蓮華岳大沢右俣・2019 Season 滑り収め

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10連休最後の明日を滑り収めにしようかな・・・
なんとも考えたんだが、明日は天気悪そうなので、昨日の蓮華岳(2799m)大沢右俣滑走が滑り収め(板収め)となる。
優柔不断な我輩はまだ迷ったりするのだが、レインストライプの雪やスプーンカット(サンカットと言うらしい)の硬い雪を滑りたくないしなー。

ということで、槍ヶ岳の疲労がまだ残る昨日、久しぶりの蓮華岳大沢右俣をやってきた。
前回は大沢右俣をそのまま山頂まで詰めたのだが、アイスバーンでかなり怖かったので今回は正規ルート?で針ノ木大雪渓を詰めることにした。

5:00 扇沢駐車場を出発。
扇沢駅を回りこんだところで日の出を迎えた。
(画像をクリックで拡大します)
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登山者が三名やってきて準備している。
今のところ他に人影はなく、大型連休の割には空いているような気がする。

暫く歩いて左岸から右岸へ移動。
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砂防ダムを越えるのがなかなか面倒。
前日までに通ったトラバースラインがあるのだが、まだ朝早いのでカチカチ・・・
スプリットにはこのトラバースは辛い。
砂防ダムを幾つか越えて平坦になるまで板は担いだ方が良かったかもしれない。
槍ヶ岳のときの教訓が活かされてないね(笑)
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先にまだ砂防ダムはあるが、砂防ダムを幾つか越えると正面に針ノ木岳、左に今日の目的地蓮華岳大沢右俣が見えてくる。
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この写真では分からないが、針ノ木岳直下をすでに登りかけている登山者がゴマ粒のように確認できた。
最後の急登に差しかかるころマヤクボ沢を下ってくるその登山者と行き会った。
3:30に出発してスバリ岳まで行ってきたのだそうだ。
世の中、兵がいるんですよね~~・・・・・・

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大沢右俣を仰ぎ見るが、このときには右俣の大規模な雪崩の痕跡には気づかなかった・・・・・
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もう川の流れが露出しているところもあった。
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歩いても歩いても景色がなかなか変わらんのも槍と似てるな~~
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大沢小屋を過ぎて更に歩くと、徐々に傾斜が増してくる。
ここの雪崩は珍しくないけど、今回もけっこうデブリがある。
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デブリーランドだね(笑)
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振り返ると正面に爺ケ岳。
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傾斜がきつくなってきた。
雪が緩まないとダメなので、それも考慮してゆっくり登る。
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少し傾斜が緩む。
どこまでシールで登れるか・・・・・・
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振り返る。
少しは登ってきたな・・・・・・・
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また傾斜がきつくなり始めた。
正面を右に登れば針ノ木、スバリ。
俺は左へ登る(針ノ木峠)。

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秋のほぼ同じ場所から。
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や~ きつい・・・・・
また数歩登っては息を整え、また数歩登る・・・
傾斜は増し、クランポンを装着していても滑って後ずさりして怖い。
場所の良いところでアイゼンに切り替えよう。
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今のところこの急斜面をなんとかシールで直登している。
振り返ると鹿島槍ヶ岳も見えてきた。
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針ノ木峠の稜線が間近になってきたが、最後の登りはかなり急登だ。
幾度か滑って後ずさりしたので、安全を優先してスプリットを背負い、アイゼンに変える。
先行するスキーヤーは何とかシールで登っているが、緩んではきたもののこの硬さではスプリットでは無理だ。
この辺がスキーとスプリットの違いだよなー。
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ここまで5時間。
やっと針ノ木峠の稜線に出た。
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かつて歩いた白馬岳や鹿島槍ヶ岳、爺ケ岳などが見えてきた。
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槍ヶ岳・穂高連峰も良く見える。
先週はここにいたんだなー、なんてちょっと感慨を覚えるね。
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針ノ木峠で大休止したら蓮華岳へ向かう。
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稜線には雪が無いので、アイゼンを外し、夏道を行く。
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雪が緩むのを時間調整しながらも、なんだかんだここまで7時間弱。
12:00

正面が蓮華岳(2799m)。
蓮華岳山頂は三度踏んでいるので、今回は蓮華岳山頂までは行かない予定。
ここで滑走の準備に入る。

雲もやってきてるので、雲の切れ間をみてドロップ。
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さて、いよいよここからドロップする。
前回、この先の急斜面のアイスバーンで滑落してるので、ちょっと緊張するよね。
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翳ってきたこともあってちょっと固めだけど、前回のようなカチカチのアイスバーンではなかったので良かった。

振り返る。
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この下のノドのところで、ここをシールで登ってきている2人のスキーヤーたちに行きあった。
前回俺がここを登ったときはアイスバーンだったので、怖かったけど、でも、大変だよなぁ~~~ ここを登るのは。。。

で、ノドを過ぎたら、なんと!! デブリだらけではないか。
大沢本流に合流する辺りまで全てデブリが押している。

まいったね~~

殆どの斜面をずらして降下した。
俺の前に滑り降りたスキーヤーの痕跡を見ても、シュプールは殆ど見当たらない。
おそらく彼もずらして降りたのだろう。
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や~~、ホントに参ったねー、、、、、このデブリ・・・
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もう太股がパンパンでっせ(笑)
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大沢本流合流手前。
やっとここでデブリが終わった。

大沢本流をしばし快適に滑るも、ボトムまで行かないうちにストップスノーが現れる。
ま、歩くよりはましなので、無理をしてそのまま滑走。

そして篭川を左岸に渡ってから汗びっしょりのウェアを脱いで半袖になり、ストックを出して扇沢駅手前の雪がついているところまで滑走して本日終了。
右俣の滑走はとても楽しめたもんじゃないけど、でも、槍ヶ岳同様、そこにいられることに幸せを感じるよね。
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帰路は大町の『昭和軒』でトンカツ定食でも食べて帰ろうかと思って、それでも電話をかけてみたら繋がらない。
連休中でも休みなのか、14:30分で昼の部は終わりだからそのせいなのか・・・まったく繋がらないので諦めた。
日帰り温泉も何処も駐車場が満杯。
それを見ただけで入浴気分喪失。

それでも腹が減ってたので長野ICから上信越道に入って間もない松代PAで生姜焼き定食(槍ヶ岳の帰りと同じメニュー)(笑)。
汗を流したいけど家まで我慢。
帰宅してから家族で近くの温泉へ・・・
やっと汗を流せて一日終了。
温泉から帰ったら爆睡だった。


by sakusaku_fukafuka | 2019-05-05 14:00 | 2019年 雪山三昧 後期 | Comments(0)