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芝倉沢滑走記・#5(7 h 57 m)

芝倉沢出合でスノーボードを脱ぎ、湯檜曽川まで下らずに夏道を土合まで戻ることにした。
雪面にはセッケイカワゲラがせわしなく動き回っていた。

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歩き始めると夏道はあちこちで雪崩で塞がれていた。
沢を埋めていた雪崩を、次の雪崩が一気に抉り取っていった凄まじい様子が良く分かる

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雪崩下部
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幾度このデブリを渡るのだろう・・・
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一ノ倉沢を過ぎると除雪されていて道路も歩きやすくなる。
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7時のロープウェイで芝倉沢滑降に出発してから7時間57分で駐車場到着。
芝倉沢出合からの帰りの二時間はとにかく長い・・・
肩は痛むし脚はパンパン・・・
でも、満足感に満たされた一日だった。

by sakusaku_fukafuka | 2007-04-17 20:54 | 2007 芝倉沢滑走記 | Comments(20)

Commented by utinopetika2 at 2007-04-17 21:26
期待と興奮、緊張と安堵の山行。
パソコンに向かいながら、少し分けていただきました。
乾燥した路面を見ると、僕もほっとします。
Commented by kimiko_shibata1 at 2007-04-17 21:28
自然の力は凄いですね。
ちょうど、「岳人・四月号」の記事、「北アルプス小遠見尾根の雪崩遭難」を読んだところでした。
今日の群馬はすごい雲が出ていましたが、四月の雪でしょうか?
Commented by hatimitu0415 at 2007-04-17 22:59
こんばんわ~~
雪崩の後 こわくないですか・・・
ちょっと間違えば雪崩に遭うことだって有るはず・・
これからも気をつけてくださいね。
雪がない道のほうが 安心して見られます^^;
でも新緑には程遠そうですね。
Commented by yuu8972 at 2007-04-17 23:47
雪崩すごいですね。そして、だんだん春になって、雪が消えていくの
ですね。雪が融けるという現象は、けっこう凄まじいものなんですね。
Commented by よーいち at 2007-04-17 23:51 x
はじめまして。
前日の土曜日に芝倉沢を滑りました。レポート、我が事のようにドキドキしながら拝見させていただきました。
3人分のシュプールが残っていたと思いますが、そのうちで一番こけていたのが私です。
テレマークの細板革靴だったのですが、完全に道具の選択ミスでした。
あのでっかい斜面を豪快に滑れずにもったいないことをしてしまいました。今週末にでももう一度リベンジに行ってこようかと思っています。
Commented by crystal-way at 2007-04-18 02:11
遠目には穏やかな春の沢も、滑り降りるにつれ雪崩が凄まじいですね。
以前、ブロック雪崩の落ちる音を聞きましたが、かなり大きな音でした。
そんななか、荒れた雪面を滑走するのは、並大抵ではないでしょう。
7時間57分の長丁場、ご苦労様でした~(^^
Commented by wakaba0818 at 2007-04-18 18:07
こんばんは~☆
恐ろしい景色ですネ
いつも素敵な景色にうっとりさせていただいているのに
今日は少し コワ~イ景色になりました
春山の裏の景色ですよね
足パンパンだけならいいのですが、つったりしたらと不安になりました
無事下山で良かったです(+_+)
Commented by hamabig at 2007-04-18 22:22
下山されてからも一仕事が待っているのですね、
お疲れ様でした。
Commented by moraisan at 2007-04-18 22:59
高い山にも春の訪れですね。
もう山里には降らないかと思っていたら、今日は霙が冷たく降りました。
正面近く見る八ヶ岳・天狗岳に長い一条の雪崩痕とデブリを見たら、ここらにも本格的な春が来ます。
春山お気をつけてお楽しみください^^ 
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 00:45
★ utinopetika さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>期待と興奮、緊張と安堵の山行
はい、本当に盛りだくさんの一日でした。
いささか危険の伴うルートですから、ボトムに滑り降りるまでは気の抜けない滑降です。
一ノ倉沢まで来たときは安堵感でいっぱいでした。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 00:49
★ kimiko_shibata さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>自然の力は凄いですね。
はい、自然の前では人間のチッポケさをいつも思います。
堅炭尾根からの雪崩のすごさは息を呑みます。
山間はおそらく雪だったでしょうね。
先日の尾瀬もうっすらと雪がふったようでしたし・・・
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 00:55
★ hatimitu さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
雪崩の跡、間近で見るともっとすごいです!
背筋がゾクゾクするくらい怖いですよ。
こんなのに巻き込まれたくないですよね~~
この辺りが芽吹くのはまだまだ先でしょう。
それもまた待ち遠しいですけどね^^
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 00:58
★ yuu さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
雪崩ってすごいでしょ?
尾根から落ちてきたデブリが、一気に沢を駆け下りるんですからねー
一説には時速200kmに及ぶこともあるらしいですよ。
でも、こうして少しずつ雪が溶けて春を迎えるんですね。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 01:02
★ よーいちさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
奇遇ですね!
前日に芝倉を滑られていたとは・・・・・・・
芝倉上部の大斜面は口では言い表せないくらい素晴しい斜面でした。
ノドの辺りでは雪質が最悪で、足をつかまれ私もコケまくりでしたよ!
たまたま一緒になったスキーヤーたちも同様、こけまくっておりました。

週末はいいかもしれませんね。
どうぞお気をつけて行ってきてください。

Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 01:07
★ crystal-way さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
雪崩は凄まじいです。
音も腹に響くすごい音がします。
>そんななか、荒れた雪面を滑走するのは、並大抵ではないでしょう。
滑り出し辺りの斜面が滑降には最も向いているし楽しいです。
下るにつれ、雪質が重たくなり、体重は前に行きたがるのに、足を引っ張られるような粘り雪でターンするのも困難なくらいです。
ですから、転び捲くりですよ。
でも、この日は帰りがとても辛くて、本当に疲れました^^;
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 01:13
★wakaba さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>今日は少し コワ~イ景色になりました
そうですよね~~
こんな雪崩れの写真なんて壁紙には出来ませんものね~~

本当に一目で分かる春山の景色ですね。

脚はツリませんでしたが、帰路が一番長く感じるルートでした。
脚はパンパンだし、スノーボードを取り付けたザックの重みが肩に食い込みました^^;
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 01:16
★ hamabig さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>下山されてからも一仕事が待っているのですね
はい、このルートは帰路が本当に辛いんですよ。
延々と二時間はたっぷり歩かされます。
行きは良い良い帰りはこわい・・・でしょうか^^;
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 01:19
★ moraisan さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
もうすっかり山は春模様ですよ。
そちらも八ヶ岳のデブリを見ると、春の訪れを感じるのですね。
Commented by 二上山の小鳥 at 2007-04-19 10:47 x
「雪崩の巣」なんて、聞くだけでも恐ろしいです。
「写真なんか撮ってなくて、早く逃げてよ」と、ハラハラしてみました。
それより、セッケイカワラゲの写真の方は安心して見られるのでいいです。
この虫はスキーが上手そうですね。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2007-04-19 17:23
★ 二上山の小鳥さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
芝倉沢下部は谷が最も深くなる箇所なので、イヤでも雪崩の集中するところとなりますね。
雪が不安定な厳冬期はもっと危険です。
セッケイカワゲラはユキムシとも言っていますが、この季節になると雪の上を上流に向かって(と言われていますが、上流に向かってばかり歩いているわけではなさそうです)歩いている姿を良く見かけるようになります。
これを見ると、春だな・・・と感じます。