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蚊は気温35℃を超えると動かなくなるらしいが、トンボ(オニヤンマ)はどうなんだろう?
赤とんぼは見かけるのに、オニヤンマはすっかり見かけなくなった。
こう感じているのは我輩だけでは無さそう・・・・・・

子供の頃は裏の沢にいくらでも飛んでたんだけどねぇ~。
最近はほとんど見かけないよね。
と、オニヤンマを見て育った世代の知人たちは言います。

今年は気温が異常に高いせいか、それとも農薬などのせいなのか分からないけど、涼しいところなら居るかもしれない、と出かけた。

居ましたね~。
ひっきりなしに色んな個体が飛んでました。
でも大きな川はほぼ涸れている。
湧き水が作っている本当に小さな流れの傍を行ったり来たり飛んでいた。
ちょっと嬉しくなったね。

本当はメスに出会いたかったんだが、子供の頃でもメスに出会うのは難しかった。
ほんの偶然一度だけ見かけたが、雄と争って何処へか飛んでいってしまった。

専門的なオニヤンマの生態は全く知らないけど、素人なりにもその習性は少し子供の頃に体験した。
雄は小川の一角をテリトリーにしている。
ほぼ同じ場所を行ったり来たり。
観察する場合は人間は動かなくて良い。
オニヤンマはテリトリーの中を幾度も往復しているので、我々は一箇所で動かず待っていれば何度でも飛んでくる。

そのテリトリーにメスが入ってくるとオスはすぐに交尾をする。
交尾が済むと、メスは小川の浅瀬の砂の中にホバリングをしながら尻尾の先端を突き刺して産卵する。
子供の頃そのメスの産卵を「チョンチョン」と言っていた。
トンボ釣りをするには、そのメスが欠かせない。
人気の無い静かな小川の奥に朝早く入っていくと、メスがよく産卵をしていた。
トンボ釣りの最初の仕事は、そのメスを傷つけないように捕獲するのである。
捕まえたメスに糸をつけ、テリトリーを巡回している雄の目の前に放してやると、オスはすぐに交尾の体勢に入る。
そうなれば、もうしめたもの・・・
オスはいくらでも捕まえられるのである。
幼少の頃は、こんな風にして夏休みの間トンボ釣りに勤しむのである。

ということで、とにかく家の近くでは全く見かけなかったオニヤンマを見ることが出来てよかった。


言い訳するわけじゃないけど、飛んでるトンボをうまく撮影するのは至難の業だねぇ~~・・・
日本最大のトンボとはいえ、被写体としては小さいし動きは早い。
よって何枚撮ってもピンボケ(笑)
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ちょうどホバリングしていたのでパシャ!!
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やっぱり羽を休めているところが一番撮影しやすいわね(笑)
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家の方ではやっぱり今年は暑すぎるので飛ばないのかな~~
農薬などの因果関係はわからないけど、そうゆーこともやっぱりあるかもな?

で、暑すぎるときはこんなところで暫く過ごすのもいいね。
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早くこの暑さ収まらんかね~~
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by sakusaku_fukafuka | 2018-08-05 17:22 | ほか・生活風景 | Comments(0)