谷川岳・冠雪

昨日の朝、初冠雪ではなさそうだが、天気がよく雪を被った谷川岳を見たのは今シーズン初めて。
根雪にはまだまだだろうが、いよいよシーズンか、と思うと童心に帰ったように心ウキウキ。
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by sakusaku_fukafuka | 2013-10-29 20:59 | ほか・生活風景 | Comments(8)

針ノ木から七倉へ・船窪小屋で夕食を食べようツアー 3-2 下山

すっかり夜が明けた6:30am。
小屋のスタッフもお客さんも一緒になって、ラジオから流れてくるNHKの「ラジオ体操」で体を解す。
第一も第二も丁寧にやります。

(画像をクリックで拡大します)
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船窪小屋のスタッフの皆さんと記念撮影をして出発準備。
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6:44 am

ラジオ体操を終え、スタッフの皆さんに鐘を鳴らしてもらって出発。
振り返ったと同時に撮影したため、写真はピンボケ。


自分はテント泊が山行の殆どを占めるが、稀に小屋を利用することもある。
そんなとき、どこの小屋でも印象と違うな、と感じることが多々ある。

山岳雑誌などで山小屋が良く紹介されているが、そこに写ったスタッフの多くは笑顔で「お待ちしています、どうぞお出でください」と言わんばかりに微笑んでいる。

その心優しく映ったイメージで小屋を訪れると、思いのほかの対応の悪さに「あの雑誌に載ってた写真の笑顔は何だったの?」とがっかりし、接客の悪さにかえって不愉快な思いをすることが多々ある。
今回のツアーでも、針ノ木小屋でのテント泊の申し込みの際の、応対に出てきたお兄さんの態度の悪さにとても不愉快な思いをした。

「ここに小屋があることの有難さ」という立場の優位性を笠に着た意識が潜在的にあってそうさせるのか、「あの小屋、態度悪いよね」という話もよく聞きます。

そんな客を客とも思わない山小屋の負のイメージを払拭する、「おもてなし」の真心で登山者を迎えてくれたのが、この船窪小屋なのである。

また朝は外に出てきて「気をつけて行ってらっしゃい」と登山者を見送ってくれる小屋が他にどれくらいあるだろうか・・・・・
他の山小屋も、是非この船窪小屋の接客姿勢を見習って欲しいものだ。
峰々にこだまする鐘の音と、スタッフに見送られて小屋を後にした。

お世話になりました。
またきっと来ます!!

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下界の景色を左手に眺めながらしばし稜線を行く。

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オヤマリンドかと思われる。

朝露に濡れてました。
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青空に秋の雲。
予報とは打って変わり、さわやかな朝です。
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まだこの時間帯も朝日の影響で赤っぽい景色です。

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チングルマ
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景観破壊の代表でもある送電線の鉄塔も朝日に輝いて風景の一部になっている。

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朝露。
クロマメノキかな・・・・・・・・・・

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遠くに燕岳、大天井岳。
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小屋から10ほど歩くといよいよ登山道は緩く下り始め、眼下には七倉ダムが望める。
駐車場も見え、我が相方の車も確認できた。

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奥に蓮華岳、手前に北葛岳。
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徐々に下ります。

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七倉ダムの上流にある高瀬ダム。

雲を被った野口五郎岳(右)と穂高連峰。

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まだまだ稜線は気持ちよい。
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シラタマノキ
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野口五郎岳と烏帽子岳を望む。

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美しい眺めに、つい脚が何度も止まります。
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常緑樹と黄葉のコントラストが美しい。
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北葛岳と秋の空

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天狗の庭。

長い樹林帯を登ってくる登山者にはちょうど良い休憩ポイントだろう。

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下界

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ナナカマド

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ここからいよいよ長い長い樹林帯の下りの始まり・・・・・・・・・

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下界が見通せる最後のポイントかな・・・・・・・・

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登りのコースタイム約6時間に及ぶ「聞きしに勝る」難路&急坂の始まり。

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樹間から望める槍ケ岳。
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紅の葉

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この辺りがあの有名な「鼻付八丁」かな・・・・・・・・・
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まだ時折槍ケ岳が見えたりします。

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濃いヒノキの道です
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根っこで岩を抱え込んで立つ大樹。
自然の生命力ってすごいなぁ~。

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そろそろ槍ケ岳も見納めかな・・・・

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ヤマウルシ
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唐沢ノゾキ
あと一時間かな・・・・・
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唐沢山です
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清流の流れの音が大きくなってきて、登山口の近いことを思わせる。

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こんなところを渡りますが、相変わらずの急坂です。

登ってくるのはさぞかし大変だろうな。

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もう少し・・・

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下山に約4時間余り。

足の爪先が痛み始めてた・・・・・
やっと登山口です。
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橋を渡って七倉駐車場。

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相方の車に到着。
登山靴を脱ぐぎ開放感に浸ります。

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七倉の稜線を見上げる。

あそこから下りに約4時間。
長かったな~

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下山しても、まだ我が車を回収する仕事が残っている。
相方の運転で三日前の登山口「扇沢」へ向かう。

扇沢の無料駐車場は満杯。
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三日前より幾分紅葉が進んだ気がします。

我がポンコツ車を回収。
三日間の汗を流すべく温泉へ急ぎます。

今回は時節柄どこの温泉も混雑が予想されるので、比較的空いていると思われる上原

わっぱら
の湯にした。

温泉は良いのだが、ここはどうも地元色が強く、近隣のお年寄りが多く入浴に来ている。
入浴後、脱衣室の籠を上向きで置いたら、当てるけるような仕草でこちらを睨みつけながら、そのお年寄りが「こういう風に置くんだ」と言わんばかりに伏せて置きなおした。

地元以外の客はすぐわかるようで、浴室でも「よそ者」目でジロジロと舐め回すように見られ、たまたまなのかもしれないが、非常に不愉快な思いをした。

恐らくこの温泉は二度と立ち寄らないだろう。

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by sakusaku_fukafuka | 2013-10-27 09:33 | 2013 無雪期登山 | Comments(0)

針ノ木から七倉へ・船窪小屋で夕食を食べようツアー 3-1

三日目の朝、予報が外れて快晴。
船窪のキャンプ地は稜線(小屋)から遠く、下った樹林帯にある。
見通しも良いとはいえないので朝の景色を眺めるのにはあまり適さないかもしれない。
朝の雄大な景色を見るのには小屋泊まりにして正解だった。

朝食は頼んでないので朝の時間帯は自由だ。
5:00am
グラデーションに彩られた空に、浅間山の噴煙が棚引く。

(画像をクリックで拡大します)
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明けていく東の空。
大町の市街地(手前)と長野の市街地の灯りが見える。

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南を見ると、針ノ木で見た夕刻の景色同様、槍ケ岳山荘、北穂高小屋、加えて大天荘にも灯りが灯ったのが見て取れる。

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稜線には小屋から登山者たちが大勢出てきて夜明けのドラマに見入っているが、そろそろ小屋では朝食の用意ができるころ。
朝食を頼んでいる宿泊者が殆どなので、ご来光が朝食と重ならないか気をもみながら景色に見入っていた。
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八ヶ岳、そして富士

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大天井岳から槍ケ岳まで
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立山連峰と劔岳
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雲海と富士
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眼下に七倉ダム。
今日はあそこまで下る。

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5:46am
ご来光。
残念ながらまん丸太陽は拝めなかった。

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朝日が周囲の山々を赤く染め始めます。
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宿泊者もご来光を楽しんでます。
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蓮華岳、北葛岳
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槍ケ岳、穂高連峰。
北穂高小屋の窓に朝日が反射して光ってます。
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不動岳(手前)と奥に薬師岳
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野口五郎岳、奥に水晶岳
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五色ケ原と五色ケ原山荘

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by sakusaku_fukafuka | 2013-10-23 21:56 | 2013 無雪期登山 | Comments(2)

針ノ木から七倉へ・船窪小屋で夕食を食べようツアー 2-2

北葛岳より、出発した針ノ木小屋、蓮華岳、歩いてきた縦走路を望む。

(画像をクリックで拡大します)

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北葛岳山頂。
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北葛岳より、これから船窪小屋までの残りの縦走路を遠望。
まだまだある・・・・・・・
鞍部からはこれまで以上危険なルートを辿る。

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鞍部へ下り始めて間もなく雷鳥発見。

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鞍部へ向かいます。
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真っ赤に熟した「コケモモ」

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幾度も振り返る針ノ木岳と蓮華岳
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最低鞍部からの登りのルート

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奥に立山連峰

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左側は崩れて切れ落ちてます。
侮らないように・・・・・・・・・

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見上げると船窪小屋

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切れ落ちた谷

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下ってきたルートを振り返ります。

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右手にはいつも針ノ木岳

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下を覗き込むとスリリングな景色。
でも、紅葉は真っ盛り。
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登山道の両脇はクロマメノキが色づいている。
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蓮華岳と北葛岳(右)

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まだまだ悪路が続きます

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森林限界にあるカラマツの黄葉が綺麗だ
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クロマメノキ

ブルーベリーの仲間です。
黒く熟した実は甘酸っぱくてとてもおいしい。
山の生き物たちに迷惑にならない程度にちょっと頂きました。

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長いルート・・・・・・
見上げてはため息がでます^^;

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振り返ります。
や~~なかなか危険なところを歩いてきました。
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蓮華岳を霧が這ってます。
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七倉ダムも見えます。

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アップダウンを繰り返しながら七倉へ標高を上げていきます

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ハイマツ。
次の世代が育ってます

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これは草ではありません。
立派な「木」です。
ウラシマツツジと言います。

ツツジ科の落葉低木ですが、紅の絨毯さながらの紅葉は見事です。
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烏帽子岳を長玉で引っ張ります。
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汗をかきかき悪路に難儀しながらようやく七倉岳です。
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立山連峰も紅葉が見事です。

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七倉岳山頂にて景色を楽しんだら稜線を船窪小屋目指します。
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七倉岳山頂からおよそ10分ほどで船窪小屋です。
着きました!!
長かったな~~

カ~~ン、カ~~ンと鐘の音が山にコダマします。
小屋の人が鐘を突いて迎えてくれました。
(登山者が到着すると鐘を鳴らしてくれます)

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到着するとすかさず「しのぶさん」がお茶を出してくれました。
疲れた体に熱いお茶は最高のサービスでした。

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写真に写っているのは小屋の「お父さん」です。

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最初の予定だと、二日目もテント泊の予定だったのだが、夕食も予約してあることだし、天候も不安定な予報だったので、この日は小屋泊まりとした。

小屋の窓から烏帽子岳と不動岳。
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小屋のベンチから越中沢岳や五色ケ原を望む。
ここ、船窪小屋からの景色は素晴らしいです。

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船窪岳。

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写真のように、船窪岳から烏帽子の間は崩落が著しい。
この日も長野県から委託されている登山道調査の方が二人来訪していた。

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ここ船窪の「水場」は一見の価値あり。
おいしいことでも有名で、小屋で使う水も往復一時間かけてここまで汲みに来るそうだ。

我々も「日本一危険な水場」とも言われる船窪の水場へ一時間かけて出かけてきた。

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ん~~~~すごい!
なるほど日本一危険だというのが納得・・・・・・・・・・
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まずは相方が水場へ降りていきます。

落ちるなよ!!

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じつに美味しい水です。
ついゲップが出てしまうほど飲んでしまいました。

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水場付近のナナカマド
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船窪岳から不動岳への稜線と紅葉。
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明日の行動のための2㍑の水を汲んで小屋に戻ると、小屋のスタッフ「しのぶさん」の知人たちが船窪小屋60周年記念の特注のケーキを小屋まで下界から運んできた。

船窪小屋60周年おめでとうございます。

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このケーキを運んできたのは下呂市のgerockというサークルのメンバーさんたち。
ケーキの形を崩さずに6時間の道のりを運んできたgerockの皆さんの気持ちの入れ方に拍手。

このケーキは小屋主催の夕食後の「お茶会」の席で美味しくいただきました。
gerockの皆さんご馳走様でした。
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お母さんとgerockの皆さんの記念撮影
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我輩はお母さんと記念撮影。

とても優しいお母さんです。
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16:30 夕食。

今回のツアーはこの船窪小屋の夕食をいただくのが一番の目的。
スタッフ「しのぶさん」から夕食の食材などの説明があり、ランプの下で美味しくいただきました。
標高2500mの決して地の利の良い場所ではない、ここ船窪でこんなに美味しい夕食がいただけることは感動以外の何物でもありません。

ご飯、お味噌汁はおかわり自由。

コロッケ、煮物、抹茶塩でいただく山菜の天ぷら、さばのとろろ和え、写真には無いがお母さん手作りの漬物、デザートにはコケモモとクロマメノキで作ったゼリー。
至れり尽くせりの美味しい夕食でした。
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お茶会前に小屋周辺を散策。
蓮華岳、北葛岳に夜の帳が下りてきました。
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船窪小屋にランプの灯りが灯ります。
船窪小屋には電気はありません。
質素なランプの灯りだけです。

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19:00
小屋主催の「お茶会」
疲れて早くも就寝した登山者も居るが、殆どのお客さんはお茶会に参加しました。
全員、この小屋に来た理由や、登山暦出身地など簡単な自己紹介。
甘茶をいただきながら、「まり先生」と松下さんによるフルートとアコーディオンのミニコンサートというサプライズもあり、静かな稜線にフルートとアコーディオンの音色が響きました。

最後に、60周年のケーキに灯されたろうそくをお母さんが吹き消し、貴重なこのケーキのおすそ分けに預かりました。

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小屋のスタッフの皆さんの「おもてなし」の精神はお母さんのお人柄の現れでしょう。
そして、これこそがこの小屋が多くの登山者たちから愛されるゆえんでしょう。
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無事、二日目が終わりました。

by sakusaku_fukafuka | 2013-10-19 21:12 | 2013 無雪期登山 | Comments(0)

針ノ木から七倉へ・船窪小屋で夕食を食べようツアー 2-1

二日目・朝

3時起床。
外を見ると晴れてはいないものの、心配した雨の気配は見られない。
相方と相談した結果、予定通り船窪小屋へ向かうことにした。

天候がこれ以上悪くならないうちにできるだけ距離を稼ぎたい。
慌しくテント撤収。

(画像をクリックで拡大します)

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キャンプ地にテントは我々のほかに一張り、お隣さんに迷惑かけないように準備。
今日のハードなルートを考慮して、少しでも荷を軽くするために必要最小限の飲料水を残し、あとは捨てた。

4:10 am
まだ周囲は真っ暗。
ヘッデンの明かりで出発、まずは蓮華岳を目指す。

針ノ木小屋の横を過ぎるといきなりの急登。
ザレた歩きにくい登山道をヘッデンの明かりを頼りに汗をかきながら登る。
ほぼコースタイム通りに蓮華岳山頂。

山頂に近づくにつれて空も白んできた。
北に目をやると、奥に白馬岳、その右に鹿島槍ケ岳、またその右に爺ケ岳が静かに佇んでいる。

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西北に針ノ木岳、立山連峰。

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南にはこれから向かう北葛岳、七倉岳と縦走路。

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ちょっと山頂に長居しすぎたかも?・・・・・・・
気がつけばだいぶ白んできた。

これから今日の最大の難所かもしれない、名高い 「蓮華の大下り」に差し掛かる。
山頂から鞍部まで標高差500mを延々と下らなければならない。

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眼下に大町の市街地。
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これから向かう北葛岳と七倉岳
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ダケカンバの黄葉と大町の市街地
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蓮華岳から下る

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振り返ると針ノ木岳(左)

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これから難所にとりかかる

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肩と爪先に荷重がかかる・・・・・・・

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下っても下ってもまだ下る・・・・・

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難しいコースではないが、気を抜くと危険だ。
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前方にアップダウンの繰り返しが見えて、その奥に北葛岳。
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陽が射せば紅葉ももっと綺麗なんだろうけどな~~
などと思いながら悪路を下る。

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いよいよ鎖の連続、蓮華の大下りの核心部。
慎重にくだる。

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最低鞍部から下ってきたルートを見上げる。

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相方は難儀してます・・・・・
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無事鞍部まで下りきったら今度は登りです・・・・・・

下ってきた岩場を振り返る。
奥に蓮華岳。

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また大町の市街地を望む。

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少しずつ形を変えて見える針ノ木岳。
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鞍部を過ぎ、登り返しが始まると崩壊著しい南側に切れ落ちた稜線を行く。

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振り返る。

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風になびくチングルマ。
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色づいたナナカマド

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アップダウンを繰り返しながら七倉岳を目指す。

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針ノ木谷を見下ろす。

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蓮華岳もずいぶん遠くなった。

歩いてきたルートを振り返る。

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蓮華岳の山頂でずいぶん時間を潰したので、ここ北葛岳山頂まで4時間半を要した。
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北葛岳よりこれから向かう七倉岳と船窪小屋

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by sakusaku_fukafuka | 2013-10-16 22:59 | 2013 無雪期登山 | Comments(4)

針ノ木から七倉へ・船窪小屋で夕食を食べようツアー 1-2

針ノ木峠から見た北の稜線。

右奥に見える鹿島槍ヶ岳までは栂池から歩いたので繋がっている。
いつか鹿島槍ヶ岳からここ針ノ木岳まで歩きたい稜線だ。

  (画像をクリックで拡大します)

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テント場から針ノ木谷を俯瞰。
黄葉が素晴らしい。

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蓮華岳から北葛岳へ連なる稜線と紅葉

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同じくテント場からの南の展望

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荷を軽くするために昼食はできるかぎり小屋食にする。

我輩は定番のカレーライス。(おそらくレトルト?)
相方は針ノ木ラーメン。

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悪天候予報で一気に船窪小屋まで歩こうか、とも考えたが、テント装備で針ノ木峠から七倉までのルートを考えたらどうしても無理がある。

明日天候が雨だったらここ針ノ木から扇沢に下ることにして、テント設営とあいなった。

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蓮華岳の黄葉
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テント設営を終える頃、荷揚げのヘリがやってきた。

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荷下ろしがすむと不用材を運んでいくヘリ

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これは赤沢岳か・・・
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南の展望に変わって北の展望
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白馬岳を望遠で引っ張る。

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テントを設営、お茶を飲んだりしながら疲れを癒し、空身で針ノ木岳を往復するために腰を上げた。

テント場から少し登ると針ノ木岳とスバリ岳の鞍部に劔岳が見えた。

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登ってきたルートを俯瞰。
ガスに覆われ始めた。

(いつかここを滑りたいものだ)
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劔岳
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船窪岳方面
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天候が良ければ明日の朝、一番最初に登る蓮華岳(左)
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七倉岳を望むと、七倉岳のピークの先に船窪小屋が見える。

明日はあそこまで歩くのだ。

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分かりにくいので望遠で引っ張る。
(明日はあの小屋でおいしい夕食をたべよう)
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一時間ほどで針ノ木岳到着
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この時間(15:00)になると霞みがかかってきて見通しはあまり良くないが、360度の展望は素晴らしい。

西には二年前、6日間かけて歩いた縦走路の一部が見える。
写真で見るとたったのこれだけだが、歩くと三日間の距離になる。

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対岸の五色ケ原を望遠で引っ張ってみる。

五色ケ原のキャンプ地も見えて懐かしさがこみ上げてくる。

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もうちょっと北に目を向けると立山連峰と劔岳の雄姿が素晴らしい。

立山ロープウェイの大観峰も見えて懐かしい。

長野県側の扇沢から黒部湖まではトロリーバス
黒部湖から黒部平まではケーブルカー
黒部平から大観峰まではロープウェイ
大観峰からは更にトロリーバスで立山連峰直下をトンネルで抜けると富山県の室堂である

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黒部湖の湖面を滑る遊覧船。
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針ノ木岳からの一大パノラマ。
今日諦めずに登って来て良かった、と、この景色を眺めながら改めて感動に浸ったひと時。

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ここを滑りたくて昨年チャレンジしたがデブリで滑走を諦めた。
いつかここからこの斜面を滑りたい、と改めて思うのである。
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遠くに目をやると妙高山を望める。

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午後三時半。
針ノ木岳からの展望を十二分に楽しんだので暗くならないうちにテントに戻る。

登山道傍らにシラタマノキ。
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針ノ木小屋を見下ろす。

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北アルプスに夜の帳が下りようとしている。

静かに暮れ行く穂高連峰、槍ケ岳。

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おやすみ前にトイレに・・・・・

針ノ木小屋のトイレ、なかなかユニークです。

ナニを済まそうとしゃがみ込むと、小窓からこんな素晴らしい景色を眺めることができるのです。
北アルプスの雄大な景色を堪能しながらトイレを済ます。
なんと贅沢なひと時でしょうか。

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今日の天気はまったく期待していなかったけど、おやすみ前にこんなご褒美をいただきました。
これはやはり山に泊まった者しか味わえない至福の時なのです。
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グラデーションに染まりいく空にシルエットの白馬岳です。
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中央に劔岳のシルエット
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南に槍ケ岳、穂高連峰

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水晶岳方面

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北穂高小屋と槍ケ岳山荘に明かりが灯りました。

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針ノ木小屋

夜の帳が下りました

明日は三時起床

おやすみなさい・・・・・・・・

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by sakusaku_fukafuka | 2013-10-10 21:42 | 2013 無雪期登山 | Comments(4)

針ノ木から七倉へ・船窪小屋で夕食を食べようツアー 1-1

今回は自分にとっては未踏のコース。
針ノ木岳から蓮華岳・七倉岳を経由して、美味しいことで登山者に評判の船窪小屋の夕食を食べよう、というツアー。
高山は紅葉も今がピーク。
この機を逃しては、と立てた計画。
ところが、最初はまずまずだった週末の予報は日を経るごとに不安定な予報に。
我々の後を一日遅れで追いかけ、船窪小屋へやってくる予定だった仲間たちもこの予報で計画断念。

言い出しっぺの我々は「天候だけは行ってみないとわからないから」、と、とりあえず取り付きまで行って判断することにして現地へ向かった。

仕事を終え一旦帰宅。
準備しておいたバックパックを車に積み、一路 Keirineとの待ち合わせ場所へ向かう。

上田まで一般道を走り、上信越道を長野ICで下りる。
お昼から何も食べてないことを思い出し、待ち合わせまで時間があるので、長野のバーミアンで簡単な食事をしながら連絡を取り合うと、 Keirineも長野ICを下りたところ。
食事も済んだところなので、店を出て道路の路肩にて相方を待つ。

ほどなく到着した相方と一路下山地点の七倉ダムの駐車場を目指す。

七倉に一台 Keirineの車をデポし、我輩のポンコツ車にて登山基地の扇沢へ移動。
深夜2時。
寝られるだけ寝よう、と車の中でシュラフに潜る。

寝不足のまま5時起床。
白んできた外を車窓から見ると「やっぱり・・・・・・・」ガスガスの扇沢の景色が目に入る。

しかし、「朝の霧は晴れる」から、とパッキング。

(画像をクリックで拡大します)

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6:10am。
予定通り出発。
朝の扇沢は平日だということもあって閑散としている。

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取り付き。
ここから今日の山行が始まる。

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歩き始めて凡そ30分。
見上げると予想通りガスが切れてきた。
それも、まさかの青空である。

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やがてガスも雲もすっかり消えて秋の青空をバックに針ノ木岳が見えた。

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曇り/雨だった予報は見事に外れ紅葉に彩られた針ノ木岳を見上げる。
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まずはブナの森を歩く。
この辺りは紅葉はまだ・・・
朝の森は新緑のように美しい。
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樹間から見上げれば紅葉の針ノ木岳
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森の中は風も無く10月とは思えないくらい暑い。

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毛繕いをする猿のファミリー

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森の清流
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稜線から下は紅葉が見ごろ。
いま、一番綺麗なときだろう。
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最初の橋を渡る。
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歩き始めてから約1時間半。
扇沢方面を振り返る。
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見えてきた大沢小屋
雪渓が消えると閉鎖されるのだろうか?
やっぱり閉まっていた。

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紅と緑のコントラストが美しい。
谷間は見事に紅葉している。

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針ノ木大雪渓の雪は殆ど消えた。
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昨年4月の大雪渓。
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徐々に登山道は険しさを増してくる。
雪が残っているころは雪渓の方が歩きやすいかもしれない。
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景色は大きく変わらないが、ここにはシシウドがいっぱい。
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ナナカマドの実も真っ赤・・・

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振り返ると紅葉の進んだ爺ケ岳
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二度目の橋。
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ザレて歩きにくい道が続く。
しかし、谷の両端は真っ赤に染まった紅葉が美しい。
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紅葉の季節ともなると咲いている高山植物もめっきり少なくなる。
7~8月が花期であるモミジカラマツが咲いていた。
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爺ケ岳を引っ張る。
左の肩に種池山荘。

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見事な紅葉に、つい足も止まる。
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鯉のぼりが道しるべ

とあるブログに「道迷い」のことが書かれていたが、この鯉のぼりが無かったらおそらく迷うだろう。

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三度目?の橋を渡る。

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雪渓が口を開けている。
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鎖場

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見上げると落ちてきそうな岩稜・・・・・
早く通過したい・・・

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ここまで登ると爺ケ岳も南峰と北峰が見えてくる。
左に岩小屋沢岳。
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紅葉が美しく、足が先へ進みません。
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歩き始めて4時間強。
ルート中最後の水場。
今まで空で持ってきた水筒に十分の飲料水を補給。

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秋の空と紅葉

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空にアーク。
天候は下り坂?
でも、予報に反してここまでこれだけ晴れてくれたのだから贅沢は言えないなぁ・・・

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アークを掠めるように旅客機が航跡を残していきます。
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山頂も間近。
岩小屋沢岳と爺ケ岳の間に鹿島槍ヶ岳が顔をのぞかせた。
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ナナカマド、綺麗です。

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針ノ木峠付近がようやく見えてきた。
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最後の水場で補給した3㍑の水の重さが肩にかかります。
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鹿島槍ヶ岳の南峰と北峰が見える。

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鳴沢岳かな?・・・・・
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このザレた九十九折を上りきれば針ノ木峠。
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見えました!
針ノ木峠と針ノ木小屋。
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11:50am 到着。
蓮華岳(左)と北葛岳との間に富士が見えます。
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針ノ木峠から南の展望。
槍ヶ岳、穂高連峰まで見渡せます。
天気予報はなんだったんだろう?

諦めず登って来て良かった、と思った瞬間です。
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槍ヶ岳を引っ張ります。

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針ノ木小屋
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写真の整理がまだまだ残ってるので、続きはまた次回・・・・・

by sakusaku_fukafuka | 2013-10-09 22:41 | 2013 無雪期登山 | Comments(0)