谷川岳 8th (西黒沢)
※ 当ブログの記事は雪山滑降を計画される方々に情報を提供することを目的とするものではありません。
記事にはその日のレポートの場合もあれば、日時を経たものもあります。
山行を計画される場合はご自身で最新の情報を入手され、天候、経験、体力などを考慮し、自己の責任の下で行ってください。
平標山2連チャンの後のお疲れ谷川岳。
昨日の予報だと「今日は滑りは休みかな」っていう感じ。
♫ 窓を開ければ~ やっぱり古いなぁ~~(恥)
港は見えないけど、代わりに谷川岳が見えたりする我が家。
朝こんな谷川岳見たら家にジっとしていられないでしょ!
やば!
出遅れる!
急いでパッキング。
忘れ物が無いか不安を残しつつも車を走らせる。
信号で止まる。
後ろの座席を振り向きつつ、ブーツあり、一番大事な板あり、ヘルメットあり、ゴーグルあり、グローブあり・・・・・・
スキンは入れたし・・・・・・
みなかみの7/11は混雑するので上牧のコンビニで朝飯と行動食を買う。
ここ、品揃え悪いんだが空いているので、ま、いいか・・・・・・
甘党の我輩としては、(恥ずかしながら)朝食の後に食べようと、蒸し器の中に一個だけあった「あんまん」をご注文。
なんと、店員のお姉ちゃん、何を言うか「すみません・・・・・一個しか無いあんまん落としてしまいました・・・すみません・・・・・・5分待っていただければ・・・」
そんな時間あるわけ無いじゃん・・・・・・
泣く泣く大好物のあんまんに未練を残しながらロープウェイ駅を目指したのでありました。
案の定30分遅れ・・・
でも、遅れたお陰で?可愛いお姉ちゃんたちと一緒のロープウェイに乗れたからいいか・・・
一人だと長く感じるロープウェイも、こんな可愛いお姉ちゃんたちと歓談していると「あ」っという間でした。
とゆーわけで、まだガラガラのスキー場の片隅で登攀準備。
綺麗な谷川岳がくっきり見えます。
やっぱり可愛いお姉ちゃんたちよりおいらはこっちがいいわ。
出遅れたけど気を取り直して急登に取り付く。
ここですでに汗ぐっしょり。
こんなところを歩かせやがって、とついスキー場を恨めしく思ったりするいきなりの急登です。
ジャスト30分で田尻尾根へ登り上げ、谷川岳を仰ぎ見る。
稜線にはテント泊したと思われる登山者のパーティがすでに森林限界を超えた稜線を登りつつある。
その手前にも登山者らしき人影が2~3人まばらに・・・
どうやら出遅れた感ありだが、板を背負ったらしき人影は無し。
ちょっと安心。
白毛門を仰ぐも、手前に見える西黒尾根南斜には早くも大きなクラックあり。
俎嵓山稜。
いつ見ても格好いい。
熊穴沢避難小屋を過ぎてからのシール歩行はいささか難儀した。
ザンゲ岩でシールを剥ぎ、板を滑走状態にして背負う。
振り返るとスノーボードとスキーの6人ほどの混成パーティと、4人のスノーボーダーのパーティが登ってくるのを確認。
スキー場のリフトを使ったようで、まだ当分は追いつかれる心配なし。
のんびり登って指導標下で滑走準備。
天狗の溜場までまずはノートラックの一本目をいただく。
ファーストトラックを頂いたので登り返しものんびり。
登り返した直後、ガスに見舞われ芝倉沢行きを断念。
マチガ沢も視界不良。
当初の予定変更で西黒沢の過日滑ったルートへ・・・・・
心配したレインクラストとその後の降雪もしっかり融着しているようで、二本目肩の広場も快適。
GO!
前回よりもかなり快適!
見上げる
見下ろす
ボトムから
好きな景色です。
この付近から下はほぼ無法地帯。
ゲレンデ族がコース外を嬌声を上げながら滑り降りてくる。
くわばらくわばら・・・・・・
13:15分付で下山届けを投函。
出遅れ谷川岳 8th も無事終了。
帰路に立ち寄った「あしま園」にて最近なぜかお気に入りはコロッケ定食。
by sakusaku_fukafuka | 2013-02-10 19:50 | 2013 雪山三昧・中期 | Comments(4)
写真や文章を見てBCの素晴らしさに、すっかり魅せられてしまいました(笑)
BC目指して谷川岳に何度か足を運びましたが、いまだに肩の広場しか滑れないビビリです。。。
せめて熊穴沢くらい行ってみたいのですが、雪崩が怖くて担いでスキー場に戻ってます(汗)
いつも羨ましく拝見しています♪
そうですね、天気を見てから行くことができる地域に住んでいるって遠くの方からみたら羨ましいですよね。
でも、私達から見ると生活圏が雪と無縁の地域にあることを羨ましく感じたりもします。
ですが、趣味が山主体ですから私にとってはこんなにありがたいことはありません。
>いまだに肩の広場しか滑れないビビリです
雪崩が怖くて担いでスキー場に戻ってます
いえいえ、危険な目に合わないよう心がけることは決して恥ずかしいことではありません。
危険を承知でデンジャラスゾーンへ滑り込む私のような無謀者より、滑りたい気持ちを制御できる今泉様の方がはるかに立派です。
自戒の意味も込めて来訪ありがとうございます。