くに朝日岳。
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左手には、また展望も開け、清水峠、七ツ小屋山、大源太山が見える。
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望遠側で清水峠を引っ張る。
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続きはまた次回(写真の整理、WEB用の縮小などがまだ終わっておりませんので、のんびりお付き合いください)
by sakusaku_fukafuka | 2009-06-30 10:36 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(8)

谷川連峰馬蹄形縦走 #1


思い出のトレイルを辿る

谷川連峰馬蹄形縦走

もう古い話になるが、今は嫁いで一児の母となった娘が高校生だったころ、あまり気乗りのしない娘を説得して『良い思い出作り』に、と二人で歩いたのが今回の馬蹄型縦走である。

今にして思えば、山をやったことが無い者にとっては、いきなりこんな難行苦行のロングトレイルを『良い思いで作り』にしようなどと持ちかけられたことが、いかに迷惑千万、身勝手で無謀だったかと思うのである。

そのとき、第一日目は生憎のガスに見舞われ、ほとんど視界の無いトレイルをひたすら歩いた。
縦走の疲れで倒れこむように清水峠の白崩非難小屋で一泊。
翌日暗いうちに起床。
目覚めた娘に、『もし疲れていたらエスケープルートがあるから、そこから下山してもいいよ』 と言うと、予想に反して、『計画通り行きたい』という頼もしい返事が返ってきた。
第二日目はその苦労に対するご褒美のように晴れ、眼下に雲海を眺めながらの、まさに雲上のトレイルだった。
雲海の上に、海に浮く島々のごとく、ピークだけを突き出した谷川連峰の山並みを見て、『一つ一つあれを全部歩いてきたんだよ』とルートの説明をしたとき、我々親子二人だけしか居ない、朝日岳の山頂に響いた娘の感嘆の声は忘れられない。
娘と二人で分かち合った雲上の楽園の想い出は今も宝物だ。
連れてきて良かった、と胸をなでおろした。

今回は独りでその思い出のトレイルを反時計回りに逆から辿ろうというもの。
梅雨時の天候の不安定さに加え、谷川連峰の気象の難しさを考えると、二日続けて晴れるということはめったに無いので、この機を逃して馬蹄形縦走を実行できる日はそう無いだろうということで、急遽決行。

快晴の朝、自分にしては珍しく朝寝坊。
無意識のうちに目覚ましを止めてしまったらしく、予定より三時間遅れてのスタートだ。
予定通りなら、深夜二時出発。白毛門の山頂で日の出を迎えるはずだったのが、もうじき朝日が谷川岳の東壁を照らそうかという頃の出発。

谷川岳登山指導センターに登山届けを投函。(登山開始時用)
今回は天候の急変で土樽に下山して電車で戻ることになった場合も視野にいれ、土合駅に車を停めた。
パッキングを済ませ、線路を渡って左前方に武能岳を遠望しながら取り付きへ向かう。
平日だけあって白毛門登山者用駐車場は疎らだ。


※馬蹄形縦走
馬蹄形縦走とは、谷川連峰の有名な縦走の楽しみ方で、その名のごとく馬の蹄になぞらえ、の字のように、同じ場所を通らずに出発点に戻れることから、こう呼ばれている。
週末には混雑する谷川岳も、一旦縦走路に入るとほとんど行き交う人も無く、静かな山歩きを堪能できることから、根強い人気がある。
コースは、約11を数えるピークを踏破する、凡そ 24km にも及ぶロングトレイルであり、決して楽なコースではない。
谷川岳を好む登山者から、『いつかは馬蹄形を・・・』と夢描かれるゆえんだろう。
それなりの心構えと準備が必要だ。
時計回りと半時計回りの二通りの楽しみ方があるが、どちらかというと、時計回りの方が今回の半時計回りよりも歩きやすいと思われる。


武能岳  明日はあのピークを通過する
[ 画像をクリックすると拡大します ]
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冬の同じ場所
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駐車場の端に馬蹄形縦走の概念図がある。
ルートをイメージしながら 5:20am 土合を出発。

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東黒沢に架かる端を渡るといきなり急登の始まり。
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やはり冬は・・・
Photo : Izumi

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朝一番で出迎えてくれたのは、大好きな花、ヤマオダマキ(キンポウゲ科オダマキ属の多年草)
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もうじき夏本番というのに明るいブナ林は見上げると新緑のようだ。
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冬の同じ場所は・・・
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朝から気温も上昇してきているようで、汗が噴出す急登。
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視界の利かない急登の連続で名高い、ここ白毛門への登りだが、稀に樹間から谷川岳東壁が見えるのが救い。
朝日がマチガ沢と一ノ倉沢を照らしている。

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足場の悪い登山道は、まだまだ続く・・・
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さて?・・・・・・・これは何?(葉っぱから赤いものが突き出てる)
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これでも立派な道なのだ・・・
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雨宿りできそうなクロベの大木。
(ここを通ると、いつもこの木の写真を撮っているような気がする・・・)

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この広場?からようやく白毛門の山頂を望むことができる。
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白毛門山頂。
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反対側には谷川岳東壁。
マチガ沢駐車場には登山者の車が三台見える。

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冬の東壁。
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山頂とジジ岩が見えてきた。
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傍らにギンリョウソウ(イチヤクソウ科。暗い林中の腐った木や枝葉につく腐生植物)
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右手に滝が見える。
(タラタラのセン)

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ここの樹林帯には花が少ない、やっと咲いていたアブラツツジ ツツジ科 ドウダンツツジ属 (葉の裏が油を塗ったように滑らかなことからこう呼ばれるらしい)
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徐々に樹木の背丈も低くなり、森林限界も近いことを思わせる。ここまで来れば松ノ木沢の頭も近い。
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ホ~~~ホケキョ! と頭上でさえずっていたのは春告げ鳥、だった。
声はすれども姿は見えず、というのが鶯の印象なので、彼がこれだけ姿を人目にさらすことは珍しい。

くちばしを大きく開けてさえずってます。

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しっかりカメラ目線?
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谷川岳と肩を並べるくらいの高さになってきたころ、視界が一気に開ける。
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ようやく樹林帯を抜け、鎖場に差し掛かる。
ここを超えれば松ノ木沢の頭だ。

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7:58 am 白毛門のビューポイント、松ノ木沢の頭到着。
奥は白毛門本峰。
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視界が開け、その全容を現した谷川岳東壁を眺めながらひとまず休憩。
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冬は・・・・・・・
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続きはまた次回・・・・・・・・
by sakusaku_fukafuka | 2009-06-28 11:36 | 2009 谷川連峰馬蹄形縦走 | Comments(12)


爺~ジ Snowboader が綴る、滑った、登った、出会った、奏でた、聴いたときの自己満足欲張り備忘録


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