新穂高温泉~双六岳~槍ヶ岳~南岳ループ縦走(8/12~8/14) 新穂高温泉~双六岳へ #2
休憩をとったらまた「双六」を目指す。
目の前には明日歩く樅沢岳から始まる西鎌尾根が連なる。
鏡平小屋を過ぎると回り込むように急登が始まる。
タテヤマリンドウ
シナノキンバイ
一時間15分ほどで笠ケ岳分技に到着、多少のアップダウンはあるが、これから双六までは稜線歩きだ。
先ほど発った鏡平と槍ヶ岳を遠望。
ヤマハハコ
高山植物を楽しみながら気持ちよい稜線歩き。
振り返ると抜戸岳
前方には気持ちよい稜線が続く
左手には双六岳も見えてくる
ハクサンイチゲと槍ヶ岳
ここは花見平。
高山植物が咲き乱れている。
双六岳と樅沢岳の鞍部に鷲羽岳も見えて来る。
双六のテント場も、もうすぐだ。
砂浴びをする雷鳥の親子。
1mくらいまで近寄っても、まったく逃げる様子を見せない雷鳥
ようやく双六小屋とテント場が見えてきた。
中央奥は鷲羽岳。
ミヤマトリカブトかな?・・・・
槍ヶ岳へ連なる西鎌尾根。
明日あれを歩くのかと思うと気持ちが高まってくる。
双六小屋のテント場。
まだテントもまばらだ。
テント設営。
ようやく重い荷物を下ろしてテントを張る。
あとは寛いで寝るだけだ。
まだ12時半、なにもすることはないので双六小屋の廻りを散策。鷲羽岳が間近だ。
テント場の向こうに笠ケ岳も見える。
双六小屋全景
この日、予想もしなかった、大事件?が怒るのであるが・・・・・
テントも張り終わり、周辺を散策していると向こうから見たことがあるような背格好の男が歩いてくるのである。
「でも、まさか、こんなところに居るはずないよな?」
「きっと人違いだろう」
自問自答しながらその男が近づくのを待つと、間違いない・・・・なんと、従兄弟である。
恐る恐る声をかけると向こうもびっくり・・・
「なんでこんな所にいるんだい?」
ここが街中ならいざ知らず、こんな北アルプスの山の奥で、まさか従兄弟と偶然出会うとは驚きである。
山奥ののどかなひと時を、久しぶりに会った従兄弟と懐かしい話ができた。
明日、従兄弟と双六岳に一緒に登る約束をしてそれぞれのテントに戻った。
従兄弟と別れた後、我輩は槍ヶ岳の写真を撮りたくて、抜戸岳への稜線までカメラと三脚を持ってでかける。
夕陽を受けた槍ヶ岳。
すっかり陽も沈み、夜の帳が下りようとする頃
穂高連峰
結局、夜露にレンズを濡らされ、夕刻の良い写真は撮れなかっが、今年も北アルプスで《さそり座》を見ることが出来た
by sakusaku_fukafuka | 2007-08-21 21:56 | 双六岳~南岳縦走記 2007 | Comments(7)
それにしてもSmall Worldです。
コメントありがとうございます。
ホント、もう懐かしいよね~
写真をこうして整理したりアップしたりしていると。とても懐かしい。
歩いた道が思い出されて、また行きたくなっちゃいます。
雷鳥はほんとうに人懐こいというか、警戒心が無いね~~
人に鳴らされちゃったのかなぁ?
他にも鳥はいっぱいいるのに、雷鳥だけは逃げないもんね~~
雷鳥の砂浴びは寄生虫対策なのかもね?
母鳥に、ヒナが4羽いましたよ。
ハクサンイチゲの向こうに槍ヶ岳が見える写真がいいねえ。
こんなところで、従兄弟の人にひょっこり出会ったら
それはビックリしますよ。
偶然って不思議ですねえ。
夕方の写真はガスが上がってきて、駄目でしたか?
コメントありがとうございます。
>ハクサンイチゲの向こうに槍ヶ岳が見える写真がいいねえ
ありがとうございます。
こちらの平標山では6月にハクサンイチゲが見ごろでしたから、標高の違いを感じますね。
夕方の景色は期待したほどにはなってくれませんでした。
それと夜露が多くて、レンズも上向き加減にすると、すぐに濡れてしまい。
画像は見るに耐えないものでした。
素晴らしい景色が続きますね。双六小屋のテント村を夜撮影してみたいです。従兄弟に会うなんてのも宝くじをひいたようなものですね。
コメントありがとうございます。
テントは担ぎ上げるのに苦労しますが、山小屋の混雑するこの時期には自由気儘な空間を満喫することが出来ますので、価値がありますね。
ただ、槍ヶ岳のテント場は数か限られますので、殺生まで下らなければならないこともありますから、要注意です。