週末は天気が悪くてロープウェイ&スキー場は12:00から営業だったこともあって日曜日は混雑するだろう、と吾輩は機械は使わず歩くことにした。
天気が悪かった昨日もRWを諦めた登山者がそうとう登ったようで、トレースがしっかりついていてスノーシューじゃなくても良かったみたい。
こっちの尾根も快晴の日曜日とあって登山者がひっきりなしに登って来る。
気温も上がって、汗がタラタラと垂れてきてサングラスが濡れて見にくい。
ちょっと休憩。
女性も何人か登って来る。
トレーすがついているからとはいえ、ここを登って来る女性、逞しいね。
滑り出しの雪は稜線付近は昨日の風の性か、かなり硬いが少し標高を落とすといい雪だった。
まだ時間が早いので、滑り終えて山を振り返ると清々しいね。
東尾根も相当数登っているみたいで、あれだけの人数が東尾根を登ってるのを見るのは初めてかもな・・・・・・・
ベースプラザに戻ったが、まだ時間が早いので、一本目とほぼ同じポイントまでもう一本登り返すことにした。
一本目より暑いかと思いきや、北寄りを歩くと風が心地よく(南風)むしろ寒いくらいだ。
中間点くらいまで登って来ると、やっぱり二本目はきついなぁ(笑)
だいぶ肩が痛いぜ・・・・・・・
最後の急登で喘いでいると上から降りてくる二人の男性?と思ったのだが真っ黒に日焼けしていて分らんかったそのお二人さんは重装備をしたおば様だった(失礼)
聞くと、なんと東尾根を女性二人でやってきたんだそうだ。
一本目ここを登る女性をリスペクトしたけど、さらに上がいた。
一ノ倉沢側からシンセンのコルへ登り上げたんだそうだけど、あのナイフリッジはそれほど怖くなかったと言っていたので改めて凄い女性がいるもんだ、と思った次第。
森林限界を越えてストックを収納、ザックを下ろしてピッケルを出しているとまたまた重装備の若い女性が二名降りてきたのだが、彼女たちもやっぱり東尾根をやってきたんだそうで、今日はすごい女性に行き会う日だな、と思った。
さっき下って行った二名のおば様たちのことを話したら、そのおば様たちはガンガン人を追い越して登って行ったそうで、彼女たちも「すごいおば様たちだった」と言っていた。
そうこうしているうちに、スプリットのガイドツアーが6~7名やってきた。
最近湯檜曽川辺りから、こんなところを登って来るんだ、っていうくらい今までトレースが入らなかったところに、どうやらスプリットらしいトレースが入るようになった。
そのトレースは291を横切ってさらに上を目指して登っていく。
どうやらこのガイドツアーのトレースらしい・・・・・・・
内心こんな大人数のツアーとかぶりたくないな、ということで、滑るエリアを譲り合う格好になった。
そんなこんだで、俺は移動していく彼らが稜線から消えた頃滑りだす。
二本目も雪質は変わらずでなかなかいい雪を楽しめた。
時間も押して西日が稜線に近づいてきた。
とにかく今日は疲れた。
温泉で温まりたい。
いつもの湯テルメで、温めの浴槽に浸かっていると、いつの間にか寝てしまった。
帰宅しても何もする気にならず、早い時間に寝てしまった。
疲れは後からたっぷりやってきた。