裏のお山で雪とたわむる ( Hiking and riding in the backcountry ):2010 雪山三昧・後期
2010-05-07T23:25:18+09:00
sakusaku_fukafuka
爺~ジ Snowboader が綴る、滑った、登った、出会った、奏でた、聴いたときの自己満足備忘録
Excite Blog
至仏山春ボード #2
http://powderbum.exblog.jp/13265030/
2010-05-07T10:03:00+09:00
2010-05-07T23:25:18+09:00
2010-05-07T10:03:16+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
(画像をクリックで拡大します)
赤く染まっていた山並みも日が高くなるにつれ白く輝いてくる。
やがて笠ケ岳の隣に上州武尊山も頭を覗かせる。
(1)
至仏山の肩越しに尾瀬ヶ原と燧ケ岳。
(2)
まずは小至仏の山頂から一本滑ろう・・・
(3)
(4)
小至仏山頂付近から笠ケ岳と、すっかり全容を現した上州武尊山。
(5)
(6)
そして谷川連峰の眺め。
(7)
(8)
では、ぐるり360°の景色を・・・
いよいよドロップイン。
オヤマ沢田代を見下ろすと後発のスキーヤーがシールで歩いてくるのが見える。
まだ朝早いので雪面はガリガリだが、まずは小至仏山から一本滑ってしまおう。
カメラを左手に持ったままの滑走。
これを見たら船酔いするかもしれません?
もしご気分が悪くなったら閲覧をお止めください(笑)
滑り出した小至仏山を見上げる。
広大な斜面はどこを滑ってもよし!
(9)
急登に喘ぎながら二本目を滑るために登り返し。
(10)
小至仏山を遠く望むが、先ほどのスキーヤーを除けば小至仏山をトラバースする人影はまだ無い。
この分だと、まだ至仏山頂に居る登山者は少ないだろう。
(11)
至仏山頂到着。
三人ほど登山者とスキーヤーが寛いでいた。
至仏山頂から尾瀬ヶ原を見るのは二年ぶり。
二本目を滑る前に、久しぶりの展望を楽しむ。
(12)
(13)
では、再び至仏山頂から360°の展望。
山頂からの展望を楽しんだら、本日の二本目、『ムジナ沢』へドロップ。
森林限界点まで滑り降り、そこから再度山頂まで登り返す予定。
森林限界の夏の登山道付近から、たった今滑ったムジナ沢を見上げる。
(14)
尾瀬ヶ原の湿原を背に再度登り返す。
気温も上がってきて雪もシャーベット。
山頂に着く頃には雪も更に滑りやすくなるだろう。
(15)
クラストした薄い雪の表皮部分が徐々にシャーベット状に・・・
(16)
もう10時を回った。
小至仏山の斜面を見ると、数珠繋ぎになって至仏山山頂へ向かう登山者の行列が見える。
恐ろしや恐ろしや・・・・・・
あの行列が到着する前に気持ち良く二本滑っておいて良かった・・・・・・・
再度山頂へ着くころはきっと山頂も大賑わいだろう。
(17)
山頂へ到着後、人ごみを避けて独りランチ・・・
ポカポカ陽気の中のランチは美味しい。
わんさかと、登山者、スキーヤー、スノーボーダーたちでごった返す至仏山頂。
激混みする『かぐら』を避けて尾瀬に来たが、これくらいの混雑はまだよしとしよう。
さっさとランチを済ませ、大概の人たちが一本目を滑り出す頃、我輩は三本目をワル沢へドロップする。
もし、雪が良ければ更に四本目の登り返しをするぞ!
雪も適度に緩み、なかなか楽しい滑り。
気をよくして、やはり四本目を滑ることにした。
ワル沢の急登を登り返し、山頂に到着するとさっきまでの喧騒が嘘のように人影は疎ら・・・
広大な斜面を自由にかっ飛ばせそうだ。
今日のラストラン。
最後は思いっきり、ワル沢のボトムまでノンストップで駆け抜けよう!
広大な至仏山東面
(18)
ボトムは積雪も豊富で難なく沢を渡れた。
ここでは、至仏山を滑り終え、鳩待峠へ向かうスキーヤーやスノーボーダーで大賑わい。
鳩待峠付近より、滑った至仏山東面を遠望。
欲張り満腹の滑走に大満足の一日を終える。
(19)
]]>
至仏山春ボード #1
http://powderbum.exblog.jp/13259079/
2010-05-06T07:19:00+09:00
2010-05-07T08:16:03+09:00
2010-05-06T07:19:15+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
(画像をクリックで拡大します)
GW前の週末。
前夜鳩待峠入り。
駐車場にはすでに相当数のマイカーが入っている。
夜空には満天の星。
就寝前に夜の至仏山を見に10分ハイク。
いささかピンボケだが静寂に包まれた至仏山に見入る。
(1)
午前3時起床。
夜通しひっきりなしに上がってくる車。
上の駐車場はすでに満杯の様子が、一旦上まで上がってくるものの、すぐそのまま下の駐車場へ移動していく車の様子で、外を見なくても駐車場の混み具合が分かる。
当然、至仏山は登山者やスキーヤー、スノーボーダーで混雑するのは明白。
混雑する前に誰も居ない至仏山を1、2本滑ってしまおう、と4:00am ヘッドランプにて鳩待峠を出発。
幸い、まだ人が先を歩いた形跡はまったく無い。
歩き始めて直ぐに空も白んでくる。
右手にはいつも至仏山。
(2)
4~50分も歩くころ、振り返ると東の空がオレンジ色のグラデーションに染まり始める。
(3)
こんな景色に関心の無い御仁もおられることだろうし、まだほとんどの登山者達は車の中でご就寝中だろう。
早起き鳥たちの囀りもまだ聞こえない。
静かに佇む燧ケ岳やピンク色に染まり始めた至仏山。
早起きした者だけが授かる自然からのご褒美だ。
(4)
そしてご来光。
(5)
しばし歩みを止めてピンク色に染まり行く至仏山に見入る。
(6)
薄く降った新雪を真っ赤に染める早暁の淡光。
(7)
せっかくの美しい尾瀬を堪能しながら歩いていて、ちょっと気になったのはこちらのリボン。
いたるところ、というより、目を覆いたくなるくらいあちこちにリボンが下げてある。
ま、冬山登山者が迷い防止の目印によく下げていくリボンだが、これだけあるといささか疑問を抱く。
これが尾瀬の関係当局が敷設したものか、それぞれのパーティが付けていったものか不明だが、これって回収するの?
というか下山しながら回収するか、安全に下山した後日、責任者が回収に歩いて欲しいものだ。
(8)
歩き始めて約一時間半。
朝日を浴びた笠ケ岳が目に入る。
ここから見る笠ケ岳は好きな景色の一つだ。
(9)
そのままの位置で体の向きを買えれば、悪沢岳、小至仏山、至仏山のたおやかな稜線が一望できる。
(10)
まだ深い雪に覆われたままのオヤマ沢田代。
(11)
オヤマ沢田代を過ぎ、ここから見る残雪の燧ケ岳と尾瀬ヶ原もお気に入りの景色の一つ。
(12)
小至仏山と、その奥に至仏山本峰。
(13)
]]>
尾瀬
http://powderbum.exblog.jp/13203553/
2010-04-25T05:28:00+09:00
2010-04-26T07:43:33+09:00
2010-04-25T05:28:23+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
今日は至仏山を滑る。つい今し方夜が明けた。もうじきオヤマ沢田代。雲一つ無い快晴だ。
]]>
久しぶりのかぐら
http://powderbum.exblog.jp/13192217/
2010-04-22T20:54:00+09:00
2010-04-23T16:58:25+09:00
2010-04-22T20:54:16+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
天気は当たり!
メインゲレンデ上部付近から上は少々ガスがかかっているものの、青空も覘いているし、やがて回復していくだろうとの読み。
(1)
ゴンドラ山頂駅を降りてメインゲレンデへ。
元気溌剌。
(2)
朝の気持ちよいときにゲレンデを、と、5ロマが動くまでの間、メインゲレンデを二本回す。
(3)
前日降った雪が木々の枝を白く染めている。
(4)
ゲートが開放され、5ロマへ。
(5)
ガスも薄くなり、青空をバックに中尾根も見え、期待持てそう。
(6)
リフトを降り、ビーコンをつけ、慣れないスノーシューを履いてハイキングの準備。
(7)
5ロマ利用で楽々ハイキング。
天気にも恵まれ、開放感のある中ノ芝を行く。
(慣れないスノーシューが気がかりのご様子)
(8)
(9)
澄んだ青空と降ったばかりの真っ白な景色にテンションが上がりっぱなしのLadies。
景色が綺麗だから写真撮りましょう!ということで中ノ芝で記念撮影。
この日はのんびりハイキングだから、記念写真などに収まりながらゆっくり歩きましょう。
(10)
吸い込まれそうな真っ青な空。
ハイクも気持ちよい。
(11)
(12)
振り返れば雲海。
谷川連峰の峰々が頭を覗かせる。
美しい眺めに Ladies もご満悦の様子。
(13)
見上げれば、空には霧の塔へ向かうスキーヤーやスノーボーダーたちを乗せたヘリが飛ぶ。
我輩は、これを『怠け者ツアー』と呼んでいる。
(14)
4月の雪が作った樹氷。
自然は美しい。
(15)
こんなこともまた楽しい・・・
(16)
左手奥に神楽ケ峰も見えてきた。
(17)
正面は上ノ芝。
(18)
上ノ芝を登りきったら荷物を山上にデポし、雪が良いうちに空身で一本滑ろう。
(19)
緩斜面だが、爽快の一本。
Non
(20)
Sato
(21)
滑走距離は短いが、気持ちよい一本を滑ったら登り返し。
(22)
デポした荷物を再度背負い、神楽ケ峰本峰へ向かう。
(23)
(24)
青空と苗場山が美しい。
(25)
神楽ケ峰到着。
なかなか決まってるぜ!
(26)
ハイキング日和。
青空の下でいただくランチは美味しい。
苗場山を間近に眺めながらランチタイムとする。
(27)
ランチが済んだら滑走するために神楽ケ峰よりちょっと北に移動。
(28)
(29)
ドロップイン
(30)
(31)
(32)
(33)
(34)
(35)
(36)
次のトップからオープンバーンを快適に飛ばす。
(37)
(38)
滑走も終盤。
オープンからツリーへ。
(39)
(40)
傾斜は緩み、スキー場のゲレンデへ・・・
(41)
(42)
(43)
お二人さんお疲れのご様子。
ポカポカ陽気に、つい、ウトウトと・・・・・
(44)
気温が上がり、樹氷も儚く消えていく。
快晴かぐらを久しぶりに再会したLadiesと楽しんだ一日だった。
(45)
]]>
笠ケ岳 #2
http://powderbum.exblog.jp/13184423/
2010-04-21T07:30:00+09:00
2010-04-21T17:29:56+09:00
2010-04-21T07:30:28+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
(画像をクリックで拡大します)
山頂から周囲を見渡せば、どこの山もすっかり雪解けが進んみ、いよいよシーズンも終盤を迎えたことに寂しさを感じながら滑降に移る。
クレパスを避けながら山頂直下の雪庇下よりドロップ。
源頭より沢の上部を俯瞰。
(1)
Hirokawa 君は樹林帯を滑るとのこと。
それぞれ好きな場所からドロップ。
(2)
(3)
(4)
我輩は雪庇下部より。
(5)
(6)
(7)
前方に轟々と滝の音!
音が無ければそのまま突っ込んでしまうところ・・・
(8)
滝を迂回、デブリを越え・・・
(9)
対岸に谷川岳の東面の岸壁を仰ぎながら滑降するのはダイナミックだ。
(10)
奥は蓬峠の稜線と白樺尾根。
スノーブリッジもそろそろ落ちる。
この分だと渡渉を余儀なくされるのも時間の問題。
雪は板掴みだったが、ロケーションを楽しみながら、まずまずの滑降を終えた。
これより、今シーズン幾度と無く通った湯檜曽川河畔を一時間あまりかけて戻る。
(11)
Photo : Hirokawa(5,6)
]]>
笠ケ岳 #1
http://powderbum.exblog.jp/13179444/
2010-04-20T08:15:00+09:00
2010-04-20T19:01:03+09:00
2010-04-20T08:15:44+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
(画像をクリックで拡大します)
白毛門再び。
今回は白毛門より笠ケ岳へ移動。
笠ケ岳トップから赤倉沢へドロップする。
4:50am 土合出発。
夏道でも辛い白毛門の登りは有名。
ヘッドランプを頼りにいきなり急登から始まる。
先日の白毛門登頂ですっかり夏道が露出していたので、今回は更に雪解けが進んでいる。
(1)
(2)
明るくなり始め、マチガ沢が木々の枝の間から見え隠れする。
(3)
すっかり夜が明け、明るくなった夏道をアイゼンを着けたまま行く。
根っこだらけの登山道+アイゼンは歩き難い。
(4)
急登、急登、また急登・・・
(5)
先日は早咲きのマンサクだけだったのに、この日はいたる所にマンサクが咲いている。
(6)
朝日がマチガ沢を淡いピンクに染めていく。
(7)
一旦視界が開け、更に雪解けが進んだ白毛門がたたずんでいる。
(8)
一ノ倉沢
(9)
1386m付近。
ここまで標高が上がるとまだまだ残雪も多い。
(10)
(11)
松ノ木沢ノ頭。
毎度のことだが、表層雪崩あり、クレパスありの難儀ルートが目の前に・・・
(12)
前回はガリガリのアイスバーンで、アイゼンの爪が十分に食い込まず、ヒヤヒヤの連続だった。
気温が高い今日は前回の時よりは多少登りやすいが、白毛門直下のこの斜面だけは幾度登ってもイヤな斜面だ。
(13)
(14)
難所を通過し、白毛門山頂も間近。
(15)
9:00am
山頂
(16)
(17)
快晴、とまではいかないが、天候の難しいこのエリアにしてはまずまずの展望。
(18)
白毛門より今日の目的地『笠ケ岳』
(19)
雪が緩み過ぎないうちに笠ケ岳に着きたい。
休憩もそこそこに白毛門を後にする。
(20)
(21)
いよいよ笠ケ岳直下。
最後の登り。
(22)
容赦なく春の陽光が照りつけ、眩しく暑い。
(23)
この時期はこんなクレパスが多くなる。
滑走時は要注意だ。
(24)
10:40am 笠ケ岳到着。
谷川連峰をバックに記念撮影。
(25)
山頂からの展望は素晴らしい。
武能岳。
(26)
芝倉沢
(27)
(28)
朝日岳と巻機山
(29)
Photo:Hirokawa(4)
]]>
某山某尾根
http://powderbum.exblog.jp/13171987/
2010-04-18T21:43:00+09:00
2010-04-27T07:50:27+09:00
2010-04-18T21:43:50+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
この日の予定はアプローチが長いので、早朝暗いうちの出発。
しかし、ルートファインディングがちょっと甘かったため、予定のトップには到達できなかった。
ただ、ここは何時かやりたい斜面ではあるので、良い下見になった。
来シーズンはチャンスがあれば、是非雪の良い時に再挑戦したいものだ。
(1)
(2)
稜線が明るさを増す。
(3)
(4)
前回ここを通ったときよりずいぶん沢が露出してきた。
(5)
(6)
沢のボトムより斜面にとりつくも、手強い強風に翻弄される。
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
四時間あまりで漸く稜線。
しかし、この尾根からは目的の稜線にはたどり着けない。
ここよりドロップ。
来シーズンは雪質を狙ってもう一度このルートをやりたい。
(12)
(13)
(14)
(15)
(16)
(17)
(18)
(19)
(20)
(21)
]]>
白毛門
http://powderbum.exblog.jp/13154010/
2010-04-15T07:25:00+09:00
2010-04-15T20:26:46+09:00
2010-04-15T07:25:45+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
(画像をクリックで拡大します)
4月ともなるとすっかり暖かくなり、山肌も春らしくなってきた。
この日はゆっくり出発で白毛門を滑ってきた。
8:00am土合を出発。
(1)
木の根元も大分出てきて春そのもの。
(2)
アイゼンを装着しているので、できるだけ雪の上を歩きたいが、ルートを定めるのに大変。
(3)
日当たりの良いところは夏道がすっかり出ていた。
当然、ストックとアイゼンは泥だらけだ。
ここまで雪解けが進んでいるとは・・・・・
(4)
マンサクも咲き始めた。
(5)
マチガ沢も雪解けが進む。
(6)
白毛門沢も大滝が出てきて、こちら側の滑走は不可能のようだ。
(7)
これを登りきれば松ノ木沢ノ頭だ
(8)
土合を出発して二時間弱。
『松ノ木沢ノ頭』よりマチガ沢と一ノ倉沢を望む。
(9)
(11)
白毛門の南面は全層雪崩も始まり、いたる所にクラックが入り始めた。
(11)
最後の急登。
傾斜のきついこの斜面は、まだガリガリにクラストしている。
早く通過したいイヤな場所だ。
(12)
北向きの斜面には雨氷が咲く。
(13)
(14)
(15)
8:00amジャスト土合を出発。
10:55am、2時間55分で山頂到着。
これまでで最も早く山頂に着いた。
速く滑走に移りたいものの、滑る予定の斜面は気温が上がらないせいでガリガリ・・・
山頂直下の雪庇で風を避け、ランチをとりながら雪の緩むのを待つが、天候も下り坂で雪は緩みそうに無い。
諦めて滑走に移った。
中間まではガリガリとデブリのツリーを滑るも、沢のボトムに至ると雪はシャバシャバのシャーベット。
後半はそれなりに楽しみながら湯檜曽川へ滑り降りた。
スノーブリッジを滑って渡り湯檜曽側対岸へ渡ると天候は雪へと変わり、吹雪の中を土合へ戻った。
(16)
]]>
新雪の谷川岳 3/27
http://powderbum.exblog.jp/13138571/
2010-04-12T08:37:00+09:00
2010-04-12T22:07:02+09:00
2010-04-12T08:37:06+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
この時期にして新雪。
3/14日の芝倉沢はめったにない良質の雪と思っていたが、それを凌駕する雪に恵まれた。
ロープウェイの駅に向かう途中。
新雪で覆われた白毛門が朝日に眩しい。
(1)
久々の真新しい雪に彩られた斜面に期待しながらロープウェイから谷川岳を見上げる。
(2)
いつもは登山者の足跡がかならず付いている登山道だが、さすがにこの朝は誰の足跡も無い。
三月も下旬になって降った雪に小躍りしながら一歩新雪に足を踏み入れると案外深い・・・
(3)
真っ白く眩しい笠ケ岳を右手に眺めながらゲレンデ横の急登を登る。
(4)
誰の足跡も無い谷川岳を田尻尾根より望む。
後から追いついたスノーボーダー、スキーヤーが「ラッセルありがとうございます、ここからは任せておいてください」と大見栄きったものの・・・・・・・
この連中に付き合っていたのではせっかくの新雪が緩んでしまう。
独り先を急ぐ。
(5)
(6)
川棚の頭に上る雪煙。
上は風が強そうだ。
(7)
(8)
気持ちよいくらい誰の足跡も無い。
(9)
ちょっと回り道をして『四ノ沢』を覗く。
ここを滑りたい衝動に駆られたが、降ったばかりで安定していない状態でここを滑るにはいささか危険すぎるので諦め、予定通り芝倉沢を目指すことにした。
(10)
空の青さを映したような稜線を気持ちよく歩く。
(11)
(12)
(13)
(14)
一ノ倉岳トップよりのパノラマ。
(15)
茂倉岳へ向かう。
人間の足跡は一つも無い。
あるのはカモシカの足跡だけ・・・
それにしても、わざわざこんなリスキーなところを歩かなくても良さそうだと思うのだが・・・・・・
どうやら物好きは俺だけではなさそうだ・・・
(16)
茂倉岳の南側に発達する雪庇。
これを見るのがいつもの楽しみ。
(17)
一ノ倉岳と茂倉岳
(18)
我輩はお気に入りのここを滑る。
(19)
自分のラインを振り返る。
なんとも心地よい新雪の感触を久しぶりに味わった。
(20)
次はここへドロップ
(21)
ここは雪崩が多い斜面。
近づいてからではないと分かり難い、新雪に覆われた隠れデブリがいっぱいある。
デブリに乗り上げて跳ね飛ばされないよう、接近してからでないと分かり難い『隠れデブリ』を避けながらのラインはこんな風になった。
(22)
降雪後気温が上がると雪崩が多発する。
前回ここを通過したときより大分雪崩れている。
(23)
雪崩の多くは笹平からのもの。
最も危険と言われる『S字』付近を埋め尽くすデブリ。
(24)
(25)
ここから後はひたすら湯檜曽川沿いを戻るのみ。
思いがけず三月下旬の新雪を楽しんだ一日だった。]]>
登り返し
http://powderbum.exblog.jp/13128559/
2010-04-10T10:17:00+09:00
2010-04-27T07:50:55+09:00
2010-04-10T10:17:11+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
いまこれを一本滑って登り返した。シャバシャバで最高。これより芝倉沢へ向かう。
]]>
谷川岳
http://powderbum.exblog.jp/13128207/
2010-04-10T08:16:00+09:00
2010-04-27T07:51:16+09:00
2010-04-10T08:16:22+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
マナイタグラも雪が大分解けて地肌が露出してきた。
]]>
やっぱり谷川 #2
http://powderbum.exblog.jp/13120304/
2010-04-08T18:38:00+09:00
2010-04-09T14:07:53+09:00
2010-04-08T18:38:09+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
メイン斜面は本流滑走目的のスキーヤー達に譲り、我輩はここを独り滑る。
(1)
(2)
そしてここへドロップ・・・
(3)
この日も、最も行動を共にすることが多いBCの友人夫妻が、偶然向かいの稜線にいた。
嬉しいことに、この日もそのトップから我輩を撮影してくれた。
以下はその一部。
(4)
(5)
(6)
ただし、この日の雪質は最悪・・・・・・・
板は雪に掴まれながら、体だけ前に放り出されるような「板掴み」雪。
友人が撮影してくれてるので、前のめりに転びそうになるのを必死にこらえながら、できるだけ綺麗なラインを描こうと、もがきながらのライディングであった。
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
ここはもう友人夫妻からは見えない。
自分で滑ってきたラインを撮影する。
(12)
ここを滑り降りるが、この日は気温が上がったので雪崩の跡が生々しい。
しかし、気温が上がったため、デブリは柔らかく、この上を滑ったほうが気持ちよく板が走った。
(13)
滑り降りたのは右・・・
左からの本流とここで合流する。
(14)
滑ったシュートを見上げる。
(15)
稜線から落ちてきた雪崩れ。
でも、今年は雪が少ないせいか、この沢にしては大規模な雪崩ではない。
(16)
S字通過。
(17)
右手に勇壮な岸壁を眺めながら、川沿いをひたすら下る。
(18)
(19)
(20)
(21)
本日のライディング終了。
無事戻れた安堵感と心地よい疲労感&達成感に満たされ、帰路に着く。
Pics:Izumi & George(4-11)
]]>
やっぱり谷川 #1
http://powderbum.exblog.jp/13113233/
2010-04-07T09:27:00+09:00
2010-04-08T00:13:57+09:00
2010-04-07T09:26:41+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
朝暗いうちに起きて天候を見るのは山をやるときの日課。
星が瞬き、天候は良さそう。
シーズンパスもあることだし、たまには慣れ親しんだ『K』に行こうか、とも思うが、我が物顔にゲレンデ族が滑りまくる裏山の喧騒と、ゲレンデと見紛うようにラインが入った裏山の斜面を思い浮かべただけで行く気消沈・・・・・・・
慣れ親しんだ『K』も、スケールのデカさと静けさでは、谷川とは比べるべくも無い。
この週末もやっぱり Big で静かな谷川にした。
滑り終え、疲れ果てた帰りが楽なように、車を出口付近にデポし、ロープウェイ駅まで歩く。
途中、見上げた白毛門を朝日が赤く染める。
(1)
ロープウェイ山上駅で下車。
田尻尾根より谷川連峰を望む。
この日もすこぶる天気が良い。
(2)
勇壮な俎嵓山稜を左手に眺めながら山頂を目指す。
(3)
オキノ耳よりトマノ耳。
(4)
いつもトラバースしてしまうオキノ耳へこの日は立ち寄る
(5)
日照時間の長い西面は雪解けが顕著だ。
(6)
一ノ倉岳へ
(7)
(8)
(9)
偶然トマノ耳で常吉さんのお仲間マッキーさんたちとお会いした。
遠目で未確認だが、以下の写真は万太郎へ向かうマッキーさんたちと思われる。
(10)
(11)
(12)
(13)
崩落も時間の問題と思われる雪庇
(14)
(15)
一ノ倉岳より来たルートを振り返る。
(16)
茂倉岳へ向かう。
(17)
芝倉沢俯瞰
(18)
鞍部より一ノ倉岳
(19)
茂倉岳より谷川岳全景
(20)
]]>
国境の峻嶺を滑る #3
http://powderbum.exblog.jp/13102686/
2010-04-05T10:22:00+09:00
2010-04-05T15:15:05+09:00
2010-04-05T10:21:59+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
移動後、かねてから滑りたかったルンゼ状のシュートに挑むことにした。
中央のルンゼ、なかなかエクストリームなシュートだ。
(1)
シュートのトップ。
(2)
(3)
(4)
(5)
我輩はここからドロップする・・・
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
(12)
(13)
当然のことながら、沢のボトムはデブリの巣・・・
長居無用の危険地帯だ。
速やかに移動する。
(14)
(15)
(16)
(17)
左右両側の稜線から落ちてきたデブリが沢を埋め尽くす。
(18)
危険地帯を抜け、安堵の滑り・・・
(19)
(20)
雪解けが進み、お決まりの渡渉が待っている。
(21)
(22)
今日のラストのコースを振り返る。
(23)
もうじき夕陽が遊ばせてくれた峰々を赤く染めるだろう。
(24)
残照の万太郎山
(25)
(26)
違う場所から出発し、偶然稜線で合流した山仲間と別れ、我輩は電車にて出発点に戻る。
(27)
Pics:Izumi & George(6-11,13,15,21,26)
]]>
国境の峻嶺を滑る #2
http://powderbum.exblog.jp/13086685/
2010-04-02T08:41:00+09:00
2010-04-03T15:27:11+09:00
2010-04-02T08:41:41+09:00
sakusaku_fukafuka
2010 雪山三昧・後期
稜線に現れた仲間。
もうじき合流する。
(1)
今日のドロップポイントに立つ。
ノートラックのルンゼにラインを描くと気分も高揚。
(2)
斜面の状況を目で確認。
(3)
(4)
ドロップポイントにて、我輩から緊張のDownhill。
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
(12)
(13)
登り返しができる地点にて後続の仲間を待つ。
George
(14)
(15)
(16)
(17)
Izumi
(18)
(19)
(20)
(21)
別のエリアへ移動するため、急登の登り返し。
(22)
(23)
(24)
(25)
急登を登り終え、稜線を行く。
(26)
(27)(画像が大きいので要スクロール)
(28)
(29)
明日はここを滑ろう・・・・・・・・
(30)
(31)
(32)
(33)
(34)
Pics:Izumi & George(5-13,23,25)
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/