裏のお山で雪とたわむる ( Hiking and riding in the backcountry ):2009 無雪期登山/春から夏へ
2009-06-27T16:58:59+09:00
sakusaku_fukafuka
爺~ジ Snowboader が綴る、滑った、登った、出会った、奏でた、聴いたときの自己満足備忘録
Excite Blog
花を愛でに #4
http://powderbum.exblog.jp/11372820/
2009-06-27T16:58:00+09:00
2009-06-27T16:58:59+09:00
2009-06-27T16:58:35+09:00
sakusaku_fukafuka
2009 無雪期登山/春から夏へ
(画像をクリックで拡大してご覧いただけます)
お目当てのハクサンイチゲとハクサンコザクラを楽しんだら仙ノ倉山をピストンする。
帰りの平標山の登りを除けば楽しい稜線歩きだ。
アズマシャクナゲがかろうじてまだ咲いていた。
どこを滑ってもいいな・・・などと、のどかな斜面を見ると、つい冬のことを考えてしまう。
平標山~仙ノ倉山間はたおやかな斜面が広がっていて、冬のシーズンはビギナーから上級者まで楽しめる。
牧歌的な稜線をのんびりと仙ノ倉山へ向かい、風もまだそれほど強くは無かったので楽しみのランチ。
週末の山頂はけっこう賑わっていたが、生憎谷川岳方面の展望は無い。
ランチを済ませるころ、風もいささか強くなってきて体感温度も下がってきた。
また花を楽しみながら往路を平標山まで戻る。
山頂付近のハクサンイチゲの群落。
視界が良ければ振り返るとエビス大黒ノ頭がこんな感じで見えるはずなのだが、今日は見えない。
往路を戻るが、平標山に向かって牧歌的な稜線が気持ちよい。font>
チングルマ
ミヤマキンバイ
平標山まで戻ると、仙ノ倉山とは比べ物にならないくらい登山者で混雑していた。
思い思いに陣取り、お弁当を広げて楽しそう。
平標山では立ち止まらずにそのまま通過。
下るなら早いほうが良いということで、登ってきた松手山ルートを下ることにした。
山頂から下り始めると、まだ続々と山頂を目指して登ってくる。
突然前方から声をかけられ視線を上げると、知人のご夫妻のバーティが登ってくるところだった。
この山で知人と会うことは珍しくないのだが、やはり場所が場所だけに嬉しいものだ。
手短に近況の報告をし合って一路元橋を目指す。
仙ノ倉山と比べると、こちらはまだ視界も良く、楽しい下山だ。
12時を過ぎたが、下る人、登る人様々だ。
松手山より、平標山を振り返る。
山頂はガスに覆われつつある。
今頃山頂に居る人たちは・・・・・・・
などと考えながら更に下る。
さて、次回はいずこ・・・・・・・
]]>
花を愛でに #3
http://powderbum.exblog.jp/11345422/
2009-06-24T07:47:00+09:00
2009-06-24T16:14:53+09:00
2009-06-24T07:47:16+09:00
sakusaku_fukafuka
2009 無雪期登山/春から夏へ
(画像をクリックで拡大してご覧いただけます)
今回の山行の一番の目的はなんと言っても《ハクサンイチゲ》 と《ハクサンコザクラ》をまた見たいということだ。
ここ、平標山~仙ノ倉山の間では風の強い稜線にその群落がある。
風に吹かれて揺れる白い清楚な花は、上越の山並みを背景に一層引き立つ。
そのハクサンイチゲと共生する薄紫のハクサンコザクラは高嶺に咲く Princess さながら、涼風に可憐な花を揺らしていた。
GPSの軌跡と、高山植物の大まかな分布。
ハクサンイチゲ (白山一花):キンポウゲ科イチリンソウ属
あたり一面に咲くハクサンイチゲ。
ため息が出る美しさだ。
松手山から平標山までの間のお花畑では単独で群落を形成していたハクサンイチゲは、平標山から仙ノ倉山へ下り始めるとハクサンコザクラやチングルマなどと共生しながら群落を作っている。
仙ノ倉山遠望。
ハクサンコザクラ サクラソウ科サクラソウ属
サクラソウ属の花は雪が解けたあとの湿地に大群落を作ることが多く、その可憐な花は見るものを感動させてくれる。
行きかう登山者達の口々から「かわいい~~~」と歓声が上がるのもうなずける。
同じ場所に咲くハクサンイチゲとハクサンコザクラ
]]>
花を愛でに #2
http://powderbum.exblog.jp/11336569/
2009-06-23T08:28:00+09:00
2009-06-23T14:47:44+09:00
2009-06-23T08:28:32+09:00
sakusaku_fukafuka
2009 無雪期登山/春から夏へ
(画像をクリックで拡大してご覧いただけます)
松手山からの気持ちよい稜線を過ぎると最後の急登に差し掛かる。
シャクナゲは開花次期が短いためか、なかなか綺麗に咲いているところにお目にかかれない。
少し次期が過ぎたのかもしれない。
アズマシャクナゲ
松手山コースは急登で有名であるが、視界が開けると景色が良いので、個人的にはいつもここを登る。
辛いながらも、涼風が頬をなでていくので気持ちよい。
息を整えながらの登りも、絨毯を敷き詰めたような熊笹の美しい斜面と山頂がいつも見えるので元気づけられる。
整備された木の階段の傍らには可憐な花たちが咲いている。
ヨツバシオガマ
ハクサンチドリ
急登の途中から松手山を見下ろす。
秋にはここの紅葉が素晴らしい。
もうじき稜線。息を切らせて登った急登も、もう終わり、山頂までは気持ちよい稜線歩き。
草むらの中に、開花の順番を待つカラマツソウの蕾が可愛い。
開花次期を終えようとしているイワカガミがまだ残っていた。
うっかり見過ごしてしまいそうなくらい小さい花が可愛い。コケモモ
ここまで来れば山頂も間近、気持ち良い稜線散歩。
数は少ないがナエバキスミレ
]]>
花を愛でに
http://powderbum.exblog.jp/11323048/
2009-06-21T20:44:00+09:00
2009-06-22T16:26:48+09:00
2009-06-21T20:44:39+09:00
sakusaku_fukafuka
2009 無雪期登山/春から夏へ
梅雨の季節の貴重な晴れ間。
気象情報が当てにならないくらい、目まぐるしく変わる天候の晴れ間を縫うように平標山を訪れた。
四季を通して幾度と無く訪れる平標山だが、この季節の平標山の魅力はなんと言っても高山に咲く花々だろう。
ダケカンバやブナは新緑から夏の濃い緑に変わろうとするころ、高山植物たちが競うように花開く。
今日からしばらくは、平標山を彩る花々を写真の整理をしながらお届けしようと思う。
登山口から樹林帯のきつい登りに一汗かいたころ、一旦視界が開けるとレンゲツツジのお出迎え。
(画像をクリックで拡大してご覧いただけます)
すぐ傍にはピンクのタニウツギも。
視界が開けた明るい牧歌的な丘を過ぎると、また登山道は樹林帯に入る。
薄暗い木陰に、ひっそり人知れず佇むギンリョウソウ
送電線の鉄塔を過ぎ、稜線間近になると花の種類も増えてくる。
白い花が盛りのナナカマド
地を這うように、足元には可憐なアカモノ
視界が開け、松手山も近づくころ、登山道の両脇にはウラジロヨウラクやサラサドウダンが咲き乱れる。
ベニサラサドウダン
ウラジロヨウラク
サラサドウダン
ヤカイ沢を見下ろすと、緑濃くなってきたカンバの森。
新しい緑に覆われたこの斜面も、秋には見事な紅葉に染まる。
松手山より平標山を望む。
松手山を過ぎて振り返ると、苗場山が美しい。
]]>
マチガ沢雪渓を登る
http://powderbum.exblog.jp/11184192/
2009-06-06T05:59:00+09:00
2009-06-06T20:44:08+09:00
2009-06-06T05:58:59+09:00
sakusaku_fukafuka
2009 無雪期登山/春から夏へ
カメラを下方に傾けて撮影しているので、画像からは傾斜をあまり感じないが、斜面にたかっているのがやっとである。
四ノ沢に入ると、山頂トマノ耳直下。
落石がないことを祈るのみ・・・
見上げるも、まだ源頭部は見えてこない。
振り返ればオキノ耳。
山頂トマノ耳もすぐそこだ・・・・が・・・・・なかなか先へ進まない。
下を見るたびに、滑落したらどうなるか・・・などと邪念が脳裏を過ぎる。
あれが源頭部か?・・・・・・・・
早くこの緊張から開放されたくなっているので、更に源頭部が遠く感じる。
やっとこさ、源頭部が見えてきた・・・・・・
少し余裕が出てきて遠くに視線を移すと、新緑に染まり始めた白毛門や尾瀬至仏山や燧ケ岳も見える。
山頂トマノ耳だ・・・稜線も、もうすぐ。
山頂間近とはいっても、下を見ればまだまだ気を抜けない。
後半の登攀に緊張しながら、5時間あまりでようやく山頂に着いた。
群馬県側とは違い、新潟県側の視界はほとんど無い。稜線を挟んだ天候の違いが面白い。
山頂から登ってきたルートを俯瞰。
岩陰で風をよけながらランチをとり、西黒尾根を下る
かろうじて稜線に残っていた雪渓。。
西黒尾根よりオキノ耳
西黒尾根稜線より、登った雪渓を俯瞰
緊張感も過ぎ去り、下山は稜線に咲く花を愛でながら巌剛新道へと降りた。
タムシバ
アズマシャクナゲ
ムラサキヤシオ
]]>
マチガ沢雪渓を登る
http://powderbum.exblog.jp/11168522/
2009-06-04T15:13:00+09:00
2009-06-04T19:12:49+09:00
2009-06-04T15:13:19+09:00
sakusaku_fukafuka
2009 無雪期登山/春から夏へ
二月に滑ったマチガ沢四ノ沢の状態を詳しく知りたいと思い、過日マチガ沢の雪渓をつめた。
斜度がきついので、ある程度雪が緩んでからのんびり出発。
新緑のマチガ沢を駐車場から望む。
登山道脇には高山植物も咲き始め、歩く者の目を楽しませてくれる。
サンカヨウ
シラネアオイ
第一見晴らしより雪渓と新緑のマチガ沢
ガスに覆われ幽玄な雰囲気のシンセン
残雪のマチガ沢。
沢登の技術のない小生には、こうして雪渓が残っているうちじゃないとマチガ沢を登ることは不可能。
これから二月に自分が滑った斜面を遡る。
期待と不安にドキドキだ。
雪解けのころにしか現れないだろ滝があちこちに出現する。
徐々に斜度を増してくる・・・
左が三ノ沢、右が四ノ沢。
三ノ沢はすでに雪渓が切れているので登れない。
予定通り四ノ沢をつめる。
雪崩れが削り取った跡だろうか・・・
人の背丈くらいはある溝が縦に真っ直ぐ抉られている。
幸い天候は回復傾向のようだ。
時折山頂付近を見ることができるようになってきた。
だいぶ登ってきたが、徐々に斜度を増す・・・
先はまだまだだ・・・・・・・
登攀中最もイヤな場所はここだった・・・
解けて落ちるのも時間の問題ということが一目瞭然。
振動を与えないように、慎重にこのスノーブリッジを渡った。
更に斜度を増してくる・・・
上を見ると、ここは山頂(トマノ耳)直下だ。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/