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シーズン終了か?

先日のBig Mountain ツアーの疲れからようやく解放され始めた。
若い時と歳をとってからの違いは、疲労からの回復にどれだけ時間を要するか、ということだと思う。

昨日から時々雨が降っている。
予報通りではあるんだが、このまま寒気が来なかったらもうシーズン終わりかもな?
と、山を見てもそう思わされる。

さっき谷川岳を撮影してきたが、もう四月の上旬を思わせる状態に見える。
雪はどんどん解けて岩肌の露出が顕著だ。

雪が少ないうえにこのまま暖かい日が続けば、春のシャバ雪を楽しむどころではないだろう。


岩肌の露出が顕著な今日の谷川岳。
(画像をクリックで拡大します)
拡大すると、土色になっているところもあって、雪崩れた痕跡もうかがえる。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-20 13:18 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった

古くからの友人『G & I』夫妻から久しぶりのオファー。
若干の降雪があったので、昔よく登ったBig Mountainをやることになった。

午前0時出発。
およそ6時間の行程。
夜明け頃稜線に到着、東面をドロップして登り返し、登った西面を滑って戻る、というプラン。

彼らはここを毎年頻繁に訪れているので詳しいが、俺は約9年ぶりなので、記憶も曖昧だ。

かつては彼らと一緒に夜中出発なんていうツアーは当たり前にやっていた。
今回のオファーを二つ返事で受けたのには大きな理由がある。
俺はあと20日もすれば古希を迎える歳だ。
年をおう毎に体の衰えをひしひしと感じている今日。
あのころやったように、夜中出発でBig Mountainのハードツアーに耐えられるのか試してみたかった。

23:30 コンビニで待ち合わせ後、合流して除雪最終地点へ移動。
ヘッドランプで準備をして午前0時、予定通り出発。

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空には星が輝いているだけ、月も無い。
寒くて当たり前だが、歩くと直ぐに汗が出る。

今年は雪が極端に少ない。
帰路はここを滑って戻ることになるので、暗いながらも滝や流れが露出している場所を入念にチェックしながら登る。

午前2時。
2時間ほど歩いた。
目前に大きな滝。
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一見柔らかそうに見えるが、数センチ程度下にはガリガリのアイスバーンが隠れてる。
予想していたより降雪は少なかったようだ。
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頼もしい友人『G君』。
俺みたいな爺に気遣って、いつもトップを歩いてくれる優しさと思いやりに感謝。
彼が道を作ってくれなければ、俺は今回稜線にさえ辿り着けなかったことだろう。
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沢筋からツリーに入るも、かなりの急こう配の連続だ。
夜明け間近、振り返ると眼下に街の明かりが見えた。
どうやら神立スキー場のオールナイトの灯りのようだ。
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世も明け始めた。
頑張ろう、もうじき稜線だ。
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稜線に佇む吾輩。
西の方向。
苗場山、妙高山も見える。
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ほぼ予定した時間に稜線に登り上げた。

6:33 am ご来光。

尾瀬・至仏山の肩から登る太陽。
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神々しい景色にしばし見とれる。
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遠くに谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳
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寒かった稜線も陽が高くなるにつれ暖かくなってきた。
東面も雪が固く、雲海で下部は雲の中で視界不良。
今回は安全を優先して東面のライディングは見送った。

朝日でしばし体を温める。
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さて、いよいよドロップインだが、なんせ気温も低く、多少融雪を待ったが雪は相変わらず固い・・・・・・
カチカチの斜面をどう安全に滑り降りるか、だが、もうこの時点で滑りは諦めた。
とにかく怪我をしないように注意して「ずらしながら」でも降りることに徹する。

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雪は固いところに、吹き溜まって柔らかいところがミックス。
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登るときにチェックしておいた滝や露出した沢を何とか無事クリア。
10:30 am 無事下山。
この日の様子はこちらYouTubeにて。
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下山後は腹ペコなので、ランチタイム(上田の郷)
吾輩はその後『駒子の湯』にて汗を流して帰宅。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-18 20:57 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

雪が腐らないうちに・・・

今年はかなりの暖冬。
昨日降った雪はたいしたことはないけど、それでも暖冬の今年の状況には恵みの雪だ。
積雪量は大したことは無いと思ってるので、滑りはそれほど期待していない。

今日もしっかりトレースがついているのでアイゼンにした。
しかし、先行する登山者が登ったルートを登ると、あまりこの尾根を知らない登山者がつけたトレースだ。
急登でしかも、雪が吹き溜まる面を登ってる。
正直、ここの初っぱなの登りでバテてしまった。

気温が上がる、と昨夜の天気予報でやっていたが、気温はうなぎ上り。
ガンガン上がってくる。
汗が滴り落ち、サングラスは汗で見えなくなるわ、目にも汗が入って辛い。
時々雪を固めて顔や目に当てて冷やしては登る、を繰り返す。

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持ってきたコーラはすでに飲み干し、不要だったかもしれない暖かいレモンティで喉を潤す。
もう一本コーラを持ってくればよかったなぁ。

裸で登りたいくらい暑くなってきた。
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気温がどんどん上がってきて、絶え間なく雪崩れの音がする。
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どうやら誰かがここに落ちたらしい・・・・・・
かなり深い。
登るのにはそうとう苦労しただろう跡が残っていた。
気を付けよう。
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沢のボトムはさっきから落ちた雪崩がかなり溜まっているようだ。
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森林限界を越えたので日蔭が無い。
危険地帯なので、しっかり確実に歩く。
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のんびり出発だったが13:00時前にポイントに到着。
この後の記事は、こちらYouTubeにて・・・・・・・・・
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登っていると絶え間なく東尾根から落ちる雪崩の音がすさまじかったが、沢のボトムまで滑り降りると、その全容がわかった。
ここではこれくらいの雪崩は珍しくないが、雪が少ない今シーズンにしてはかなり大規模だ。

本谷を見上げると、もう滑れそうなところは殆ど無い。
S字まで大規模な雪崩が埋め尽くしている。

今シーズンのマチガはこれで終わったかな・・・・・・・
この雪崩を埋めてくれるような降雪は今シーズンは望めまい。

これを見て一抹の寂しさを感じてしまう。
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ギリギリ雪が緩まないうちに滑ることが出来た。
本日も無事終了。
山に感謝。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-14 00:06 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

Snow monsters に会いに!

この間の南岸低気圧のもたらした湿り雪を覆い隠してくれそうな雪が(多分)降ったので、たぶんできているだろうSnow monsters を見にKAGURAへ向かった。
かぐらでの滑りなんていうのはどっちでもいいからSnow monstersだけは見たかった。
よって、母親に朝食を食べさせてからの、たぶんロープウェイ乗り場に行列ができ始めた頃ののんびり出発。

国道17号から垣間見えるロープウェイ乗り場の行列も、もう既に解消されているようだった。
駐車場も半分以上は埋まっているようで、一台分の空きスペースを見つけて駐車。

待つことも無くすんなりロープウェイに乗る。

五ロマを降りるとすでに凄い人。

すっかりもうトレースが出来ていて、ゲートを抜けると緩い登り。
期待した通り、Snow monstersが沢山いる。

急いで登る人を尻目に、持って行った一眼で撮影。
やっぱ、ここのいいところは、この景色だよね~。

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そんなこんだで撮影後、稜線トップからドロップ。
その時の様子はこちらYouTubeで。

下山後は道の駅にて友人お勧めのシャーシュー丼を食し、温泉は混雑するのでスルーして帰宅。
今日も無事終了。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-13 06:28 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

久しぶりのわいわい鍋倉山BC

暖冬のこの冬、どこに行っても雪が足りない。
(東北、北海道などはわからないけど)

さて、この三連休どうしようか、と思案していたらRyonから『鍋倉山』はどうかしら?
というお誘いがあったので、久しぶりに最も古くからの仲間たちと会うのも楽しいので二つ返事で承諾。

ウチからも近くはないので、早朝出発。
高速道路は帰りに使うとして、倹約のために下道、国道17号を走るので3:00 家を出る。

関の交差点から353を津南まで走り、十日町「山崎」を左折、117号を待ち合わせの<道の駅・野沢温泉>まで走る。
ただ、ここでちょっとしたミス。
以前鍋倉をやるときに待ち合わせをした道の駅をすっかり勘違いして<花の駅>まで行ってしまった。
花の駅に到着してトイレに行き、看板を見て「あれ・・・ここ道の駅野沢温泉じゃなかった」。
時間的余裕があるので、ホっとした。
至急道の駅・野沢温泉まで戻って仲間たちが到着するまで仮眠をとる。

6:30 ころ仲間たちが三々五々やってきて合流。
鍋倉は駐車場があるわけではないので、五人が二人と三人に分かれて分乗して二台で現地へ向かう。

予想はしていたが、流石に人気のある山だけに、道路片側は鍋倉山BCをやるライダーたちの車がぎっしり縦列駐車をしている。
雪の状態を見てから決めよう、とスプリットとソリッドの両方を持ってきた。
柔らかく深かったらスプリット、三連休の初日なので、人も多くトレースがしっかり付いていればソリッドを担いでスノーシューにする予定。

到着して雪と人の多さを見たらソリッドに決定。

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早朝はまだガスっているが、朝の霧は晴れると思うのでこのまま出発することにした。
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歩き始めは朝早いので雪も固く、スプリットにはなかなか辛い箇所もある。
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霧も晴れてきた。
ちょっと期待できそう。
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  この辺はまだ雪は固い・・・

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なかなか雪が緩んでこない。
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固くて急斜面が登れず、スプリットは遠回り。
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広いところは日当たりも良く、早朝はガリガリ・・・・・・
でも、この辺りの北向きの斜面へくると、なんと、パウダーがあるではないか。

ここで、直登したいYASUさんと、迂回で登りたい我々の組に分かれる。
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気温も上がってきて、枝に積もった雪がたまに落ちてきて頭を直撃する。
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ブナの森が美しい鍋倉山。
かつて新緑の時に登山をしたことを思い出す。

稜線も見えてきて山頂も近い。
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休憩をしたら早速ライディング。

今日はすごい人数だったので、森の中はすでにラインだらけ。
藪も所々出ているので快適とは言えないが、ブナの森の中を滑るのは楽しい。

その時の様子はこちらYouTYubeで。
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滑り終えた後は腹ごしらえ。
美味しい蕎麦屋があるのだけど、調べたら営業は終了。

道の駅野沢温泉にも食堂があるので、待ち合わせをした駐車場まで戻って、そこでお昼にした。

これは麻婆ラーメン。
美味しかった。
それにここはご飯がお替り自由だし、注文しなくてもご飯は自由に食べられるのがいい。

かくして<わいわい久しぶり鍋倉山BC>終了。
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# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-11 19:25 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)