双六岳周辺滑りまくり春スノーボード 3日目
一昨年と比べたら信じられないくらい温かい。
よって夜もよく眠れる。
三日目の夜が明ける。
(画像をクリックで拡大します)
今日はまず三俣蓮華岳手前の「丸山」から一本目を滑る予定。
ここから見る笠ケ岳と黒部五郎平から見る笠ケ岳がお気に入りの風景。
吾輩は歩くのが遅いので、高天原へ向かう常吉さんご一行より一足先に丸山へ向けて出発する。
双六岳をトラバースしながら鷲羽岳を望む。
振り返れば槍ヶ岳。
今日は視界がいい。
遠くまでクッキリ見渡せる。
気配がして視線を上げると雷鳥さん。
まだ雛だな・・・・・
よくぞ一冬越したね。
黒部五郎岳
丸山で雪が緩むのをのんびり待っていたら常吉さんとスガーさんが双六岳をトラバースしているところだった。
丸山の肩越しに白山。
丸山から水晶岳方面。
10:46分。
常吉さんとスガーさんがやってきて丸山山頂で合流。
しばし歓談しながら記念撮影。
スガーさんと
常吉さんと
名残惜しいが、雪も緩んできたので高天原へ向かう常吉さんご一行と別れて樅沢へ滑り降りることにした。
Photo:常吉さん
また延々と双六岳山頂まで登り返し・・・・・・
スノーボードはどうしてもトラバースに弱い。
直登あるのみ!
黒部五郎平へ向かうというスキーヤーと出会った。
登ってきたルートを振り返る。
もうちょっとで双六山頂
1時間半。
双六岳山頂まで登り返した。
黒部五郎岳と薬師岳(右)
双六岳南峰と笠ケ岳
槍ヶ岳
岩苔乗越へ向かう常吉さんご一行を見届けようと待っていると、やがて岩苔乗越へ向かって黒部源流を登って行く二人が見えた。
加えて岩苔乗越に一つ黒い点。
もしかして・・・・・・・
と思っていたのだが、どうやらこの黒い点は常吉さんのお仲間の「マッチャン」さんらしいことがわかった。
常吉さんとスガーさんが岩苔乗越へ登り上げたのを見届けると、吾輩は双六岳南峰から南面を滑るべく移動した。
笠ケ岳
槍ヶ岳を望みながら双六谷へ向かって滑る。
お気に入りの良い斜面です。
中間部から振り返る
滑り終えて
双六岳から双六谷へ滑り降りたのには、滑る以外にももう一つ目的があった。
それは美味しい水を飲みたいがため・・・・・
今年は融雪が早く、双六谷は音を立てて水が流れていたが、おかげでおいしい水を飲むことが出来る。
ここへ来て水を汲んで帰れば雪を解かして水を作る必要が無い。
まずは乾いた喉へ一気に1㍑おいしい水を流し込む。
喉を潤したらプラティパスに3㍑、夕食分と明日の行動飲料水を確保。
およそ30分。
これから小屋へ戻る。
(双六谷)
戻ってきました。
今日の滑り終了。
小屋へ戻ってスキンを乾かしておいて空身で槍ヶ岳を見よう、と樅沢岳へ登る。
月が昇ってきてます。
笠ケ岳
夕焼の三俣蓮華岳(左)と祖父岳。
その間に薬師岳。
ダケカンバの森
奥穂高岳を望む
鷲羽岳
燕岳と燕山荘
槍ヶ岳から南岳
日が暮れてきました。
樅沢岳山頂で独り景色を楽しむ。
最高のアフタースノーボードでしょう。
今日も十二分に楽しんだ。
小屋へ戻って夕食だ。
ヘッドランプで双六谷へ下ります。
by sakusaku_fukafuka | 2015-05-15 21:50 | 2015 Season 雪山三昧・後期 | Comments(2)
担ぎあがるのは大変でしょうが、かなり憧れます。
今年、北アルプスは、雪解けが早いようですね。
東北の山々も雪解けは早いようです。
そろそろ山靴履いての登山になるのでしょうね。
この季節の営業小屋がありませんので、寝具・食料は自前で持ち上げなのでなかなか行くまでが大変なのですが、お陰で人も少なく静かな山を楽しめます。
それが立山や涸沢と一線を画するところでしょう。
今回は双六冬期小屋をベースに四白。
双六周辺を満喫してきました。
雪解けが今年は早く、双六谷は水が流れておりましたが、お陰で飲料水を容易に手に入れやすく、とても助かりました。