国境の峻嶺を滑る #1
夜明けと同時に土合を出発。
川沿いをひらすら北上する。
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目的のエリアはガスで見えない。
朝もやの中に峻峰が聳える。
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南の方面は晴れてきたが、北の方は怪しい天気。
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岩稜に朝日射す
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氷の塊。
こんなのにやられたら一溜まりも無い。
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まだしばらくは渡渉は避けられそうだ・・・
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平坦な川沿いを歩いてきたが、ここからは徐々に急登の連続となる。
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獣達の住みかになりそうな大きな洞があるブナの大木
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ガスの境目辺りに、今日滑るルートが垣間見える。
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急勾配のブナの森を抜け、ようやく尾根に出た。
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快晴の期待を持たせたり天候悪化の不安を煽られたり・・・稜線や尾根の天候は厳しい。
寒風の中を独り登る。
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堅炭尾根に時々陽光が射す。
こちらに光が射して欲しいものだ。
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漸く避難小屋着。
ここまでも長かったが、これから先はさらに勾配が増す尾根を行く。
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時々斜面に光が射す。
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ここのルンゼを滑るのだから視界が回復して欲しいものだ、と願いながら急登を行く。
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振り返ると下部は明るくなった。
少し期待。
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強風に耐えながらガリガリの尾根をキックしながら登っていると、こちらに呼びかける聞きなれた声・・・
視線を上げると稜線に姿を現したのは『物好き仲間』だ。
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稜線に姿を現した仲間が、急登にへばりついている我輩を撮った。
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この辺りの標高がガスとの境界線。
仲間の情報によると、昼頃短時間だが晴れの予報がでていたとのこと・・・
寒いことこの上ないが、その快晴を期待して、この辺りで回復を待つことにした。
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あちらには日が射している。
羨ましいくらい暖かそう・・・
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寒い尾根上で待つこと一時間あまり・・・
上部に青い色が見え始める。
テンションも上がり、稜線まで登る決断をすると、向こうの仲間も稜線を目指し、山頂で落ち合うことになった。
山頂を目指す仲間。
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先に山頂に着いた我輩。
(27)a
(27)b
いゃ~~しんどかった・・・
登ってきたルートを振り返る。
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徐々に近づいてくる仲間
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国境の山並み
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待った甲斐があったというものだ。
さっきまでガスに包まれていたのが嘘のように快晴となった稜線。
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by sakusaku_fukafuka | 2010-04-01 08:43 | 2010 雪山三昧・後期 | Comments(2)
携帯投稿ではお天気が良かったのですが、この所、長時間天候のよい日はなかったのでは・・・と思っていました。
やはり天候は複雑に変化していたようですね。
滑る時間を見計らって大仕事をなさいましたね。
素晴らしい風景を独り占め!
こんなところで仲間と交流ができるのも素敵ですね。
ぞくぞくする眺めです。
下の携帯投稿は北アルプスからリアルタイムで投稿したものですが、こちらの記事はしばらく前の上越の山です。
焼岳を滑った30日は終日快晴だったのですよ。
焼岳は三人で挑みました。また後日アップする予定です。
こちらの記事は朝は一人で歩き、昼近く、新潟県側から登ってきた仲間と、偶然稜線で一緒になったのでありました。