中芝新道 #5

谷川連峰屈指の難コース

中芝新道を行く

(画像をクリックで拡大します)
一ノ倉岳よりノゾキへ下り始めた見晴らしの良い斜面から谷川連峰の西に連なる峰々を望む。
b0062024_7311348.jpg

b0062024_7312313.jpg


ノゾキにて漸くランチタイム。
ノゾキとは、一ノ倉沢の東壁を稜線より見下ろせるビューポイントのこと。
まさにノゾキ込むように身を乗り出して一ノ倉沢を見下ろす。
高度恐怖症の人にとっては恐ろしい場所かもしれない。

b0062024_7341367.jpg


さて・・・タテヤマウツボグサかミヤマウツボグサか?
シソ科の多年草だが、自分にはこれを見分ける知識は無い。

b0062024_7535854.jpg


オキノ耳への登り
b0062024_7565066.jpg


東壁を稜線から・・・
b0062024_7573323.jpg


オジカ沢ノ頭と俎嵓山稜
b0062024_7581859.jpg


谷川岳山頂トマノ耳よりもう一つの山頂オキノ耳と茂倉岳・一ノ倉岳を振り返る。
b0062024_7595552.jpg


下山を開始する頃、ヘリコプターの慌しい音が聞こえ、小屋に顔を出した時聞いたら、糖尿病の持病がある登山者が不調を訴え、ヘリで病院へ搬送されたとこのと・・・
小屋の中ではツアーに参加していたご婦人が、足を攣ってしまったと、あと150mを残して山頂の登頂を諦め休憩していた。
足元を見たらスニーカー・・・・・・・・
2000m に満たない山と、谷川岳を甘く見ていたのではないだろうか・・・
折から北海道では、夏山遭難としては例の無い大量山岳遭難事故・・・
いずれも皆中高年。
自分もその中高年の一人。身の引き締まる思いで下山した。

【オオバギボウシ】 ユリ科ギボウシ属の多年草

b0062024_816597.jpg


前回の馬蹄形縦走からそれほど日数が経っていないのに、西黒尾根の稜線に咲く花もすっかり入れ替わったようだ。

イブキジャコウソウ

b0062024_8175618.jpg


【ソバナ】 キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。
b0062024_8193349.jpg


馬蹄形縦走の時も白毛門で鶯のお出迎えを受けたが、巌剛新道の下りでも、その美声を聞かせてくれた。
b0062024_8212066.jpg


大きく口を開けて『ホ~~~ホケキョ』と自慢げにさえずっています。
b0062024_8223698.jpg


最盛期を過ぎ、花も終わりかけていたが綺麗なショウキラン。
【ショウキラン】 ラン科 ショウキラン属
無葉緑腐生植物だ。
ブナの樹林床や熊笹の下などに生える。

b0062024_826590.jpg

b0062024_8261992.jpg


雪渓もだいぶ消えたマチガ沢。
b0062024_827274.jpg


まるで夜空にパっと開いた花火のように・・・
ミヤマシシウドかな?
シソ科の植物もご他聞にもれず固定の判別が難しい。

b0062024_8295277.jpg


【オオウバユリ】 ユリ科ウバユリ属
山地帯~亜高山帯のやや湿った林内や草地に生える。

b0062024_8383846.jpg


この駐車場を出発してから約10時間。
いささかハードだった目的の山行を終えた。
マチガ沢出合にて。

b0062024_842033.jpg

by sakusaku_fukafuka | 2009-07-23 08:42 | 2009 無雪期登山・夏 | Comments(4)

Commented by micho7 at 2009-07-27 10:23
こんな山の尾根を歩けたら、気持ちいいでしょうね!
一方で、遭難のニュースを聞きながら、
改めて、夏山登山は気をつけなければならないと思いました。
Commented by wakaba0818 at 2009-07-27 16:59
こんにちわ~**
気持ちよさそうな夏山の景色素敵ですね
落ち着いた緑色に目が落ち着きます
見たことない高山植物の花がいっぱいでなお楽しいです
ウグイスの声は、上手な個体と下手な個体ありますよね(^^ゞ
Commented by sakusaku_fukafuka at 2009-07-28 09:41
♣ micho さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
このエリアは尾根伝いに登山道が一回りしています。
とてもスケールの大きい山域でアプローチの仕方も様々でとても楽しめます。
北海道の遭難事故はとても痛ましく、ある意味では、あそこまで悲惨な事故になる前に、プロのガイドがいるのですから、何とかならなかったものか、と悔やまれますよね。
それに、ガイドですらあの登山ルートは初めてだったということですから、何のためのガイドか?と思いますね。
少なくとも一度は下見で歩いておくのがガイドの勤めでしょう。
TVニュースで見ましたら、「観光だと思っていた」というツアー客も居ましたから、装備の甘さ、見識の甘さ、ツアー客相互のレベルの違いなど様々な要素がたまたま重なり合ってしまい、あのような痛ましい事故になってしまったのだと思います。
安全よりスケジュールを優先した商業ツアーの欠点が露呈したということですね
Commented by sakusaku_fukafuka at 2009-07-28 09:48
♣ wakaba さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
はい、天候の思わしくない日が続いていますが、たまたまこの日は天候に恵まれ、気持ちよい山行を楽しむことができました。
高山植物は山歩きのもう一つの欠かせない楽しみの一つですから、今日はどんな花にめぐり合えるか、登る前からとても楽しみにしています。
鶯は声はすれども姿は見えず・・・
なかなか人目に姿を晒すことはないのですが、声がしたので、熊鈴を鳴らさないように、忍び足で歩いたら、居たのです・・・梢の先でさえずっていました。
山を歩いているとどこででも鶯の声がしますから、個体の数は相当な数にのぼるのでしょうが、なかなかこうしてはっきり見ることができないので、とても嬉しいですね。
さえずり方も、本当に様々でそれぞれ特徴があるようです。