人気ブログランキング | 話題のタグを見る

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)

シルバーウィーク久々の縦走登山。

休日の天候が思わしくなく、今年ほど山に登れずにいた年は無かったかも・・・
心配された天候も三日間とも安定していて、これほど良い天気があろうか、というくらいの快晴に恵まれた山行となった。

もう一つの心配は登山基地となる扇沢の無料駐車場の確保。
今回の山行のメンバーの時間調整の結果、シルバーウィークの後半に縦走することになったので、前半時間的余裕ができた。

大町から県道45号線を走り、「くろよんロイヤルホテル」のところに差し掛かるとまさかの渋滞。
なかなか動かない状況に扇沢へ向かうのを諦め、Uターンして県道を戻る観光客の車も見られる。
(スマートホン)
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_811578.jpg













吾輩は駐車場を確保するために早くきたので、戻る訳にはいかない。
前日午後の乗り込みで何とか車二台分のスーペースを確保。

夕方にはすでに満杯になった駐車場。
昼間は観光客、午後5時を過ぎると登山者の車がひっきりなしに無料駐車場へ入ってくる。
空きが全く無いのを見ると有料駐車場へ向かうも、そこも満杯なのか、大町方面へ戻っていく車もあるようだった。

深夜到着する仲間を待つ間仮眠。
0時前に仲間到着。
3時起床、4時出発を確認して就寝。

夜空は満天の星、早くも夜空に蒼く輝く冬の大三角形に迎えられて扇沢を出発。
まずは登山届提出。
(画像をクリックで拡大します)

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8264063.jpg















歩き始めて凡そ1時間。
東の空がグラデーションに染まり始める。

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8274293.jpg














前方を見上げると針の木峠を早出し、針ノ木岳山頂へ向かうと思われるヘッドランプの灯りが見えた。

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_838516.jpg















出発して一時間半。
空も白んできて稜線が見えるようになってきた。
(針ノ木岳はガスがかぶっている)

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_840994.jpg














太陽が登ったのだろうか、東の空は一段と明るくなってきた。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8405226.jpg














明日はこの稜線を爺ケ岳へ向かって歩く。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8413331.jpg















蓮華岳。
今年の春滑りに来たのが思い出される。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8422021.jpg














凡そ二時間弱、大沢小屋着。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8432999.jpg















左岸の樹林帯が続く。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8522070.jpg
















針ノ木岳大雪渓が目前に迫ってきた。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_853764.jpg















こんなところに「イワショウブ」
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8533791.jpg
















すがすがしい朝です

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8551911.jpg
















テガタチドリ
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8555456.jpg
















一旦右岸へ渡る

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8562751.jpg
















雪渓を行く。

今回、全員アイゼンは持ってこなかった。
雪の上を歩くのは慣れているので、冬山をやらない登山者と比べたらその点は有利かも・・・

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8585892.jpg















山がだいぶ紅葉してきた。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_8594044.jpg















振り返ると、二日後に登る予定の爺ケ岳が望める。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_924297.jpg



針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_931110.jpg
















ここで右岸から左岸へ戻り、急登が始まる。
ここが「ノド」かな・・・・・・

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_942350.jpg














深く抉られた雪渓

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_95199.jpg



針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_95312.jpg














さーて、ここから急登。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_97488.jpg
















ウサギギクが癒してくれます

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_981278.jpg















大きく口を開けた雪渓

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_99038.jpg
















雪渓もほぼ終了。
ガレた登山道を行く

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_910861.jpg















黄葉した蓮華岳の斜面
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9112371.jpg















ミヤマリンドウ?
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9115321.jpg















最後の水場。
ここで、今日の炊事用と明日の行動用の水を汲む。
急登に差し掛かったときに、一気にザックの重量が増す。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9142981.jpg














最後の水場を過ぎ、ガレ場に差し掛かる手前で上から声をかけてきたのが、何と「従兄弟」である。
まさか、こんなところで従兄弟に出会うとは・・・・・・・
以前従兄弟とは偶然双六のテン場でバッタリ会ったことがあったが、それ以来・・・
でも二度も山で偶然出会うとは思わなかった。




明日歩く稜線。

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9151030.jpg














黄葉したスバリ岳?の斜面

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_916295.jpg














針ノ木峠が見えてきた。
最後の急登。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9164619.jpg













10:08分、針ノ木峠到着。
今日はここでテン泊。

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_919289.jpg















針ノ木峠より登ってきたルートを俯瞰。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9195115.jpg


針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9201816.jpg















蓮華岳と針ノ木岳小屋

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_92141.jpg















幕営準備完了。
我々のテント。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9221732.jpg














これは針ノ木岳小屋の外トイレの中からの景色。

用を足すためにしゃがむと目の高さがこの額縁の高さになり、七倉岳方面の絶景を眺めながら用を足すことが出来る。
なかなかしゃれてるよなぁ(笑)
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9241476.jpg














ここまで標高を上げるとかなり紅葉が染まってきた。

自分たちのテントを俯瞰しながら、空身で蓮華岳をピストンする。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9255332.jpg













チシマギキョウかと思ったらイワギキョウ
チシマギキョウと比べると個体数が少ないのか、あまり見かけないので嬉しい。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_1048123.jpg














蓮華岳への急登からテン場を俯瞰。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9291635.jpg














山頂への稜線。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_930135.jpg














秋の稜線の主役はこのウラシマツツジかもしれない。
その紅い葉の絨毯は見事だ。
針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_938671.jpg
















せっかく登った蓮華岳だが、ガスに覆われて何も見えず・・・・・・・・
よって写真は無し・・・

下山してテントへ戻り、夕食をとり明日のロングツアーのために早めの就寝。
山行一日目が終わった。

針ノ木岳~爺ケ岳縦走(第1日目)_b0062024_9394410.jpg

# by sakusaku_fukafuka | 2015-09-27 09:40 | 2015 無雪季登山 | Comments(0)

Doris Day

秋の長雨といえば何となく情緒があっていいものだという感もあるのだが、「秋の長雨」なんぞというのは通り越して梅雨に逆戻りしたのではなかろうか、と、いつまでも続く長雨を恨めしくさえ思う今日このごろ・・・・・

さっぱり山にも登れずストレス溜まりっぱなし。
ま、秋雨の夜長は音楽にでも耳を傾けよう。


音楽を聴くスタイルも様変わりしたように思う。
かつてはステレオに随分とお金をつぎ込んだこともあったし、初代のWalkmanが流行ってからは音楽は外へ持ちだして聴くスタイルに変わってきたけど、まだあの頃はステレオ装置も幅を利かせていたような気がする。
昨今パソコンやインターネットが普及してからは、スマートホン、タブレット、ipodなどで(Walkmanも健在だが)音楽を持ち出すのが主流になってきたようにも思う。
実際、自分も家にはステレオは無いし・・・・・・・・・


で、こんな夜はYouTubeで昔懐かしい歌声なんぞを探すのが楽しい。
先日SONYのワイヤレス・スピーカー SRS-X33 を購入した。
サイズを越えた重低音ていうのがウリだけど、ま、この大きさなので実際の重低音にはちょっと無理があるかな感はあるけど、でも手軽にけっこういい音が聴けるのでおすすめ。

ipodtouch も持ってるけど、前に使っていたスマホが今は16GBのSDカードを入れて音楽プレイヤーになっているのでYouTubeで落とした音楽をBluetoothで飛ばして夕食を作ったりしながら聴いている。

いま繰り返し繰り返し聴いているのは昔懐かしいDoris Day が歌っている《I'm in the Mood for Love 》である。
Doris Day_b0062024_226451.jpg


Doris Day_b0062024_227348.jpg


1922年生まれだから、もう93歳?
それこそ色んな歌手が歌っている曲で、Julie London のものもいいが、俺的には何と言ってもDoris Day のものだろう。

この Doris Day の歌うI'm in the Mood for Love に耳を傾け、独りごちるのである。


# by sakusaku_fukafuka | 2015-09-07 22:12 | ♯s&♭s | Comments(2)

一日カメラマン

毎年の恒例。
自分が所属している楽団と親交のある他の楽団から頼まれてステージ写真を撮りに行ってきた。
このところ数年吾輩が撮影を担当しているが、本番のステージは撮り直しが効かないので毎回緊張する。

一日カメラマン_b0062024_22251870.jpg



一日カメラマン_b0062024_22254565.jpg

# by sakusaku_fukafuka | 2015-08-24 22:25 | ♯s&♭s | Comments(0)

打ち上げ花火大会

小さな町の花火大会。
長岡や片貝の花火大会とは比べるべくもないが、飽きないあたりで終了するのがいいところかな(笑)

家からも大迫力で見ることが出来るから毎年観てるけど、ただ観ているだけではつまらないので、「誰が撮ってもきれいな」花火を今年も撮ってみた。

(画像をクリックすると拡大します)

打ち上げ花火大会_b0062024_22443084.jpg
打ち上げ花火大会_b0062024_22443817.jpg

打ち上げ花火大会_b0062024_22444827.jpg

打ち上げ花火大会_b0062024_22482831.jpg

打ち上げ花火大会_b0062024_2245997.jpg

# by sakusaku_fukafuka | 2015-08-17 22:45 | ほか・生活風景 | Comments(0)

夕涼み

蒸し暑かった日の夜。
田舎なもんで裸で外を歩いても問題ない。
風呂から上がって外に出たら積乱雲の中の雷製造工場がフル稼働していた。

あの雲の下は大雨なんだろうか・・・・・

夕涼み_b0062024_23161819.jpg

# by sakusaku_fukafuka | 2015-07-31 23:16 | ほか・生活風景 | Comments(2)