今年は雪が少なく、北海道でさえ営業を諦めたスキー場がある、と先日のNHKのニュース番組でも紹介していた。
暖冬、暖冬、と叫ばれる中、土曜日と日曜日にかなりの降雪があった。
暖冬に加えて春の雪だから期待できまい、と思っていたが、なんと上質のパウダースノーである。
昨日、月曜日は当然ねらい目。
折から、この日はバックカントリー・デビューのYUKI Chan を裏山にご案内する日でもある。
天気予報もめったにないくらいの快晴予報。
7時、三俣駐車場で待ち合わせ。
月曜日にも関わらず、三俣の駐車場は↓の通り。
先日の平日も週末以上の人出だった、
もちろん、第一便のロープウェイは息苦しいほど満員。
今日は当然ながら、ロープウェイを降りたら殆どの人が駆け出すに違いない(笑)
まー俺的には、土曜日はクローズでも昨日日曜日は営業していたので、ジャイアントはすでに昨日ラインが入っているはずで、走ってリフトに乗るほどのことも無い。
第一便のロープウェイには乗ったものの、急いでかぐらへ向かうつもりも無く、新雪後のピステがかかった三俣のゲレンデを一本回すことにした。
殆んどの人が直接かぐらへ向かったと見えて、三俣のゲレンデはピステ後ノートラックで誰のラインも入っていない。
こんな気持ちの良いゲレンデを滑ったのは久しいかも・・・・・・・・
YUKI Chanと言えば滑りはかなり、かなり上手で、BCも全く心配ない。
70歳の爺が付いていくのがやっと、というくらい飛ばす。(笑)
気持ちよすぎて、一本のはずが二本滑って「かぐら」へ移動。
ゴンドラから見ると、かぐらへ急いだライダーもまだ誰もジャイアントに飛び込んでないが、思った通りジャイアントは昨日のラインだらけ。
三俣で遊んできて正解(笑)。
かぐらのゲレンデは全く滑る気も無く五ロマへ、と思っていたが、リフトが降り場に近づくと、すでに開門を待つライダーの大行列。
あ~、恐ろしや恐ろしや・・・・・・・
この混雑に嫌気がさして俺は地元谷川に活動拠点を戻したんだが、相変わらず凄いことになってる。
ただ、かぐらのシラビソやコメツガの森の景色は大好きで、谷川にシフトした以降もその景色が時々見たくなる。
今日はその懐かしく美しいかぐらのシラビソの森の景色を楽しみたいと思う。
大名行列
やっとこさ五ロマが開いてろリフトトップへ。
登山届を提出してビーコンチェック。
早速遠足の準備。
中ノ芝。
さて、どっちに行こうかトレースが複数できているので迷ったが、中ノ芝を右に折れるトレースがあったので、それを利用させてもらうことにした。
というのも、YUKI Chanはバックカントリー・デビューなので、第一案としては、反射板から南向きの緩斜面を田代に落とそうか、とも思っていたのだが、天気も良く気温も上がってきてるので、ドロップインする前に南面は雪が腐ってしまいそうなので、雪質の良い北向きの斜面を滑ろう、と当初の予定を変更。
YUKI Chan の滑りは全く心配ないレベルなので、登山届にも記入しておいたもう一つのコースを滑ることにした。
谷川岳・西黒尾根を女性独りでまだ暗い4:30に出発して日帰りで踏破しちゃう凄い人だけあって、歩くのも速い。
先に歩かれると爺ージは就いていくのがやっとであります。(笑)
小休止しながら景色を楽しむ。
絶景だね。
見たかった景色。
コメツガの森。
降った翌日にはここに来ると美しいオオシラビソやコメツガの美しい景色が見られる。
コメツガ。
コメツガの樹氷が美しい。
景色を楽しみながら、滑走の準備。
今日はここ北面を滑る。
準備できたらいよいよ滑走。
や~~この時期にしてこの雪!
速度が落ちたり、止まったりするとバランス崩して尻もちをついてしまうくらい深い雪。
パフパフの深雪&新雪。
まさか3月も半ばに差し掛かる頃、こんないい雪を滑れるとは思いもよらなかった。
YUKI Chan.
気持ちよすぎて雄叫びが出てました(笑)
さて、ここからはゲレンデまで長いシラビソの森のトラバース。
うねりがあるので要注意。
Tree も楽しみながら注意して行こう!
ゲレンデももう直ぐだ。
ゲレンデに戻った。
天気が良いので、かぐらの木陰で大休止して三俣に戻って本日終了。
ギヤを片付けて腹ごしらえ。
道の駅にある食堂で知人から教えてもらってハマってしまった『シャーシュー丼』を食し、猿ヶ京温泉まで戻って『満天星の湯』にて暖まって本日のツアー終了。
YUKI Chan、お疲れさまでした。