人気ブログランキング | 話題のタグを見る

消えゆく雪

雪不足の今シーズン。
降っても山の雪は増えずに消えていく方が多いようで岩肌が日々露出していく。

一昨昨日から降っていた雪も止んで快晴予報の一昨日、たまに一緒に滑るスキーヤー『I 氏』から『かぐら』のチケットがまだあるので、明日かぐらをやりませんか?という連絡をもらったのだが、俺は今シーズン最後になるかもしれない、お気に入りのエリアをやる予定にしているので、そっちを一緒にどうですか?と提案したら、即答で決まり。

俺はかぐらならシーズンパスなので、滑りに行くのにチケットを買う必要は無いのだが、昨日は降雪後の快晴。
このところのかぐらは平日でも降雪後なら激混みするので、できたら行きたくない。
20年以上前の「古き良き時代」のかぐらを知っている身としては、最近のかぐらの尋常ではない苛烈なパウダーの争奪戦と混み様には辟易する。
第一便に乗ろうとするライダーの殺気立った?空気に嫌気がさし、高いシーズンパスを買ったものの、殆ど使っていない。

夕方知人が「今日はかぐらを止めて正解だったですよ」と送ってきてくれた五ロマのリフトマチをするスキーヤーやスノーボーダーの様子。
平日なのに、ローカルがこれまで見たことが無いくらいの混み様だったということだった。
こんな混んでる日に行きたくないねぇ(笑)。

消えゆく雪_b0062024_06255477.jpeg





ということで、俺たちはそんな「かぐら」は止めて、ハードな登りはあるものの、静かな山歩きを選択した次第。
で、ここにはちょっと期待をしてきたのであるが、予想していたような降雪は無く、「あれ?」と拍子抜けするような有様。
でも、標高を上げればあるかもしれない、と登ることにした。

歩き始めると、いきなり夏の登山道を登ることに・・・・・・・
しばらく登ると、なんと、夏の水場のところが雪が解けて露出している。
しかも、音を立てて流れ落ちているではないか・・・
ここはこれまで数えきれないくらい冬に登っているが、この時期にここの水場が露出しているのを見るのは初めてのことだ。
消えゆく雪_b0062024_06311866.jpg





今年の暖冬の影響が半端じゃないことを改めて思う。

最初のピーク。
ここから山を眺めても、すっかり岩肌が露出した山を見てガックリ。
この間と比べたらすっかり雪が消えてしまった。
消えゆく雪_b0062024_06335499.jpg






消えゆく雪_b0062024_06345368.jpg





気温がぐんぐん上がってきて汗びっしょり。
雪の積もり方も深いところあり、浅いところあり、で様々・・・・・・
さて、ドロップする北面はどうなんだろう?
消えゆく雪_b0062024_06364482.jpg





森林限界を越えてコルまで行こうかどうか、その手前のもう一つのドロップポイントの候補の場所を見に行くが、すっかり雪が解けてしまって、かえって下るのにっ苦労する次第。
雪を見てみたらここの急斜面はガリガリのアイスバーン。
少しクライムターンで下って、平らなところを見つけて準備しようか、と相談して下り始めてみたが、滑落しそうで危険と判断。
ここは止めて最初のポイントまで戻ることにした。

ヤ~~参ったね・・・・・・
最初のポイントに戻ったのはいいんだが、ここもドロップする付近はガリガリのアイスバーン。
山はすっかり四月の半ばころの様相を呈している。
まだギリギリ二月だよ?
消えゆく雪_b0062024_06420353.jpg





消えゆく雪_b0062024_06424990.jpg






さて、どう滑るか・・・・・・
やっぱり凍っている面は怖いよね~
斜度もここはそこそこあるから、エッジが効かなくなったら滑落だもんね。

その時の様子はこちらYouTubeで・・・・・・・

消えゆく雪_b0062024_06451434.jpg





心配したものの、結果としては、ドロップポイントからアイスバーンを抜けたらなかなかのいい雪で満足の結果となった。
神楽を止めてこっちにシフトしたのは正解だった。
2022年に、ここでスラフに追いかけられて巻き込まれそうな経験をしているので、滑りは慎重になったが、安全第一、怪我をしないで帰ることが大事なので、慎重に滑り降りた。
雪不足の今シーズン、もしかするとここを滑るのは今年はこれが最後かな、と臨んだのだがそれは達成できて満足。
今日も無事終了した。
消えゆく雪_b0062024_06500046.jpg

# by sakusaku_fukafuka | 2024-03-01 06:51 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

一喜一憂

雪が解ける様を見てシーズン終わりか?と気持ちが沈む。
降雪があると「どれくらい積もるか」ドキドキする。
手のひらを反すように日々変わる天候に一喜一憂するのである。

二日前に谷川岳の融雪状況を見て「さて、シーズン終了か」と思いきや、今日は朝から雪がチラチラ(山は)積もりそうな気配。
ただ、積もったとしても、下には昨日までの雨を含んだ雪があるので手放しでは喜べないだろう。
やっぱり新雪の積雪量が物を言うな・・・・・

一喜一憂_b0062024_10525203.jpg







追記。
今日の降雪で期待したんだけど、この時間雪はすっかり止んでいて谷が岳を見て見たら、一昨日撮影した状態とまったく変わっていない。
結局この程度だったのか、とガッカリした次第。
一喜一憂_b0062024_14433128.jpg

# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-22 10:53 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

シーズン終了か?

先日のBig Mountain ツアーの疲れからようやく解放され始めた。
若い時と歳をとってからの違いは、疲労からの回復にどれだけ時間を要するか、ということだと思う。

昨日から時々雨が降っている。
予報通りではあるんだが、このまま寒気が来なかったらもうシーズン終わりかもな?
と、山を見てもそう思わされる。

さっき谷川岳を撮影してきたが、もう四月の上旬を思わせる状態に見える。
雪はどんどん解けて岩肌の露出が顕著だ。

雪が少ないうえにこのまま暖かい日が続けば、春のシャバ雪を楽しむどころではないだろう。


岩肌の露出が顕著な今日の谷川岳。
(画像をクリックで拡大します)
拡大すると、土色になっているところもあって、雪崩れた痕跡もうかがえる。
シーズン終了か?_b0062024_13183047.jpg

# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-20 13:18 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった

古くからの友人『G & I』夫妻から久しぶりのオファー。
若干の降雪があったので、昔よく登ったBig Mountainをやることになった。

午前0時出発。
およそ6時間の行程。
夜明け頃稜線に到着、東面をドロップして登り返し、登った西面を滑って戻る、というプラン。

彼らはここを毎年頻繁に訪れているので詳しいが、俺は約9年ぶりなので、記憶も曖昧だ。

かつては彼らと一緒に夜中出発なんていうツアーは当たり前にやっていた。
今回のオファーを二つ返事で受けたのには大きな理由がある。
俺はあと20日もすれば古希を迎える歳だ。
年をおう毎に体の衰えをひしひしと感じている今日。
あのころやったように、夜中出発でBig Mountainのハードツアーに耐えられるのか試してみたかった。

23:30 コンビニで待ち合わせ後、合流して除雪最終地点へ移動。
ヘッドランプで準備をして午前0時、予定通り出発。

9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_09491836.jpg







空には星が輝いているだけ、月も無い。
寒くて当たり前だが、歩くと直ぐに汗が出る。

今年は雪が極端に少ない。
帰路はここを滑って戻ることになるので、暗いながらも滝や流れが露出している場所を入念にチェックしながら登る。

午前2時。
2時間ほど歩いた。
目前に大きな滝。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_09540100.jpg






一見柔らかそうに見えるが、数センチ程度下にはガリガリのアイスバーンが隠れてる。
予想していたより降雪は少なかったようだ。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_09561217.jpg






頼もしい友人『G君』。
俺みたいな爺に気遣って、いつもトップを歩いてくれる優しさと思いやりに感謝。
彼が道を作ってくれなければ、俺は今回稜線にさえ辿り着けなかったことだろう。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10001816.jpg






沢筋からツリーに入るも、かなりの急こう配の連続だ。
夜明け間近、振り返ると眼下に街の明かりが見えた。
どうやら神立スキー場のオールナイトの灯りのようだ。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10060260.jpg







世も明け始めた。
頑張ろう、もうじき稜線だ。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10080612.jpg






稜線に佇む吾輩。
西の方向。
苗場山、妙高山も見える。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10094313.jpg






ほぼ予定した時間に稜線に登り上げた。

6:33 am ご来光。

尾瀬・至仏山の肩から登る太陽。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10162238.jpg







9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10123572.jpg






神々しい景色にしばし見とれる。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10133903.jpg






9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10175594.jpg






9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10184762.jpg








9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10253274.jpg







遠くに谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10204541.jpg





寒かった稜線も陽が高くなるにつれ暖かくなってきた。
東面も雪が固く、雲海で下部は雲の中で視界不良。
今回は安全を優先して東面のライディングは見送った。

朝日でしばし体を温める。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10240068.jpg






さて、いよいよドロップインだが、なんせ気温も低く、多少融雪を待ったが雪は相変わらず固い・・・・・・
カチカチの斜面をどう安全に滑り降りるか、だが、もうこの時点で滑りは諦めた。
とにかく怪我をしないように注意して「ずらしながら」でも降りることに徹する。

9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10290752.jpg






雪は固いところに、吹き溜まって柔らかいところがミックス。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10305290.jpg







登るときにチェックしておいた滝や露出した沢を何とか無事クリア。
10:30 am 無事下山。
この日の様子はこちらYouTubeにて。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10350342.jpg









9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10335274.jpg







下山後は腹ペコなので、ランチタイム(上田の郷)
吾輩はその後『駒子の湯』にて汗を流して帰宅。
9年ぶりのBig Mountain は行きも帰りも修行だった_b0062024_10405046.jpg


# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-18 20:57 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)

雪が腐らないうちに・・・

今年はかなりの暖冬。
昨日降った雪はたいしたことはないけど、それでも暖冬の今年の状況には恵みの雪だ。
積雪量は大したことは無いと思ってるので、滑りはそれほど期待していない。

今日もしっかりトレースがついているのでアイゼンにした。
しかし、先行する登山者が登ったルートを登ると、あまりこの尾根を知らない登山者がつけたトレースだ。
急登でしかも、雪が吹き溜まる面を登ってる。
正直、ここの初っぱなの登りでバテてしまった。

気温が上がる、と昨夜の天気予報でやっていたが、気温はうなぎ上り。
ガンガン上がってくる。
汗が滴り落ち、サングラスは汗で見えなくなるわ、目にも汗が入って辛い。
時々雪を固めて顔や目に当てて冷やしては登る、を繰り返す。

雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21190922.jpg






持ってきたコーラはすでに飲み干し、不要だったかもしれない暖かいレモンティで喉を潤す。
もう一本コーラを持ってくればよかったなぁ。

裸で登りたいくらい暑くなってきた。
雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21212649.jpg






気温がどんどん上がってきて、絶え間なく雪崩れの音がする。
雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21230382.jpg






どうやら誰かがここに落ちたらしい・・・・・・
かなり深い。
登るのにはそうとう苦労しただろう跡が残っていた。
気を付けよう。
雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21240626.jpg







沢のボトムはさっきから落ちた雪崩がかなり溜まっているようだ。
雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21263090.jpg






森林限界を越えたので日蔭が無い。
危険地帯なので、しっかり確実に歩く。
雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21274746.jpg






のんびり出発だったが13:00時前にポイントに到着。
この後の記事は、こちらYouTubeにて・・・・・・・・・
雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21300046.jpg







登っていると絶え間なく東尾根から落ちる雪崩の音がすさまじかったが、沢のボトムまで滑り降りると、その全容がわかった。
ここではこれくらいの雪崩は珍しくないが、雪が少ない今シーズンにしてはかなり大規模だ。

本谷を見上げると、もう滑れそうなところは殆ど無い。
S字まで大規模な雪崩が埋め尽くしている。

今シーズンのマチガはこれで終わったかな・・・・・・・
この雪崩を埋めてくれるような降雪は今シーズンは望めまい。

これを見て一抹の寂しさを感じてしまう。
雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21371071.jpg







雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21382645.jpg






ギリギリ雪が緩まないうちに滑ることが出来た。
本日も無事終了。
山に感謝。
雪が腐らないうちに・・・_b0062024_21414457.jpg

# by sakusaku_fukafuka | 2024-02-14 00:06 | 2024 Season Snowboad | Comments(0)